ハリルはジーコか、トルシエか〜日本代表vs中国代表(12月12日)の周辺をウロウロと…☆現地観戦記☆

                                  にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

■前半

慣れない代表戦にはいろんなまさかが存在するわけですが、この試合にもいろんなまさかに遭遇しました。まず、かつて10年以上聖蹟桜ヶ丘に住んでいたワタクシとしては久々に帰宅時間帯の京王線に乗ったわけですが、ここで一つ目のまさかが。京王線って、朝の上りはたもかく、少なくともワタクシがユーザーだった時代は、下りはかなりダイヤに正確でした。それが、まさかのダイヤ遅れ。しかも、事故とかそういうのではなく、自然渋滞的に。

 

 

スタジアムに到着したら、2つ目のまさかが。カテゴリー2の指定席を買っていたので、そのカテゴリーへの適当な入り口から入ろうとしたら「ここはM16ですのでM18ゲートからお入り下さい」とか言いやがる。もちろん入ってしまった内部に区切りはなく、どちから入っても同じこと。それで、止めます? ほんとまさかですよ。余りにもナンセンス。少し前のエントリでも書きましたが、運営のノウハウは圧倒的にJリーグクラブの方に蓄積がある。

 

試合は試合でまさかのまさかなわけで。なにがまさかって、そりゃ、選手のポジションですよ。もう皆様お気付きですよね。植田直通が右SBときたもんだ。相手の高さへの対策とか、そういうことなんだと思われますが、それにしてもビックリですよ。確かJリーグが発足して直後のアントラーズでは秋田がSBをしていた記憶がないわけでもないですが、それにあやかったのだろうか。ってことは、ハリルはジーコを意識している?

 

 

最後のまさかは中国代表のフォーメーション。韓国戦も見ているので確認してなきゃいけないのですが、初めて343であることに気づいたよ。なんとなく4バックのイメージがあって、そう思い込んでいてので、少し意外。冷静に考えれば、監督はリッピなわけだし。3バックでも、別におかしくないか。イタリア代表を率いてワールドカップを優勝したときは3バックでしたっけ? もはや忘却の彼方ですが、カンナバーロとかいると、なんか3バックっぽい。

 

 

 

■後半

試合は、特に後半、拮抗した展開となりました。リッピチャイナには必殺パターンがあって、サイドからグランダーで球足の速いパスを相手DFのギャップに差し込んでいき、そこに中盤の選手が走り込んでダイレクトシュートを撃つ。韓国戦の先制点もこのカタチだったような。そのサイドアタックを繰り出したのが55分過ぎ。ここから日本が攻め込まれる時間も増えていく。全体としては日本の方にイニシアチブがありましたが、俄然、ピンチが増える。

 

 

なぜそうなったかというと、まず、433と343のシステムギャップがありました。基本的に中国のWBは日本のSBが見ることになっていたかと思われますが、スタートポジションにギャップがあるので、相手がスピードに乗ってから対応せざるを得ず、厳しそうでした。逆に攻撃に出ればサイドで数的有利を作れるマッチアップでもあったわけですが、ハリルのサッカーではサイドで数的有利を作ってどうのこうのってのは、あまり重視されないので、ミスマッチのプラス面は活用できず。

 

 

ともあれ、結果だけみれば完勝でした。キッカケとなったの川又の投入。そして小林悠を残した。この采配は結果論ながら素晴らしかった。確かに川又は前の試合でも爪痕を残しましたし、川又と小林悠の相性もかなり良かったですよね。このまま川又が等々力の人になったり、小林悠が7733の愛弟子になったとしても、そりゃ、もう「あの日のことを忘れない」ってなことで宜しいのではないかと思ってしまうくらい。先制ゴールは川又のシュートを小林悠が拾ったことで生まれましたし。

 

 

それにしても、凄いゴールでしたね〜、小林悠。あんなん、そうそう見られませんやん。完全にあの瞬間、ゾーンに入っていた。ついでに言えば、その後の昌子も凄かったですけど。もはや、あれは、謎ですよね。ミステリー。これまた、ゾーンに入ってなければ決まらないゴール。試合の終盤になって、こうやってゾーンに入った戦士が活躍して劇的な勝利を収めるとか、もはや完全にジーコジャパンとしか表現のしようがない。やっぱりハリルはジーコを意識しているに違いない!

 

 

 

■日本代表への推薦状

□推薦者

松田直樹

□推薦理由

最初、ワタクシはハリルのことをオシムの再来だと期待しておりました。ところが、蓋を開けてみたところ、どうやらハリルはトルシエの再来らしい。いや、トルシエは日本代表をトーナメントに導いてくれた監督なので失望しているとか、そういうわけではないのですが、まあ、自己主張が激しい。日本人が最も毛嫌いするタイプです。ただ、不思議とハリルの場合、トルシエと違って選手の反乱が起きませんよね。少なくとも我々には伝わってこない。

 

 

反乱を起こすとするならば本田であって欲しいところですが、様々な巡り合わせのタイミングとして、本田さんはあまり△ではなく、ハリルに対しても翼の折れたエンジェル。ってことで、ここはひとつ松田直樹ですよ。もはや、うろ覚えの記憶ですが、松田直樹って、トルシエにもジーコにも反旗を翻して干されましたよね。それくらいのが出てきてほしい。自己主張が喧しいハリルを押し返すくらいの自己主張が。松田直樹は日本サッカー界最後のガキ大将(ジャイアン)だったのかもしれません。