若者が目立った試合の後にオッサンはモツ焼きを食べるのだ〜東京Vvs山口(11/22)の周辺をウロウロと…☆現地観戦記☆

                                  にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

□レノファ、あやうくコロナ禍!

いやあ、不謹慎だったら申し訳ないですけど、まさかコロナ騒動に巻き込まれかけるとは。レノファの選手に陽性が発生したんだとか。大事にならなかったのは不幸中の幸い。該当選手の早期回復を願いましょう。

それにしても昨今のコロナ騒動で思うのは、日本人の伝統的気質って強固で変わらないんだなぁということ。ほら、平安時代の日本人って、流行病(=疫病)を怨霊の仕業とかってことにして、お祓いをして「ケガレ」を清めることで克服しようとしたって言うじゃないですか。今回の新型コロナに対しても、なんだか「ケガレ」観念で感染者を捉えてません? 実際の医学的な部分での予防対策以上の過剰さで、新型コロナウイルス&感染者を忌避している印象があります。「体調面で危険だから遠ざけたい」というよりも、「ケガレたくないから近づかないでくれ」って雰囲気を強く感じる。そして、「感染者はケガレた存在だから、もはやモノノケ、人間社会の一員じゃないから差別的な対応も許される」と思っているんじゃないかと、ときどき心配になります。

 

□17歳、(たぶん)独身‼

ヴェルディの試合を見るのは少し久々。前に見たのは8月8日らしい。しばらく見ないうちに井上潮音と井出遙也の「IIコンビ」の役割分担が整理されましたかね。ポジションチェンジとかもスムーズになったような。2人に限らず全体的にヴェルディの選手は動きが洗練されたような。ただ、「洗練される」が「平凡化する」とイコールになっている雰囲気もなきにしもあらず。

対する山口には知らない選手がちらりほらり。え〜と、28番のCBが真鍋で、26番の右SBが川井、と。ああ、サンフレッチェの川井か。それから、29番のボランチは田中陸。レイソルからの出向ですね。それからそれから、えっ⁈ CFの38番河野孝汰は17歳‼ そんなん、完全に独身ですやん。そうか〜、17歳独身を抜擢かぁ〜〜。

 

ヴェルディの完勝

試合は前半のうちに理想的な形でヴェルディが先制点を奪う。高い位置でボールを奪い、ショートカウンターからスルーパスを相手CB間の真ん中を通す。それに抜け出したCF(端戸)がワンタッチで流し込んだのだから、これを肴に生大(ただし金麦@鳥貴族)が飲めますね。このシーンも含めて前半はポジショニングで上回ったヴェルディがレノファに攻撃の形を作らせず、優位に試合を進めました。

後半に入っても、レノファはなかなか攻撃の形が作れません。ならば、個で打開!っつうわけで古巣相手に燃えていたと想定される高井が強引なドリブル。小池を誘い込むかたちでPKを獲得すると自ら決めました。しかし、全体として押していたのはヴェルディ。引き下がるわけがない。右サイドからのアーリークロス気味のサイドチェンジに森田が必死に足を伸ばす。それが折り返しになったところに端戸が合わせて決勝ゴールをもぎ取りました。試合はそのままヴェルディが逃げ切って、勝ち点3を積み上げました。

 

ヴェルディ理想的の中盤逆三角形とは

この試合で感動したのは、噂に違わぬ藤田譲瑠チマの成長っぷり。シーズン当初のイメージは無理をしない堅実なポジショニングによる守備と、シンプルで安全第一なワンタッチショートパスでのつなぎって感じだったのですが、ロングパスが多くなりましたねぇ。なんなら山本理仁より奇麗にロングパスを出す。というか、山本理仁、彼は自分の間合いを作るのに少しモタつくんですね。タッチが1つ2つ余計になって、正確なキックを発揮するせっかくのタイミングを失ってしまう。なんてことはさておき、譲瑠が成長しているのですよ。ということは、ですよ、ヴェルディにとって理想の中盤逆三角形ってのはですよ、まず譲瑠をアンカーに置く。そして左右のISHに藤田とチマを配置する形なんじゃないかと思うのですよ。永井監督にも、是非ご一考を求めたい。

 

□コーヒーとモツ焼き

試合後はいつもの調布ではなく、千歳烏山なんぞで途中下車してみた。まだ16時台だったので、まずはコーヒーを飲もうと「珈琲亭」という喫茶店に。文字通りの「学生街の喫茶店」。レトロでトイレも和式だったりするのに、お客さんは女性が多い。そこが池袋とか赤羽とかとの違い。さすがは千歳烏山京王線きってのお洒落タウンだけあります、なんせ世田谷区だし。

その後はビアバー的なところに行く予定にしていたのですが、珈琲亭の目の前に「やき処 い志井 烏山店」があったので、そっちに行くことにした。味スタといえば調布、調布といえば「い志ゐ」、千歳烏山であってもサッカー帰りは「い志ゐ」なのです。最近は池袋の酒場放浪にはまっているのですが、「い志ゐ」さんはレベルが一つ違う。もちろん仕入れの段階で全く違うのでしょうが、ここは味付けが旨いのですよね。特に刺し身系とか食べるとそれがわかる。すっかり堪能してしまいました。