□2試合目ダービー
今年半期のJFLカップ、YSCCの試合を見るのは早くも2試合目です。この前、ムサリクで横河との試合を観戦したところです。横浜本牧を拠点にするクラブですから1シーズンで複数試合見るというのも、そこまで珍しくない。一方で、ここ20年くらいのワタクシのルーティンとして珍しいのは、グルージャの試合を1シーズンで2試合見るということ。しかも2節続けてですからね。この前、平日の西が丘で見たところです。
そんなわけで、ワタクシの個人的な偶発性として“(今シーズン観戦が)2試合目ダービー”なわけですが、それにしても保土ヶ谷に来るのは久々やねえ。1回だけ来たことがあるはず。女子サッカーのシーガルズ戦じゃなかったかな。確か、相手はオルガ鴨川で、当時売り出し中だった中嶋淑乃がいたんだよな。一目で目を奪われた。プレーにというより、ビジュアルに。そんな保土ヶ谷決戦です。
□ミヒャエルvs(‘jjj’)/
さて、“じぇじぇじぇ”のリズムで乗り込んできた?グルージャ。……いまの大学生とかは“じぇじぇじぇ”って知ってるんですかね?俺たちの、いや、オレの能年玲奈、この度あらためて能年玲奈になった能年玲奈。彼女による往年の流行語が“じぇじぇじぇ”。ちなみにワタクシのスマホの変換ソフトでは「じぇじぇじぇ」と入力すると「(‘jjj’)/」と変換されます。さすがはATOK、ジャストシステムなだけのことはある。そんなグルージャは前の試合、PKでクリアソンに劇勝して2位です。
迎え撃つYSCCは不調。ここ5試合の成績は1勝0分4敗でビリです。しかも目下3連敗のオマケ付き。もうね、「頑張れ三枝(監督)!」としか言いようがない。公式HPで調べたらレバークーゼンで研修したキャリアがあるらしいぞ。レバークーゼンといえばミヒャエル・バラック。そういえばバラック、現在は何をしているのかと調べてみたら、解説とかそういう仕事をしているらしい。せっかくならYSCCの監督をすればよいのに。
□互いの構図
というわけでピッチに目を移します。まずはグルージャですが、オーソドックスな442です。2トップが10番と11番ってのはポイントが高い。それから西が丘のクリアソン戦で印象に残った7番の新玉も元気に先発。なんせエレガント、遠目にはプリンス。若い頃の沙木を遠目から見てるよう。……この試合では、さほどプリンスぶりは発揮できずに人混みに埋没してましたが。
一方のYSCCは3421とも352とも見える布陣。たぶん352なんですが両ISHが縦になったりするので3421にも見えてしまう。しかも、たぶん2トップの一角に入っていた平野の背番号が5番だから、余計に頭の中がバグる。バグると言えば3バック右に入っていた鈴木の背番号は7番。しかも、だからといってめっちゃ攻撃参加しまくる感じでもない。バグって仕方ない。
□試合展開
前半はスコアレスだったのですが、後半がジェットコースター過ぎるのよ。先手を取ったのはグルージャ。カウンターのチャンスに相手GKが飛び出す。飛び出しながら処理できない。まんまと10番の町田が流し込みました。しかしYSCCもすぐにやり返す。何度か攻略に成功していた左サイドを突破。ポケットを取ると、その折り返しに28番の嵯峨が飛び込んで同点に追いつきます。YSCCはポジショナルなんで縦にとても速い。
ところが好事魔多し、YSCCは4番の武田が2枚目のイエローで退場してしまいます。それでもYSCCは慌てない。慌ててかもしれませんが、すぐに体勢を作り直す。左WBに入っていた比嘉が右SBにスライドして432あるいは441で構えます。それにしても比嘉、WBなら左でSBなら右って、シントトロイデンの畑大雅かよ。ジャパネットさんのBSで見てたら、そんなこと言ってたぞ。
ともあれYSCCは後ろの枚数こそ変更したものの、やり方は変えない。441でもポジショナルは続ける。ただでさえ危なっかしい最終ラインでのボール回しも続行。いつグルージャのストーミングの餌食になるのやらと見ていたら、ポジショナルをやり切った。引き付けたのか、モタついた結果として引き付いたのか、そもそも1人少ないのでグルージャが勝手に総攻撃モードになっていただけなのか、ともあれ最終ラインがクサビを入れて、そこからの一発裏抜けから18番の落合が勝ち越しゴールを決めてみせました。
逆にグルージャは数的優位を受けて選手交代によって3バックにしたものの、その途端に勝ち越されて4バックに戻すというチグハグ。特にSBとSHという関係性で右サイドを蹂躙していた77番と84番のコンビが右CBと右SBという関係性になってしまった影響は大きい。なんか、勝手にガタガタでグダグダになっていったんですよね、1人多いのに。結局、後半ロスタイムにさらに失点を喫し、終了間際にそれまで荒いだけのプレーを繰り返していた66番が意地のゴールで追いすがったものの、そこでタイムアップ。数的優位になったのをきっかけにグルージャが崩れるという、摩訶不思議な一戦でございましたとさ。