ジェフへの期待感と柏の貫禄〜ちばぎんカップ(2/9)の周辺をウロウロと…☆現地観戦記☆

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前日のゼロックススーパーカップに続いて、日曜日はちばぎんカップです。「ちばぎんカップ」「エッセルスーパーカップ」「翔んだカップ(ル)」が世界三大カップなんでしたっけ?

ともあれ千葉には少し期待感があります。なんせ、新監督がユンジヨンファン。スパルタで有名な新指揮官が沼にはまり続けているジェフを引きずり上げられるか。代名詞ともいえる朝練の成果が発揮されれば、ジャンプアップも夢ではない。ちなみに山登り朝練、千葉の場合は鋸山にでも登ったんですかね⁇

対する柏は円熟のネルシーニョ2年目。ネルシーニョネルシーニョでスパルタなイメージがありますね。昔々はラモス瑠偉と対立して、ラモスはさっさと京都に逃げていった、みたいなこともありました。そんなネルシーニョ、神戸では少しミソが付いてしまったものの、柏での成績については、まさに「信頼と実績」。なお、「ミソが付いてしまった」といえば、菊池大介。今シーズンは福岡へレンタルだそうですが、湘南の若大将も、浦和や柏では上手くいかなかったですね〜。フィジカル的な問題を抱えているとか、スランプとかでなければ、じきに復活するでしょうけど。

 

 

さて、千葉のスタメンとフォーメーションを眺めていると、オーソドックスな442なのですが、ハンパない適材適所感。クレーベと船山のツートップとか、アンドリューと田口のWボランチ、左右のSBが安田と米倉あんどーそーおん。面白かったのは左SHにレフティの堀米が入って、右SHが右利きの田坂だったことでしょうか。順足の美学といいますか、「SHは折り返しを入れる人」という役割分担が明確です。

対する柏は、4231かなと眺めていたのですが、自由に動き回る江坂の位置次第ってところもあって、彼が高い位置にいれば442っぽくなる。低い位置にボールをもらいにいくことも多かったですし、ヒシャルジソンと三原が縦関係っぽかったので、433に見える時間帯が一番長かったように思えなくもない。ただ、そうはいってもクリスティアーノと瀬川の立ち位置も非対称なんで、まあ、よくわかりません。

 

 

この日はメインスタンドで見ていたこともあって、特に後半の最初の方はジェフ左サイドの躍動に目を奪われました。なかなか殻を破れない印象もある堀米が、何度となく単独突破で推進力を見せつけると、それをフォローするのは安田理大。ユンさんのもとでどこまで絞ってくるかが注目されましたが、絞りきったって感じではなかったですかね。キレも“キレッキレ”ってほどでもなく。まあ、「もともと、あれくらいの感じだよ」と言われると、あれくらいの感じなのかも。

一方の柏で注目されたのは中盤。三原が良いですね〜。攻守において、とにかく必要なところに顔を出す感じ。カウンターの危険を察知すれば、そこを潰し、最終ラインがビルドアップに苦労していたら、パスコースを作ってあげる。ネルシーニョが寵愛する理由が伝わりました。それからヒシャルジソン。何が凄いって、体幹の強さ。熊谷アンドリューを引きずり回した上に吹っ飛ばしてましたからね、すんごかったです。

 

 

試合展開は「オルンガがおるんが!」と言わんばかりの挨拶代わり弾でレイソルが先制すると、続けざまにクリスティアーノが角度のないところから追加点をねじ込んでリードが広がります。このあたりは貫禄の差ですかね。もちろん、まだまだジェフのリトリート戦術が構築中っていところもあるんでしょうけど、それ以上に、「オルンガとクリスティアーノの個人技にやられちゃったら、もはやそれは致し方ない!」って感じかもしれませんね。「あんなん、ズルいやん!」ていう話。

ハーフタイムにはジェフ側から羽生直剛レイソル側から岡山一成がピッチゲストとして登場。「期待のベンチメンバーは?」と聞かれてしどろもどろになった岡山さんが発した、「2ー0というのは、サッカーにおいて最もスリリングな点差なんで、後半に期待です!」という言葉に胸をときめかして迎えた後半でしたが、スコアが動くようなことはなく、柏がJ1としての沽券を示しました。

 

 

試合が終わってからは京葉線越中島、歩いて門前仲町。まだ明るい時間だったので、その途中にある「カフェ・デザールピコ」でコーヒーを飲む。どちらかと言えば豆の販売に力を入れている雰囲気の店だけあって、味はとても美味しかったですね。くそ寒い中、暖を求めて入った店でアイスコーヒーを頼むという暴挙に出たのですが、一片の悔いなし。

https://cafe-pico.com/

そこから飲んで帰ろうとしたところ、さすがは下町。多くの飲み屋は日曜日休業。お腹もすいていたので、ラーメン屋でちょい飲みすることに。訪れた店は「支那そば晴弘」。とりあえず生中。そりゃ旨い。つまみはさしあたり餃子を頼む。これも旨い。〆にチャーシュー麺。うん、…うん、うんうん、いわゆる中華そば。不味くはない。もちろん。普通に旨い。というか、普通の中華そば。団塊の世代が昭和を懐かしんですする、あのラーメンのお味ですな。

https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13008015/