南米選手権となでしこの周辺をウロウロと…

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最近は別館4thDayMarketCentreにて、短文(今のところサッカーネタ)を日記的に更新しております。宜しければ御覧下さいませ。

さてテレビ観戦記シリーズでございます。

南米選手権・準決勝:パラグアイvsベネズエラ

この試合で真っ先に目を奪われたのはベネズエラのユニフォーム。上下ともエンジ色なんですが、どこかで見覚えが。そうですね、エンジといえば早稲田ですね。ワタクシの実家は基本的に私立NGだったので、憧れの高田馬場なわけですが、これは早稲田がベネズエラを真似たのか、ベネズエラが早稲田を真似たのか。文明の利器Wikipediaで調べたところ、早稲田の創立は1882年、ベネズエラの独立は1811年。早稲田がベネズエラを真似たという結果になりました。ちなみに白赤ユニフォームのパラグアイ(1811年独立)は、くいだおれ太郎(1948生誕)に似ていますよね。

この試合、戦前からパラグアイの有利が伝えられていました。まぁ、そりゃそうですよね。直近のワールドカップでベスト8に勝ち進んだ国と、かつて一度も本大会に出場したことのないチームですからね。普通にやればパラグアイが勝つ。それくらいの実力差の中、格上のはずのパラグアイときたら例によって例の如く守備的に戦うわけですよ。しかも、延長戦の途中で退場者が出たりして。

ベネズエラ的には「00のPKならパラグアイ」という強迫観念もあったでしょうし、1人少ない相手が守備的に戦っている以上、攻撃的にいかざるをえない。だから攻めますよね。ただ、あくまで構図は「守備的な強者vs攻撃的な弱者」なわけで、別に攻めているからと言ってベネズエラが有利なわけでは決してない。

というよりも、攻撃的に振れたベネズエラが、どのようなアタッキングを仕掛けたかというと、簡単に言うとPAに人が増えただけってな形になっていました。引いてる分、パラグアイの守備の人数は足りていますし、おそらく根本的なスキルの差があるのでしょう。バイタルエリアを制すわけでも、コンビネーションでサイドを崩すわけでもなく、アタッカー陣は単にPA内で、来ないボールを呆然と待ち続けているだけって状態になっていました。

一方のパラグアイ。決勝のウルグアイ戦でもそうだったのですが、3ボランチの悪い部分が攻撃の場面では出ていました。4312とか433とか4321とか、、バリオスが入ったり入らなかったり、とにかく最前線については出場選手の個性の組み合わせによって流動的でしたが、ともあれ中盤はアンカーを置いた3人というのが基本戦術でした。2列目の守備ついてはラインを整えてブロックに嵌めるというより、1対1の肉弾戦で凌ぐってことなんでしょう。

そうすると、3ボランチの攻略の常道としてアンカーの脇が突かれます。そこをケアしようとすると両隣の中盤の選手がアンカーと同じ高さまで退かなければならない。中盤の3人は団子状態。必然的に前線の3人との距離が非常に間延びする。前線が孤立するから、なかなかSBも押し上げられない、そんな悪循環にはまっていました。

ただ、パラグアイはこれで良いのですね。彼らの戦い方は「00のPKで上等!」ってところで一貫していますから。相手にリードさえされなければ。また、90分に12度、バルデスバリオスサンタクルスの誰かが爆発してくれれば。ベネズエラ戦は「00のPKで上等!」で勝ち上がりましたし、グループリーグのブラジル戦ではバルデスサンタクルスが爆発しました。

ただ、先制された上、攻撃のタレントをピッチに欠いた決勝戦では、文字通り何もできませんでしたが。それは或る意味不可避の副作用ってやつでしょう。

東日本大震災復興支援チャリティーマッチ:なでしこジャパン(女子日本代表) vs なでしこリーグ選抜

ただいま脚光を浴びまくりのなでしこですが、彼女たちを支えてきたのはプレナスさんです。そうです、Hotto Mottoやらやよい軒を運営されている企業さんですね。

ワタクシ、あんまり個人的にはホカ弁的なものを利用しませんので、専らやよい軒さんの顧客であります。やよい軒といえばチキン南蛮定食が看板メニューかと思いますが、ワタクシのイチ押しは、とりカツ定食です。とりカツ定食をこよなく愛しているといって過言じゃありません。

唐揚げなら何処でも食べられるんですが、とりカツやチキン南蛮は、そうそう出会えません。この辺りは、さすが九州の企業さんだけあって、鶏肉に対する情熱が尋常じゃないですね。

さて、試合内容。なでしこリーグ選抜のラインナップには、「柳田」とか「宮本」とかの名前が。女子サッカーには普段なかなか縁遠いのですが、これくらいのビッグネームとなると、何度か耳にした記憶があります。なんてことを、ぼんやり考えながら画面を見ていたら、7番の中野選手が大写しになりました。

背番号が7番ですし、少しだけ出っ歯、後ろ姿は華奢な感じ。そういえば「山本絵美」って選手いたよね?彼女は今、どこでなにをやってるんだ?田崎が廃部になってどうとかこうとかって聞いた記憶はあるが・・・(wikiる)うぉっ!アメリカでサッカーを続けているか、、、凄え

この日のなでしこの前線は、丸山・川澄の2トップにボックス2列目が宮間と大野、ボランチが澤と阪口でしたね。各人のプレースタイルで表現し、フォーメーション表に落とすと以下の通り。

    「裏に抜けるFW」 「豊富な運動量でフォアザチーム、引いたり抜たりする」

    (丸山)    (川澄)

「冷静沈着に正確なパス」                 「万能型でPA内でのアタッキングも出色」

   (宮間)                               (大野)

    「もともとアタッカーな大黒柱」  「クラブでは攻撃的、代表では守備的」

         (澤) (阪口)

同様に、守備陣についてはWC時のベストメンバーを以下に記します。もはやプレースタイルとは無関係ですが。

「SH出身のビジュアル担当」 「叱咤激励するDFリーダー」 「期待の若手」 「色白でアダルトな美形」

    (鮫島)            (岩清水) (熊谷) (近賀)

これを男子代表に当てはめると

岡崎 田中順

遠藤 大久保

本田 長谷部

内田 闘莉王 吉田 田中隼磨

って感じでしょうか。内田を右に回して左に長友を入れれば、割とそれっぽくなりますね。キーパーについては川島で良いでしょう。女子界における海堀選手の髪の長さの感じと、男子界における川島選手の髪の長さの感じが、「平均より短め」という点で一致していますし。