CSKAがCLでブレイクスルーできない理由についてアレやコレや推測してみる【CSKAvsマンC】の周辺をウロウロと…★テレビ観戦記★

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CSKAモスクワ 1 vs 2 マンチェスタ・シティ[CLグループステージ 10月24日]

キックオフから構図は明確。すなわち〈攻めるマンCと守りを固めるCSKA〉。圧倒的なポゼッション率でマンCが攻めます。それに対して〈44〉の綺麗な2ラインで守備網を形成するCSKA。「なんだか最近、見たことあるパターンだな!?」と思案していたら、確か、日本代表の東欧遠征におけるベラルーシ戦が、こんな感じだったような。

で、こういうパターンになると、往々にして守っている側がカウンターからの一撃で先制したりするもの。この試合でも、キーパーのキックに本田が競り合い、すらしたボールに反応したトシッチが抜け出して、まんまとファーストゴールを陥れます。

これまた「見たことあるパターンだな!?」と思案していたところ、2011年の震災の際の復興チャリティマッチにおけるカズのゴールがこんな感じだったような。とするならば闘莉王=本田になるんでしょうか。グランパス繋がりで。

ただ、「先制されると途端に焦って、自らリズムを失う」みたいにならないところが、マンCと全国高校選手権出場校との相違。「ったく、しゃーねーなぁ」と言わんばかりに、アグエロが同点ゴールをねじ込みました。コラロブの縦パスにシルバが抜け出してアシスト。

そのあとは、一見、イーブンな展開に見えなくもなくなったのですが、そうなると逆に実力差が如実に出てしまうもの。細かい繋ぎでPAに入ると、ネグレドがオシャレなのか、逆に不器用だからそうなるのかわからない浮き球パスを出し、再びアグエロが決めました。

それにしてもCSKAのツルスキー監督、見事な二重アゴですね。その二重アゴの綺麗さ加減について、「見たことあるパターンだな!?」と思案していたところ、オフトに似ているのかな、と。そう思ったのですが、もっと似ている人がいました。それは、TKOの木下。木下がブサ可愛い子どもの役のコントをすると、ああいう感じになるような。前半、本田のプレーが謎のファールを取られたときに、人差し指を立てて左右に振りつつ「ノン、ノン、ノン!」みたいなリアクションを取ったシーンが大写しにされたのですが、そのフォルムが、まさに木下そのもの。

TKOといえば、近年、キングオブコントに出場しては、決勝まで進出しつつ優勝を逃し続けているわけですが、CSKAがCL本大会に進出しつつも完璧に満足な結果にまでは辿り着けない理由は、あるいは監督さんのビジュアルの問題なのかもしれません。