日本三大紺野〜FC東京vsサンフレッチェ広島(12/12)の周辺をウロウロと…☆現地観戦記☆

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□2チーム編成と2シャドー

今週は味スタです。佳境を迎えたJ1。FC東京はACL帰りですね。これ、もし勝ち上がってたらどうしたんですかね?2チーム編成が必要なことは事前に叫ばれていましたが、ACLに20人の選手を連れて行っているわけで、2チーム編成しようにも頭数は大丈夫だったんですかね?年初の契約の段階ではU23もあるはずだったわけだから、学徒総動員で対処するってことだったんですかね。

対する広島は、FC東京サポーター的にも「可愛さ余って憎さ百倍」かどうかはわかりませんが、城福監督が来年も引き続き指揮を執ることになりました。広島のGMさんは「何がなんでも監督は2年で交代させないと、謎の呪いにかけられる」という思想の御仁ではない模様。個人的には森島・浅野の2シャドー、いや、もさやWエースと言って過言じゃない(?)に注目です。尤も浅野弟はお兄さんと違って四中工出身じゃないみたいですけどね。

 

□思い思われムービングしムービングされ。

一応、いろんな特例もあって帰国組も出場できるらしいFC東京でしたが、特例で疲労が取れるわけでもないので、ピッチに送り出されたのは、「ここは西が丘ですか?それとも夢の島?」みたいな面々。今シーズンになって急成長した選手たちですので、実力的に劣るというわけではないとは思いますが、結果として前半は城福広島に“ムービングされまくりフットボール”でしたかね。

広島がムービングできた原動力は、なんといってもエンジンのWボランチ。一時代を築いた稲垣・青山のコンビは解体され、すっかり川辺が中心選手として定着しました。この二人、どちらかといえばベクトル的にはプレースタイルが近いと思いますが、その分、阿吽の呼吸で役割分担できてる感じですね。それからもう一つ、知らないうちにすっかり茶島が右WBとして存在感を示すようになっている。相手ペナルティ角に出すスルーパス気味のワンタッチで浅野とかを走らせるプレーが特に良い。

 

□トラップミス疑惑からの一刺し

そんなわけで、前半は広島にチャンスが多かった。ただ、FC東京は普段から、「まずは受けてからカウンター」ってスタイルですので、そこまで慌てない。慌てないですが、その割には危なっかしくシュートは打たれまくる。「すっかり波多野が安定したなぁ(狙い澄ましすぎて当たらないキックを除く)」ってシーンが前半は多かったです。

後半も当初は広島ペースだったのですか、紺野の投入とともに、FC東京のカウンターはさらに鋭さを増し、紺野とアダイウトンのコンピプレーから始まったカウンターのチャンスで中村帆高が決勝点をもぎ取りました。それにしても中村帆高、最初のあれはトラップミスではなかったのか?広島はベンチに飛び道具がいなかったのが痛かった。野津田がいればミドルとかに期待が持てたのですが…。

 

□注目点

この試合のターニングポイントとなったのは紺野和也の投入。ルーキーイヤーの今年はケガとかでベンチに入れない期間も長く、その影響か、いまだに「法政大学の紺野君」のイメージが抜けないのですが、公式の宣材写真だとCreepy NutsのDJ松永に似ているような。ちなみにR指定については、YS横浜の安彦孝真が似ている気がする。

そんな紺野、とにかくキレッキレ。アジリティ豊かにちょこまかちょこまかボールに絡むと、そこから狭いところをすり抜けるドリブルが発動する。いったんスピードに乗っても、ボールを持ったまま止まれたり、方向転換できたりするのが凄い。キレキレだからこそでしょう。時間とともに広島の右サイドからのクロスが控えめになっていったのも、この選手が守備で食らいついたからではなかろうか。これまで、ワタクシ的“日本3大紺野”といえば、“美沙子”“あさ美”“ぶるま”だったのですが、この試合のパフォーマンスで一躍そこに“和也”が割って入ってきました。

 

□人生の勝ち組とは

試合後は、とりあえず調布まで移動。食事には少し早かったので「ベルベットコネクション」という、「スーパーソニックジェットボーイ」的なロースターなカフェに。1階が焙煎所で2階がイートインスペースなのですが、コーヒーが旨いのは当たり前として、居心地もなかなか快適。時節柄、流行病対策として窓全開だったので、少し寒かったのは玉に瑕ですが、リピートを決意させるクオリティではありました。

そしてそこから、駅を越えて「れんげ食堂 Toshu 調布ヶ丘店」へ行く。駅前に同じ店があっても調布ヶ丘店に行く。…まあ、「東秀」なんですけどね。日高屋より安いこれ系チェーン店としては「ぎょうざの満州」と双璧をなしているわけで、大人買い的に飲みまくる。「(おつまみ)3点セット」「餃子」「ニラ玉」「モツ野菜炒めハーフ」「半ラーメン」「生ビール」「ホッピーセット」で2000円ちょいなんだから、サイゼリヤに匹敵するくらいに、自分は人生の勝者なのではないかと勘違いする。特にニラ玉(167円+税)の満足度が高かったです。