長谷川唯の存在がもたらす影響についてアレやコレや複雑な気持ちになってみる【U17女子決勝】の周辺をウロウロと…★テレビ観戦記★

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■スペイン女子U17 0 vs 2 日本女子U17[U17女子WC決勝 04月05日]

前半の5分とかに、日本が電光石火の先制点。松原(2番)が左足でループ気味のミドルシュート。それがゴールバーに跳ね返されますが、そこに西田(11番)が詰めてあげた決めたゴール。この‘ループ気味のミドルシュート’が、いかにも女子サッカーって感じのスピードと放物線でした。

というわけで、序盤から日本優位で試合が進みます。両者の差を分けたのは、中盤、あるいは、より高い位置でのチェックの強度でしょうか。日本のハイプレスがスペインのパスサッカーを無力化しました。ただ、ならば逆にロングボールを蹴ればよいわけで、前半の最後の方は、そういうスペインの大きなサッカーに手こずってましたね。

後半になると、スペイン守備陣の足が止まってしまって、日本の流れるようなショートカウンターが面白いように発動する。ただ、スペインのキーパーが当たってましたね。1対1を何回、防がれたでしょうか? それでも大勢は変化せず。

最後は日本がダメ押しの2点目を突き刺して勝負あり。ゴール前で小林が‘鬼パス’風のワンツーを返し、抜け出した児野が思いっきり振るかと思わせて、逆方向にインサイドキック。まさに「ゴールにパスする」ってヤツ。ジーコも納得の綺麗なシュートでした。

というわけで、世界タイトルを獲ってしまったU17日本女子代表。さすがに、この年代になると知らない選手ばかりですが、長谷川唯は知ってました。ベレーザ戦は年に12回ですけど、見ますので。とはいっても、いまひとつ印象がないんですよね、長谷川って。

確かに去年から、清水とか籾木とか、高校生年代の選手がベレーザの中核を担っているのですが、なんか、隅田凜とキャラがカブるんですよね、ワタクシの中で、長谷川って。2人とも、攻撃的なセントラルの選手ですよね。で、0トップ気味になって、田中美南がベンチに追いやられる、みたいな。

まぁ田中美南は良いのですよ、ごく個人的なこととして。そんなことより、この年代のセントラルの選手が幅を利かせている結果として、‘オレの原ちゃん’こと原菜摘子が、ベンチを温めがちなのですよ。こっちは、なんのために稲城とかまで見に行ってると思ってんだ!ってな話で・・・。えぇ、そうですよ、サッカーを見に行ってるんですよ、別に鼻の下を伸ばしながら原ちゃんに見とれてるんじゃないんだからね!!

・・・ゴホン、ゴホン、取り乱しました。話題を変えましょう。え、だから、女子U17ともなると日本代表でも、ほぼ知らない選手ばかり。当然ことながら、スペインの女子U17の選手に至っては、知ってる道理もないわけで。

メンバー表を眺めていると、「エルナンデス」「ドミンゲス」「ガルシア」・・・。なんか、めっちゃくちゃテクニシャンっぽいじゃないですか。キレッキレのドリブルを繰り出しそうじゃないですか。中盤の王様っぽい名前の選手がズラリ。

特にビビったのがCBのガルベス。もうね、いつ監督(ミスター)に向かってボールを投げつけるか、ずっとヒヤヒヤでしたよ。実際に、後半途中になると、スペイン守備陣は総じて「プッツン」状態になっていたので、名は体を表すってことなのでしょうか。