春秋制の周辺をウロウロと…(完結)具体的に考えてみた

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はい、北朝鮮戦には全く触れませんよ。えぇ、えぇ。

と、まぁ、前回まででアレコレ述べて、春秋制に賛成だって話をしてきたわけですが、とはいえ、いまのカレンダーでは選手が可愛そうな気もするわけですよ。で、なんで、こんな代表選手は何年間も全く休めないようなスケジュールになってんだ?ってことになるわけです。

今のままでは選手に負担がかかることなんて、お偉方も、よく知っているはずなんですよ。ワタクシ如きが感じることを、より当事者に近いところにいる人々、しかも協会なんて魑魅魍魎の世界を生き抜いてきた優秀な皆々様が感じないわけはない。

にも関わらず、何故にこんなことになるのかってなると、多分それは、「スポンサー絡み」ってヤツでしょう。そうなると、背に腹は代えられないわけなんで、もう、現実的には今の形以外に実現困難ってことになるんだと想像されます。

なので、本エントリーでは、そういう一般サポーターには伺い知れない「大人の事情」については、完全に無視して、選手の負担が軽くなりそうなカレンダーをシミュレーションしていこうと思います。

まず、今のカレンダーの何がいけないって、比較的気候に恵まれる時期より、コンディション調整の難しい夏場の方が試合が多いってところだと思うんです。

前のエントリーで述べたように、夏休みのナイトマッチは必要不可欠という立場を取るワタクシですが、だからといって夏場に連戦する必要もないでしょう。

それから、もう一つ。2010年シーズンを振り返ると、ワールドカップ期間に中断がありましたね。2011年についても7月は空けられていたのですが、みなさまご存じの事情で、それどころじゃなくなりました。ともあれ、こうやって7月前後に夏休みを挟むのは、WCのないシーズンにおいても、なかなか合理的だなぁなんて思います。

簡単に言うと、ヨーロッパの移籍市場が活発に動く期間は、Jリーグも中断しておいた方が良いんじゃないかと思うのです。

チームの主力が欧州クラブに引き抜かれても、Jリーグが中断期間であれば、その対応策、善後策が立てられて、「主力の流失」→「一気に弱体化」って図式を、フロントの努力次第で避けられるようになるのではないか、と。

で、その上で、ナビスコとJリーグの比較で言えば、やはりJリーグに、試合内容面でのプライオリティを置くべきだろうと考えます。つまり、気候が良くて、試合内容的なレベルが高くなる春と秋を中心にJリーグは行うべきじゃないかと。

具体的には、Jリーグは3月1週6月2週と9月2週12月1週に行う。2シーズン制復活には反対ですが、開催期間が前半戦と後半戦に割れる分には問題ないでしょう。

そうすると、前半戦は14週で18試合、後半戦は12週で16試合をこなすって感じになります。前後半戦ともに1週1試合+4試合ですね。

で、34月はACLとかで何かと忙しいでしょうし、客の入りが何より大事なわけですから、Jリーガーの皆様方には今まで通り地獄のGWを過ごして頂きましょう。GW期間に+2試合、2週間で4試合を頑張ってもらうしかなさそうです。そして、6月の最初の2週間も2週間で4試合。ミッドウィーク2連チャン。

選手は披露困憊、世間はは梅雨入りの宣言ってタイミングで、上述のとおり中断期間に突入する。後半戦については、9月12月の4ヶ月でミッドウィークが4試合必要になるわけなので、ごく単純に、毎月1回ずつ2試合やんなきゃいけない週があるって感じでしょうか。

一方、ワタクシ肝いりの「夏休みのナイトマッチ」については、「お祭り」であれば良い、極端に言えば、プレーレベルが下がっても、楽しげな雰囲気があれば、それで良いだろうと考えますので、ナビスコを「お祭り」として、夏休みにやっちゃえ、なんて考えます。

夏休み期間は、最近はイロイロあるみたいですが、概ね7月20日8月31日までの6週間ですね。

そうすると、そんなに沢山の試合はできません。グループリーグの細かく分けて試合数を減らしましょう。3チームずつの6組にして、それぞれの1位とワイルドカードの2チームが決勝トーナメント進出。そうすればホーム&アウェイの総当たりで4試合。7月3週8月2週に1試合ずつ行えばよいですね。それで、8月3週に準々決勝、8月4週に準決勝となって、決勝は勿論8月31日です。

で、9月1週はオフにしましょう。夏休みでもないのに、酷暑のなかでサッカーをやる意味なんて、1ミクロンもありませんからね。

Jリーグのカップ戦」=「夏の風物詩」として定着すれば、季節感のある行事として盛り上がるんじゃないかなぁなんて。なんと言ってもワタクシ、夏休み最強論者ですから。

やっぱりですねぇ、夏休みって「非日常」であって「イベント」なのですよ。通年やってるバイトと、海の家とかでやる期間限定のバイトって、たぶんノリ的なものが違うと思うんです。

ワタクシは学生時代に夏バイトとかやるアグレッシブさがなかったので、よく解りませんけど、想像するに、8月最後の日に仲の良いバイト仲間とテトラポットとかに座って、海に石を投げつつ、「もう夏も終わっちゃうね」とかなんとか言っちゃったりしちゃったりすると思うんですよ、広末と竹野内と反町みたいに。ナビスコが、そういう雰囲気を醸し出すイベントにならないかなぁとか夢想しちゃたり、なんとかしちゃたりするわけです。

一方で、リーグ戦は、イベントのような浮ついていない質実剛健たる日常でなければならない。夏休みではなく1学期と2学期であり、海の家バイトではなく、コンビニバイトであるのです。

そういう、リーグとカップ戦のキャラの違いが際立てばいいななんて思いながら、脳内シミュレーションを貪ってみました。

くどいようですが、現実的には実現できるわけないことなんて百も承知ですよ。ただ、たまには、こういうお遊びも悪くないかなみたいな、そんなエントリーでした。

WCのアジア予選初戦当日に、こういうエントリーをするところが、いかにも弊ブログらしいと、自画自賛しております。ちなみ北朝鮮戦については、別館4thDayMarketCentreにて、簡単に触れております。「日記的に毎日書くぞ」と言う意気込みが、早くも第一週目から挫折しておりますが、これはこれで弊別館ブログらしいということで。