「フジテレビに負けた!」ってな試合【日本vs中国】の周辺をウロウロと…★テレビ観戦記★

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■中国 1 vs 1 日本[東アジアカップ 08月09日]

いやぁ、度肝を抜かれましたよね。何に度肝を抜かれたかって、中国のGKですよ。なんか、アスリートとは思えない“ぽっちゃり”加減。「お前は阿部慎之助か!」と。で、丸顔で髪型はアフロがバーン!。もはやガリガリガリクソン、いや諸見里大介、違う、島崎俊郎だ、アダモちゃんの。そんなキーパーに出てこられた日には、我らが日本代表も平常心を失うっちゅうねん。

 

 

果たせるかな、序盤に失点を喫してしまいましたねぇ。試合がまるで落ち着いていなかった。なんかバスケットボールを見ているような慌ただしさで、攻守が入れ替わり、ことごとく「それはクリアなのか、フィードなのか?」ってな繋ぎばかりが繰り返される。そのハイテンション状態を制したのが、たまたま中国だった、みたいな先制点でした。

 

 

対する日本代表も、前半のうちに同点に追いつきます。こちらはちゃんと試合のワビサビを自律的にコントロールしながら得たゴール。槙野が出したスイッチをオンにする縦パスに米倉が反応。その折り返しに〈(元)“じゃない”ほうの武藤〉が押し込みました。実際に、武藤、この試合でもずっと良かったですもんね。リズミカルで、よくボールに絡んでいた。

 

 

武藤雄樹って、プレースタイルが香川に近いですね。ムービングを繰り返しながら、小刻みなステップで狭いスペースに侵入し、パスやらドリブルやらシュートを繰り出していく感じ。実は、Jリーグには、こういうプレースタイルの代表クラスって、あんまりいないので貴重です。国内組だけで合宿したときでも「ここに香川を組み込んだらどうなるか」ってシミュレーションができますし、なんなら、香川に取って代わってしまえ!

 

 

結果そのものは、この試合においても、大会トータルでも、かなり残念なことになりましたが、実はワタクシ、フジテレビに放映権があることを確認したときから、いろいろと残念な現象が発生することを覚悟しておったのです。まず「どうせ、青嶋氏がしゃしゃり出てくるんだろうなぁ」という覚悟。ワタクシ、彼が苦手なので。それがですよ、この大会は西岡さんと福永一茂さんによる体制だった。「やるじゃん、フジテレビぃ」ってなもんですよ。

 

 

「やるじゃん、フジテレビぃ」という意味では、フォーメーション図のスーパーについても言えた。ここ最近のフジのサッカー中継では、フォーメーション図のスーパー作成担当係がポンコツこの上なかったのですが、今回は適切に仕事をしていました。特にこの試合では、「433? 4231?」ってワタクシが悩んでいたタイミングで「4132」というスーパーを出してきた。「まさかぁ」と思って確認したのですが、実際に4132でしたよね、確かに。くぅぅ、フジのポンコツなフォーメーション図作成係に先に越されてしまったかぁ。悔しい。まさかフォーメーション確認でフジテレビに負けるとは・・・。残念!  そんな試合でございました。