Jリーグは、もう目の前〜浦安vs沼津(11月6日)の周辺をウロウロと…☆現地観戦記☆

                                  にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

浦安市京葉線沿線)のクラブの試合を観戦すべく、柏市常磐線沿線)に行ってまいりました。

■前半

先週の試合が終わった時点で、「アスルクラロ沼津、次節にも昇格決定か!?」みたいな報道があったので、週はじめには「どれどれ、歓喜の瞬間に立ち会おうではないか」と、この試合の観戦を決めておりました。そうしたところ、なんてことはない、スタジアム到着後、JFLの公式HPで順位を見ると、前日の試合でソニー仙台が勝利したので、今節での昇格は消えたらしい。まあ、仕方あるまい。この試合はこの試合として楽しむのです。

 

 

アスルクラロというのは、中山雅史が現役復帰したクラブとして有名になりました。要するにJ3に昇格するための動員人数ドーピングなわけですが、でも、やっぱり、関係者席とかに中山がいないかどうか、ついつい探してしまいますよね。残念ながら、ワタクシの目の届く範囲にはおりませんでしたね。「やべっちFC」の打ち合わせとかで忙しいのでしょうか。でも、その代わりに、萌えキャラを発見しました。沼津サポの応援旗は思いっきり萌えキャラです。

 

 

さて、試合内容ですが、先日観戦した武蔵野vs青森は両チームとも343でしたが、この試合はどちらも、ごくごくオーソドックスな442同士。なんだか安心してしまいます。やっぱり、最後に帰るべき依り代は442。どちらも、各選手が育成年代において身につけてきた皮膚感覚に忠実なサッカーをやってましたから、見ている側としてもストレスフリーです。「そういうときは、そうするよね」ってプレー選択なので、なんだか端麗です。

 

 

とはいえ、違いがないわけではなくて、まず、浦安は沼津よりも随分とポゼッション志向が強かった。このあたりは、メンツ的に「FC“ヴェルディトップチームに昇格できなかったズ”」なチームの面目躍如。対する沼津は近年のトレンドに乗ったスタイル。要するに縦に早い、奪ってから素早くシュートにまで持ち込み切るサッカーです。で、そういう沼津が、押し込まれているように見えながらちゃっかり先制してしまうのも、近年のトレンド。

 

 

 

■後半

後半に入っても、さほど構図は変わりません。もともと攻めていた浦安がビハインドを負ったのだから、「攻める浦安に、回させる沼津」という構図は、よりいっそう顕著なものとなる。多少なりとも変化があったとしたら、リードされてスクランブル状態になっているチームは、レジスタ系の選手が自陣までビルドアップに戻ることが増えますので、浦安においても村田のパス出しする位置が低くなる、という変化はありました。やっぱり村田は技術面で頭一つ抜けている。

 

 

しかし、「攻める浦安に、回させる沼津」と記したように、沼津は攻められても涼しい顔をしている。守備がしっかりしているのですよ。どの辺がしっかりしているかというと、まず中央が堅牢です。ことごとく跳ね返し続けます。サイドに寄せさせて、中央には穴を作らないという守り方をしていたものと思われます。ただし、かといって、サイドでボールを持たれたとしても、そうそう簡単にはクロスを上げさせない。そこで食い止められていた。

 

 

そんな芸当ができるのも局面において守る沼津の人数が攻める浦安の人数よりも多かったから。常に数的優位を確保できていた。沼津の守備は「4ー4」の2ラインが非常に美しかったわけですが、その強固なブロックが、状況に応じて、一糸乱れぬスライドを見せるものだから、浦安は相手ブロックの円周上を右往左往することとなる。そして、攻め手を失い横パスに逃げると、「待ってました」とばかりにパスカットされてしまう。

 

 

こういう、組織的な守備ができるチームは試合終盤になっても崩れません。名古屋の小倉監督や相模原の安永監督との違いです。少し前の名古屋や最近の相模原は、結局、「気合いと根性」で守っているだけだから、体力のある前半は守れても、終盤にはこらえきれず決壊する。逆にいうとアスルクラロの吉田監督は、とても上手に守備の組織を作っているということです。さすがは、ゴール裏に“this is 吉田アスル”というダンマクが掲げられるほど、サポーターから支持されているだけのことはあります。

 

 

■日本代表への推薦状

□推薦者

・コズミック☆倶楽部

□推薦理由

多くの皆様にとっては、「“コズミック☆倶楽部”って何だ?」ってことだと思われますが、いわゆる“ご当地アイドル”ってヤツですね。柏のご当地アイドルなんですかね。よくわかりませんが、ワタクシ的には2回目の遭遇です。前回も柏の葉でハーフタイムショーをしているのをお見かけして、今回は試合開始前とハーフタイムの2ステージをこなしておりました。そして前回2人だったのが、3人に増殖しておりました。当社比1・5倍ですね。

 

 

ご当地アイドルって、“地域密着”を掲げるJリーグの理念との相性が良い。等々力でも川崎のご当地アイドルのステージをしていたような。オッサンには、若くて(そこそこ以上に)かわいい女の子を公然と凝視できる機会は貴重です。彼女たちの歌を聴いていると、とりあえず「柏ガール」の皆さんは「松戸ボーイ」やら「我孫子ボーイ」やらには気をつけなければならないらしい。でも、そこを突き破ってこそ、松戸ボーイと我孫子ボーイの心意気。頑張ってくださいませ。