鈴木雄也が格好よすぎた〜東京武蔵野ユナイテッドFCvsHONDA FC(6/25)の周辺をウロウロと…☆現地観戦記☆

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本蓮沼

西が丘へ行くときは普段なら赤羽からバスるのですが、この日は駒込に用事があったので三田線に乗って本蓮沼から歩くことにしました。毎回必ず間違えて、無限ループで「へぇ、そうだったのか⁈」ってなるのですが、「ほんはすぬま」でなくて「もとはすぬま」なんですね。「本厚木」とか「本千葉」とか「本川越」とか、あるいは「本駒込」とか、駅名の場合、「ほん○○」って方が多数派のような気がするんですけど、こちらは「もとはすぬま」。「もと○○」って、他に「本八幡」くらいしか思い浮かばないような。

本八幡の場合、まだ「もと+3文字」だから許せるんでけど、「もと+4文字」って、語呂が今ひとつじゃありません?「もとやわた」だから良いのであって、もし八幡が「やわた」ではなく「はちまん」だとしたら、「もとはちまん」ではなく「ほんはちまん」って読みたくなるのはワタクシだけでしょうか??逆に「ほんやわた」なら、そっちはそっちでなんとなく許せてしまう、、、、なんのこっちゃ⁇

 

□明暗分かれ中

今シーズン初観戦の武蔵野ですが、現在まさかの首位なんですね。何かと自己中心的というか、「夢と理想を追いかける自分たち無罪」的な思想で突っ走っている東京ユナイテッドFCが、「成績で昇格できないなら、M&Aで昇格しよう」とお買い上げしたクラブですが、首位ですね〜。100年構想クラブからは外れたままっぽいとはいえ。

乗り込んできたHONDAですが、つい最近までは「JFLの門番」と言われてきた企業クラブの雄も今シーズンはここまで7位。よりアマチュア集団として純化させて、同時に井幡さんが退任。その影響が大きいのかな?井幡さん、籍を移したマルヤスを早速躍進させてます。それまでは4年連続で二桁順位だったのを、現在JFLで2位ですからね。勝手なイメージですけど、ザスパとか松本とか今治とか、布啓一郎を招聘したことのあるJクラブからお呼びがかかりそう。

 

□Jリーグチームとは違ういろいろ

さて、オンザピッチ。武蔵野は、、、背番号のフォントが大きい、そうかJFLはJリーグではないから、統一規格のユニバーサルデザインではないのか。青に白、ただでさえ膨張する上に、太い線、35℃の日差しでチカチカしたよ。ちなみに武蔵野のシステムはユニバーサルな442でした。

対するHONDAですけど、ここ数年はNHKが放映する天皇杯で見るのがメインだったので、むしろJリーグチーム以上に「テレビの中の存在」。ついつい、「あの八戸選手だ!」「あの鈴木雄也選手だ!」みたいなテンションになってしまったよ。ちなみに、キーパー楠本がデカい声で指示しまくっていたのですが、もはや声が枯れていて、なんだかチーママみたいだったぞ。

 

□HONDAが先制

さて、試合は、まずは武蔵野が攻めこむ。けっこう即時奪還とかセカンド争いに勝利とかできている中、HONDAは一撃必殺のカウンターを仕掛けると、それで得たセットプレーからあっさり先制点を決める。こういうところは、さすがHONDAですね。DNAのなせるワザ。ただ、これまでのDNAとは違う点もあって、システムが442じゃなかったかもしれません、いや、442だったかな。鈴木雄也が右のWGかSH、17番が左のSHかISH。ボランチの2枚も横並びでなく段差を作っていたので、4123にも見えたんですよね。相手陣内では鈴木が上がって17番が絞る4123で押し込み、自陣では鈴木と17が両サイドで構えて442のセットを作る、みたいなイメージですかね。

なお、前半の飲水タイムでは、ボールパーソン、たぶん小学生なんで、男の子なのか女の子なのか判断しづらかったんですけど、ともあれボールパーソンからボトルが渡されて、副審も水分を補給。Jリーグでもそういう感じなんですかね。とにもかくにも微笑ましい一コマでございました。

 

□HONDAの完勝

後半開始とともにHONDAはボランチの23に替えてアタッカーの19番を投入、ハッキリとした442とします。追いかける武蔵野は後半の早めの時間帯にDFを2枚替え。守備対応が悪いゆえに攻めこまれていると判断したのか、攻撃の起点という部分に不満があったのか。ともあれ、試合は膠着して、灼熱のデーゲームらしく両チームとも踏ん張りが利かなくなる。ファールも増える。ってなかで武蔵野の6番がHONDA途中出場の19番を削って交代に追い込んでしまいました。そこでリーダーシップを発揮したのが鈴木雄也。削ったことを責めるのではなく、ケガをさせてしまったなら、ケガをさせてしまったなりに適切に振る舞うよう「6番!(謝りに)来いよ‼」と呼び付ける。痺れましたねぇ。これぞ、スポーツマンシップ。格好よかったです。そんなHONDAに勝利の女神は微笑んで、終盤に2得点を追加。気候条件が余りにも過酷でしたので、お世辞にもサッカー的にハイクオリティな試合とはなりませんでしたが、HONDAが清々しい勝利を収めました。