駅前風景の周辺をウロウロと…2013年シーズンのJリーグを振り返る・スタジアム道中記

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■悲しき飛田給東京Vvs鳥取(4月14日)]

調布って「映画の町」なんですよね。たしか京王多摩川のあたりに日活だったかの撮影所があったとか。日活といえば‘ロマンなにがし’しか思い出せない不貞なワタクシですが、ともあれ、そういう町。

 

 

ってなわけで飛田給の駅構内では、「日活100周年手型モニュメント」なんてものが展示されていました。さすがのワタクシも世代的に銀幕のスターには思い入れがありませんので、ほぼ素通りしましたが、その往年の銀幕のスターもビックリなくらい哀愁に溢れていたのが飛田給駅の駅員さん。

 

 

だって、業務上しかたないとはいえ、「帰りは大変に混雑しますので、いまのうちに帰りの切符をご購入ください」と連呼しているわけですよ。・・・申し訳ない、ヴェルディ戦の帰りは、それほど混雑しない。。。

 

 

そういうことは客数を読み違えると甚大な被害を出してしまう職種の方々の方が圧倒的に敏感。「日活」と「敏感」の組み合わせで遊んでいるわけではありません。ちょいと遊んでますけれども。

 

 

ともあれ飛田給駅からセブンイレブンの方向へと階段を降りてくと焼き鳥屋さんみたいなのがありますよね。で、FC東京戦ではその焼き鳥屋さんが弁当を販売していると思いますが、ヴェルディ戦では完全閉店なのですよ。むむむ、哀愁溢れる飛田給、明日は我が身、くわばらくわばら。

 

 

 

■東京駅八重洲地下街[千葉vs松本(5月19日)]

 

この日は(この日も?)、午前中から別件がありまして都内を徘徊していたわけですが、たまには、新しくなった東京駅でランチとかをしたあとでフクアリに向かおうという気分になりました。どうせ東京駅までは地下鉄で、そこからJRに乗り換えるのだから。

 

 

いろいろ調べてみたところ、少しだけ駅から離れますが、「トナリ」という店の「つけタンメン」に興味深々となってしまい、さっそくレッツらゴー。ところが、ですよ、何の因果か、その店が入居しているデッカいデッカいオフィスビルが定期点検か何かで全館停電、すなわち全館臨時休業なわけですよ。日頃の行いの悪さを神様は見逃してくれないらしい。

 

 

仕方ないので、東京駅界隈のレストラン街チックなところで、最も観光客密度が低いであろう八重洲地下街を目指します。で、初めて発見したのですが、八重洲地下街を、食事処が集まった南の端っこまで歩いていくと、実は京葉線の謎の改札が近くにあるんですね。成城石井だったかそれ系のスーパーが京葉線ホーム手前の構内にあると思いますが、その辺に出入りできる改札があったらしい。まだまだ東京には知らないことばかりです。

 

 

ちなみに、八重洲地下街南端にある鉄板焼き屋さんみたいな店でトンテキ定食的なものを頂きましたが、800円で済みました。東京駅に直結した一帯の御飯屋さんは、観光客の足下を凝視して、大して美味しくもないものを千円くらいで出すってのもザラですし、丸の内側のビルの上層階のレストラン街だと、下手したら2500円くらい取られますからね。財布に優しい八重洲地下街でございました。

 

 

 

柏駅前のコメ兵[柏vs新潟(9月28日)]

 

いやあ、何がビックリしたかって、柏駅前にコメ兵があったことですよ。柏駅前って、実はもの凄く大型商業施設が充実しているじゃないですか。出口を通って、左側にはそごうがあって、正面にはビックカメラ。駅ビルに直結する形で高島屋まであったりする。で、あげくのはてにら向かって右側に丸井まであったりする。

 

 

その丸井の方向ですよ。そっち方向の、とても良いところ、連絡ブリッジと同じ階層にあったのですよ、コメ兵。東海地方出身者には説明を全く必要としない、超偉大企業、それがコメ兵なのです。なにせ、「要らんモノは、コメ兵に売ろう!」のコメ兵ですから。

 

 

お近くに、東海地方(厳密には、名古屋のテレビ局の放送圏)出身者がいらっしゃいましたら、ぜひ、「要らんモノは?」ってフってみてください。間違いないなく、間髪おかずに、「コメ兵に売ろう!」と答えるに違いないのですね。以前、某ミノリカワ容疑者のパパが司会のテレビ局で、東海地方の人々は「青柳ういろう」のコマーシャルをわかりあえる共同体だ、みたいなことをやってましたが、青柳ういろうなんかより、絶対にコメ兵の方がわかりあえるはず。

 

 

かつては「要らんモノは、コメ兵に売ろう!」と同じくらい、「名古屋清水口美宝堂〜!」も偉大な共感媒体として君臨していましたが、いまや、それも昔。世代的に落合ジュニアとシンクロして仕方なかったお孫さんたちにまでバトンが伝えられることなく、整理されてしまいました。いまや、東海地方出身者が一致団結できるツールはコメ兵しかありません。それくらいコメ兵は偉大であって、柏のアウェイ戦に駆けつけたグランパスサポーターは、間違いなく、柏駅前で感慨に耽ったことでしょう。