荒天時における観戦の周辺をウロウロと…2012年シーズンのJリーグを振り返る・スタジアム道中記

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■意外なところで鹿島に感謝する[川崎vs磐田(05月03日)]

ワタクシ、基本的に特定のクラブを贔屓にしているってわけではない、いわば無所属サポーターですので、どちらかというと満遍なく多くのクラブを観戦するようにしています。勿論、地理的な都合上、南関東のクラブを見ることが多いわけですけど、原則として南関東のクラブ同士の試合を見ることは殆どありません。

なので、特定のクラブに対して意図的に厳しくしたり、ゆるくしたりってことはしていないつもりなのですが、それでも、どういうわけかアントラーズに関する記事については、何年か前、妙に鹿島サポからお叱りを受けがちでした。繰り返すまでもなく、別に鹿島に対して特別なアンチテーゼを込めているわけでは決してないのですが、結果として、そういう法則がなくもない。

まあ、だからといってアントラーズなり鹿島サポなりへの印象が悪くなるなんてことも特段なく、むしろシンパシーを感じる要素もなくはない。と言いますのも、ワタクシが何か必要になると、まず買いに走るのが、我らが庶民派ホームセンター「ビバホーム」なのですね。そう「ビバホーム」といえば、かつての「トステム」、いまや「リクシル」の系列企業。で、「リクシル」というのは鹿島アントラーズのユニフォーム胸スポンサー様。そういう意味では、ワタクシ、日々、何かにつけて「鹿島アントラーズ」を意識せざるをえないわけです。

そんな、ワタクシと鹿島の紐帯ともいえる「ビバホーム」に、この試合に出掛ける前に立ち寄りました。何を買いに行ったかと申しますと、それはすなわち「レインコート」。いやですね、この試合は川崎のホームゲームだったわけですが、ワタクシ、等々力で観戦するときは、メインスタンド、つまり屋根がくっついていない方のスタンドの指定席(2700円)に陣取るので、雨の日には絶対的にレインコートが必要なのですね。で、それまで使っていた愛用レインコートが老朽化に堪えず、新調した次第。てなわけで、ワタクシが雨でもJリーグ観戦できるのも、ひとえに鹿島のおかげと言っても過言ではなくないのです!

思わず鹿島に感謝せざるをえない川崎vs磐田の一戦なのでした。

■例によって雨[伊賀FCくノ一vsジェフレディース皇后杯(12月22日)]

それにしても、ですよ。我ながら凄いな、と。何が凄いって、また雨ですよ。もうね、「ワタクシがサッカーに行く日はいつも雨」を通り越して、「ワタクシがサッカーに行く日にしか雨は降らない」くらいになっているんではないかと。

この日も、師走も末で、例年以上に寒さが厳しくなってるってのに雨。とりあえず、あれこれ濡れないように、大宮駅のコインロッカーに荷物を置き、レインウェアに着替えた完全武装でNACK5スタジアムを目指します。

ちなみに、大宮駅にはSuica式とコイン式の2種類のロッカーがあって、コイン式(300円)には空きもあったのですが、Suica式は300円のは満室で、400円のしか利用可能状態になっていない。そして、ワタクシの小銭入れには500円玉のみ。

・・・。二十代の頃なら迷わずキオスクなりで両替してコイン式を選ぶところですが、ついつい「まあ、いっか」と100円高いにもかかわらず、スイカ式の400円ロッカーを用いてしまった。

・・・。うん、金遣いが荒くなってしまった。このシーンを両親とかが見たならば、「あらあら、お偉くなったものだね!」とネチっこく皮肉を垂れること請け合い。西日本の人間というのは、東京のシティーボーイ&シティーガールと違って、コストパフォーマンスには異様に厳しいのですよ。「同じ荷物を預けるのに、100円も余計に払うなんて、アホちゃう?」ってなもんでしょう。

まあ、ただ、両替がてら要りもしないジュースを買ったら実質420円ないし450円になるわけですし、かつてキオスクのおばちゃんに両替を頼んだら、思いっきり嫌な顔をされたというトラウマがあったりもしまして、ついつい‘自称ブルジョワ’的‘大人買い’に足を踏み入れてしまいましたとさ。

■雨にはともかく、風には負けた[FC東京vs広島(03月31日)]

いやですね、のっけから愚痴です。グチ山グチ男ばりのグチです。グチ田グチ子も真っ青なグチです。あのですね、この日は大嵐でした。雨は単発で雨足が強まりましたが、それほど激しくなく。むしろ、大変だったのは、風です。そりゃ強風でしたよ。

どれくらい強風だったかと言うと、京浜東北線が止まってしまうくらいの強風でした。さらに言えば埼京線も止まってしまうくらいですね。なんなら武蔵野線も止まっていたでしょうが、さすがに府中本町→分倍河原飛田給なんてルートは想定に入っておらず。

とにもかくにも、新宿に着くのが大変だったわけですよ、多くの人にとっては。幸いワタクシに限れば、ちょうど20分遅れで到着した電車が、そのまま20分遅れをキープして走行したので、ほぼ通常の所要時間で済みましたけど。

ただ、安心したのも束の間、今度は京王線ですよ。ただでさえJRから京王線に乗り換える通路は、嫌がらせのように隘路かつ挟路かつ細道でストレスフルだと言うのにって話ですよ。京王線も笹塚あたりは高架ですし、強風で遅れが出るのは理解できますよ。とはいえ、ただでさえ、てんやわんやなのに、それに加えて交換機故障で遅延って何だよ。

もちろん、強風の影響で交換機にトラブルが発生したのかもしれませんし、それなら仕方ないのですが、仮に強風とは無関係の故障だとしたら、このやり場のない怒りをどのように処理すれば良いんだ、と。しかも京王線、強風の収まった帰りの時間、人身事故で遅延発生というオチまで付けてくれました。ここまできたら、もはや意図的な嫌がらせとしか思えないのはワタクシだけでしょうか?