日本代表アジア3次予選の周辺をウロウロ振り返る

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※本シリーズは、まぁ、【御蔵出し】みたいなものです。当時のリアルタイムで書いたものなので、そういうものとしてお読みください。。。

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■日本代表 8 vs 0 タジキスタン代表(2011年10月1日)

日本が前半から猛攻を仕掛け、アジアでの戦いにしては珍しく80という大差が付いた試合。確か、トルシエの時代のアジア2次予選だか3次予選で、香港とかを相手に、こういった試合があったように記憶しておりますが、近年では稀に見る大楽勝。

当然、解説の松木さんは上機嫌です。これまで松木さんに対して、好きも嫌いも特にはなかったのですが、この試合を境に、ワタクシ、松木ファンになりました。

皆さん、アルコールが入ると、どういう酔い方になりますか?

泣く人もめんどくさいですが、最もタチが悪いのは絡む人、説教をし出す人かと思われます。逆に、「良い酔い方」の代表例が、「いつも以上に陽気になる」、これに尽きるでしょう。ちなみに「酔っても余り変わらない人」も、それはそれで微妙です。「だったら酒を飲まなくても良いじゃん、ドトールで本日コーヒー飲んでようぜ!」てなことになりますよね。

で、松木さん。この人は確実に、楽しいお酒を飲んで「いつも以上に陽気になる」タイプですね。それくらい単純にはしゃいでいました。こういう人が上司にいたら、「全然使えない」以外のストレスはなさそうです。少なくとも、「どうしても、この人が我慢できないから、全てのリスクを背負って職場を辞めます」というところには追い込まれずに済みそう。

さて、この試合、タジキスタンのユニフォームの背中には選手名ではなく「TAJIKISTAN」との文字が入っていました。まぁ、日本でも親善試合なんかには時々ありますよね。名前の入っていないユニ。

これを見て若かりし頃の思い出が蘇って参りました。ワタクシの通っていた公立中学校の男子バレーボール部には、毎年、選手の負担で買い換える世代ごとの1stユニの他に、代々、部に伝わっている2ndユニがありました。で、それは、当然のように、全12枚を4枚ずつ「O・L・M」のサイズに配分されている。

ワタクシは身長的に「O」。で、バレーのエーズナンバーは(少なくとも当時は)「4」だった。裏エース(現在でも、そういう概念はあるのかしら??)だったワタクシは、順当なら「1」になるはずのところ、上述のサイズ的なファクターにより、それが叶わなかった。というわけで、拗ねてしまったワタクシは、「O」の中で一番大きな背番号「11」をチョイス。

そして高校へ進学。青春を満喫することに意欲的だったワタクシは部活動に邁進します。けっこう先輩方にも可愛がって頂き、いまでも人生で最良の一年は高校一年生だったと自認しているわけですが、そのとき先輩に、「お前、レギュラーだけど、中学の時と同じように「11」ね」と言われました。それまで、愛着の無かった「11」番が、これ以降、我が青春の象徴へと消化しました。そんな素敵な日々を思い出させてくれた「TAJIKISTAN」入りユニでした。

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最近は、テレビ観戦記だと、あまり筆が明後日の方向に飛んでいきませんが、この頃は、そういうイマジネーションが豊だったみたいです。嗚呼、老化!!