「渋谷は避けよ!」「岡野町とジュビロバブル」「東海地方のソウルフード」2014シーズンを振り返る・スタジアム道中記

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■渋谷は避けよ![ベレーザvs岡山湯郷Belle(4月26日)]

我々が上京してきた頃、世の中には「渋谷系」と称される音楽が一世を風靡しておりました。渋谷といえばシャレオツタウンなのです。ちなみに、ワタクシ、いわゆる“コギャル”世代ど真ん中。コギャルはやがてヤマンバへとガラパゴス進化を遂げ、そして、ヘンテコな方向への進化を極めると、生物の真理として、絶滅してしまうのですね。それでも、たぶん、いまだ渋谷はシャレオツタウン。

 

 

ワタクシの自宅(当時)から、この日試合が開催された駒沢に行こうと思うと、JRで渋谷まで行って、そこで紫色の地下鉄に乗るのが理論上の最短ルート。なんですけど、その乗り換えパターンだけは避けたいというのが、ワタクシの切なる願い。ここ数年、ヒカリエのオープンなど、渋谷駅の再開発が急激に進んでいて、それはそれでけっこうなことなのですが、問題は、再開発進行の副作用として、渋谷駅の構造が恐ろしいほど複雑化しているということ。

もうね、ほとんど嫌がらせなのですよ。JRとか京王線は、2階とか3階とかに相当する部分にホームがあるのですが、東急やら地下鉄のホームは地下5Fくらい。直線で行っても、10分くらい平気でかかりそうな距離。なのに、その上、一発で移動できるエスカレーターとかなく、いろんなところをローリングローリング迂回迂回しないと辿り着けない。ってなわけで、永田町から地下鉄に乗り換えて駒沢を目指したのでした。

 

 

 

■岡野町とジュビロバブル[横浜FCvs磐田(7月26日)]

え〜、ワタクシ、最近になっておもむろにブルジョワ化を遂げています。どれくらいブルジョワ化しているかというと、この日の試合は18:00に三ツ沢でキックオフだったのですが、その前に軽く食べていこうと立ち寄ったオシャレなカフェで2000円も使ってしまうくらいブルジョワ化しておるのです。ちなみに、「ポークジンジャー(1200円)」「ライス(200円)」「水出しアイスコーヒー(600円)」で2000円。コーヒー600円もさることながら、ライスが200円って・・・。

 

 

ちなみに、このオシャレカフェ(beanDaisy)、岡野町のバス停から5分くらいの場所にある。三ツ沢に行くときは、いつも岡野町からバスに乗るので、勝手が良かったのですな。岡野町からだと、すいていて座れるバスを選べますからね。近年の横浜FC戦ならば、数分待てば座れそうなバスが来る。それが、この日は、そうはいかなかった。来るバス、来るバス、みんな立ち客がいた。結局、座れそうなバスが来るまで、15分くらい待つことに。

 

 

「なんで、こんなに混んでんだ?」って話ですが、一つには土曜日の5時過ぎですからね。そういう要素が考えられます。それから、この試合がワールドカップの余韻も覚めやらぬタイミングだったことの影響も大きい。加えて対戦相手がジュビロだったという要素もあろうかと思われるのですが、ただ、現役日本代表(ほぼ)レギュラーだった遠藤・今野を擁した2013年のガンバに比べて、2014年の磐田って、そこまでの顔ぶれだっただろうかと、少し疑問に感じたりもする(そんなジュビロのアウェイバブルも2015シーズンにはすっかり沈静化しましたね)。

 

 

 

■東海地方のソウルフード[名古屋vs鹿島(8月9日)]

ゆえあって名古屋界隈に出張しましたので、せっかくだからグランパス戦を観ていくことに。ってなわけで東海文化圏を満喫しておきました。まず、名古屋駅に着くと、新幹線口を背中に右方向へと進む。吉野家の対面にあるのがスガキヤですな。なんだかんだで、それなりに有名だとは思いますが、スガキヤのラーメンといえば東海地方出身者にとってのソウルフード新潟県民にとっての「ミカヅキのイタリアン」的存在です。

名古屋駅からは高速バスに乗って豊田市へ。駅から10分くらい歩くと、イオンモールでない、昔ながらのジャスコみたいなイオンがあります。ジャスコ、これまた東海地方出身者の琴線に響きフレーズです。京王線で例えるなら特急停車駅ごとにジャスコがあるようなイメージ。子どもの頃、親に「ジャスコ、行こかー」と言われると、俄然、お出かけ感が湧き出てきて、ウキウキウキウキしたものです。ちなみに、スガキヤのラーメンはジャスコのフードコートで食べるものだった。

最後はコメダ。これもイオン同様、東京にもありますけどね。寄りたくなりますよね。なんというか、甘さといい、何かとくっついてくるソフトクリームの量といい、ホント、過剰感が甚だしい。こういうところが、いかにも名古屋の文化。東海地方の文化というよりも、名古屋の文化。名古屋の嫁入り的な価値観でございます。豪華絢爛というか、盛りだくさんというか、そういうのが好きなのですね、名古屋の人って。てなわけで、B級スタイルで名古屋・東海文化を満喫したのでございました。