老将が老将に完勝する〜柏レイソルvsヴィッセル神戸(6/18)の周辺をウロウロと…☆現地観戦記☆

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□ソロキャンプには向かなさそう

この日は成田線沿線の某公園を散歩しておりました。別に某公園と勿体ぶる必要はないんですけど、「何をしに行ったの?」と問われたとき、「なんとなく」としか答えようがないので、とりあえず勿体ぶってみました。で、そこの公園はキャンプしても良いところらしく、多くのキャンパーが思い思いに楽しんでいたのですが、いやあ、ほんとにいるんですねぇ、ソロキャンパー。

マンガ?アニメ?の影響でソロキャンプが流行っているとは聞いていましたし、コロナ状態になってからのBSはやたらとそういう番組が多いので薄々は知識として知っていたのですが、まさかホントに流行っているとは。ってなことなんで、そこの公園には簡易トイレが設置されていた。逆に言うとトイレしようと思うと、その簡易トイレを使うしかない。……いや、無理ですって。JRの駅のトイレより汚いトイレは使えないから、海外旅行だって、人生で1回しか行ったことがないワタクシ、たぶん、ソロキャンパーには絶対になれないような気がします。そんなことを再確認させられる散策でございました。

 

ネルシーニョダービー

いやあ、好調ですねえ、レイソルネルシーニョさん、もはや完全に過去の人になって晩節を汚しながら契約満了を迎えるのかと思ってたいたら、なんのなんの。ちなみにネルシーニョさん、神戸の監督もしていたので、この試合はネルシーニョダービーですね。他にも神戸から柏へ移籍した選手で言えば、キム・スンギュ、三原、ドウグラスあたりのダービーということになるでしょうか。

アウェイの神戸はロティーナ新体制となりました。ロティーナも、なんか、柏の監督とかやってたりしても違和感ない印象。個人的にはロティーナのチルドレンともいえる井上潮音を応援したいところですけど、ヴィッセル神戸という世界線の中で才能を埋没させてしまいそう。なんにせよ、スポーツの世界もビジネスの世界と同じスピード感を求める三木谷さんとロティーナの相性が良いとは考えづらいので、過度の期待は禁物といったところでしょうか。

 

□似てる?

なんか、似てませんでした?この両チーム。システムは532同士でしたかね??レイソルは完全な532、神戸はイニエスタと郷家が非対称な2シャドーの3421に見えなくもなかったですけど、532かな〜。そう考えた場合、ストライカーの相方が神戸はイニエスタで、柏は小屋松。どちらも中盤の選手。

それから3バックの中央が大崎と上嶋。どちらもリベロというよりストッパータイプですよね。大崎についてはストッパーというよりスイーパーな位置取りでしたけど。さらに両チームの左CBが小林と古賀。似てる。プレースタイルもさることながら、サポーターから背負ったいるであろう期待の種類がとても似ている。全体として似たもの同士のマッチアップだったと言えるでしょう。

 

□神戸が先制して、柏が逆転

神戸はロティーナがポジショナルを仕込んでいる最中ということなのか、最初から5レーンになるよう3バックでしたね。大崎アンカー説もありましたけど。で、そんな神戸が先制する。マイボとしてキープするのも大変な鬼パスを押し付けられたイニエスタが変態なワンタッチアウトサイドスルーパスを出して、それを受けた橋本が独走して決めきりました。

しかし柏も引き下がらない。中盤でボールを奪うと、左に大きな展開。それをさらに右へと大きな展開。そうなりゃ中央でフリーの選手ができる。ってところで椎橋が生涯で1〜2回あるかないかのスーパーミドルをどっかんと突き刺しました。さらに攻める柏はPKを獲得すると、サヴィオが決めて勝ち越します。たぶんファールの場所がエリア内だったかどうかでVAR+オンフィールドレビューがあったのですが、そもそもあれはファールだったのか?戸嶋?が自分で突っ込んでいっただけのように、遠いサイドのMR席からは見えたのですが。

 

□巻き返そうとしたら、引き離された

ティーナは後半開始とともに、さ、沙木を投入し、イニエスタをトップ下に置く4231で仕切り直します。勝利への強い気持ちも対してサポーターも加勢。サヴィオが痛んだのか、痛んだふりだかをしているときに大きなヤジを飛ばしまくりまくるというカタチでの加勢です。もちろん大型ビジョンには「声を出しての応援はお控えください」と流れます。Jリーグの歴史を振り返ると、こういうマナー違反をやりそうなのは柏サポーターだったのですが時代は変わりゆくもののようですね。

なんてノスタルジーに浸っているうちに柏は武藤を投入し、武藤雄樹vs武藤嘉紀対決が実現します。そして武藤嘉紀のゴールがVARで幻になったのに対し、武藤雄樹コーナーキックからのチャンスをものにして、レイソルが決定的な3点目をゲット。こうなるとネルシーニョは熟練の手捌き。実質4ボランチの3421(541)を構成させると、がぜん、中盤が安定する。そのまま悠々と勝利を収めました。