スタジアムにバスで行くときに感じた当惑の周辺をウロウロと…2012年シーズンのJリーグを振り返る・スタジアム道中記

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■結局バスに乗りました[ベレーザvs伊賀(10月06日)]

ワタクシ、学生時代には京王線沿線の多摩地域に住んでおりましたので、その辺りの土地勘については、まあまあ自信があります。ということもあって、この試合、ベレーザvs伊賀くノ一については、「懐かしいところに見に行く」といったイメージで記憶しておりました。

観戦を予定したのは数ヶ月前でしたから、いつしか、頭の中では、「昔馴染みのスタジアム」ということで、「多摩市陸上競技場」と変換されていたようです。気がつけば前日の時点で、「公式案内では多摩センターからバスってことになっているが、若葉台から歩けるはず。というか確か小田急に‘はるひ野’という駅ができたはずだから、そっちからのが近いかな」とか普通に考えてしまうに至り、「マピオン」とかの画面を眺めておったのですよ。

で、なんとなく、多摩市陸上競技場のHPに飛んで、「イベント予定」なぞをチェックしたところ、なでしこリーグの予定なんか入っていない。「おかしいな」と、なでしこリーグのHPを調べてみると、なんと「稲城市中央公園陸上競技場」と書いてあるではないですか。ってなわけで、「危ない、危ない。ふむふむ、若葉台駅から一つ手前の稲城駅からバス、その気になれば歩けそう」とか確認しつつ寝落ち。

翌日は、「味スタに行くときには気を付けて乗らなければならない」でお馴染みの、「橋本行き」(ただし急行から各停へと結局は調布で乗り換え)に乗り込みます。んが、・・・気が付けば、若葉台駅にいた。。。

……こういうことが、まま、あるのですよ、ワタクシ。。。

………まあ、稲城駅若葉台駅行きのバスに乗るはずだったから、若葉台駅稲城駅行きに乗れば済む話で、大きな問題はなかったんですけどね。

大分駅前バス乗り場[大分vs草津(03月04日)]

2012年の3月。ワタクシ、九州におりました。所要があって熊本だか佐賀だか福岡だか分からない一帯に行ったのですが、土曜いっぱいでタスクから開放されて自由行動が可能になるらしい。そこで、九州入りしてから、泊まっていた某ビジネスホテルのPCをカタカタ調べたら、日曜日のトリニータの試合を観戦しても、ギリギリ、予約してある福岡発羽田行き最終便に間に合う模様。

なので行きましたよ、はるばる、経費節減のため高速バスに揺られて大分に。そんなこんなで、「こちとら散々努力して大分駅前までたどり着いたっちゅうねん!」って話なのですが、大分駅の側はワタクシに対して、そっけなく。当たり前です、駅なる無機質な空間に、ワタクシという一個人(=その辺のおっさん)をおもてなしする責務などあるわけはないのですから。

ともあれ、バスでの大分駅前に到着しました。ただ、どうしても旅人は、見知らぬ土地(厳密には、一度行ったことがあり、駅にロッテリアがあることは知っていた)だと、さしあたり駅改札近辺に吸い寄せられます。そして情報を整理するわけですよ。要は、駅改札前に行けば、スタジアムまで行くシャトルバス乗り場も分かるだろう、と。

そしたら、一切合切ご案内くださらない。何一つヒントがない。「駅は駅、バスはバス、JRにトリニータをサポートする責務は御座いません」みたいな感じ。まあ、そりゃそうなんでしょうけど、平塚駅武蔵小杉駅みたいなに、「駅改札に〈シャトルバスは○番乗り場(地図付き)〉」みたいな立て看板が当然あるだろうと思い込んでいる電車社会の住民としては、そういうのがないと立ち往生するわけですよ。

この辺りの感覚は、なかなか車社会の皆様には伝わりづらいのかもしれませんが、トリニータとJRが冷戦的な状況でないとするなら、申し訳ないですが、トリニータの社長さんには、「パネル的なの置かせてください(はあと)」とJRに頭を下げて貰えないですかね?

■バスの謎[横河武蔵野FCvs藤枝MYFC(10月27日)]

昔、東京駅から御茶ノ水方面に向かってバスに乗ったことがあります。厳密には御茶ノ水のちょい向こうまで行ったわけですが、そこで度肝を抜かれました。

東京駅を定刻に出発して、隣のバス停まで、特に渋滞もなく、一般的な信号待ちだけで通過できたのですが、その時点で予定通過時刻から5分くらい遅れていたのですね。都バスの携帯用HPか何かをチェックしながらでしたので、間違いありません。

断言しましょう。あの路線のバスが定刻通り隣のバス停を通過することは絶対にありません。というか、いったい、どういう時間の計り方をしているんだ?と。おそらく、実測に基づいているのではなく、[道のり÷速度]的な計算式で出しているに違いないだろうと。

んで、同じような経験を、この日もしました。三鷹駅から路線バスに乗り武蔵野陸上競技場を目指します。そうしたところ、当時のワタクシが自慢にしていたガラパゴスパカパカを駆使して調べた公式予定時間より5分も遅れて到着したのですよ。「たかが5分」とバカにするなかれ。予定所要時間6分のところ、11分かかったわけですから。

地元の方はご存知と思いますが、三鷹駅から陸上競技場(市役所すぐ隣)に向かうおうと思えば、例の、Y字路を通過せねばならぬわけです。もうね、そこを脱出するまでが、さっぱり進まない。おそらく、たまたまこの日だけノロノロだったというようなことではなく、構造的に渋滞が発生するんだろうと想像されます。だったら、建て前上の机上の空論でヘンな期待を抱かせないでくれ、と。いまどき通過予定時間なんて、いくらでもチェックできるんだから、却ってイライラするだけだ、と。

ま、キックオフぎりぎりの時間にバスに飛び込むワタクシが悪いのですが、スタンドに着いた頃には、試合が開始して10分くらいが経過しており、その頃には既にスコアが動いて1vs1になっていたとさ。