藤田俊哉と松木安太郎の共通点についてアレやコレや合点がいってみる【日本vsジャマイカ】の周辺をウロウロと…★テレビ観戦記★

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■日本 1 vs 0 ジャマイカ[練習試合 10月10日]

序盤は香川のミドルシュート酒井高徳ミドルシュートで会場を沸かせました。そういうシュートへの意識がジャマイカをビビらせたのか、ジャマイカ的にはショボい感じでスコアが動きます。岡崎が猛然としたプレスからボールをカットすると、1人で前を向いて本田に預ける。本田は右サイドを駆け上がる柴崎に展開すると、高い位置まで進入した柴崎のクロスがノスワーシに直撃して、ジャマイカのオウンゴールとなりました。ちなみにノスワシー、ファールスローとかもしてましたね。

 

 

その後も、技術レベルの部分では日本代表が優位に立つのですが、徐々に、その優位性をが薄らいでいく。どうもジャマイカ選手のフィジカルにとまどっているように思えました。なんというか、アフリカ系選手とはまた違った独特なフィジカルですよね。ラテン系というか。そんな、軽快でポップ感のあるスピード&パワーで攻め寄せてくるジャマイカに対し、日本も順応しだす。なんだかんだでシュートチャンスを作るのは日本。そして、シュートを決められないのも日本。

 

 

後半に入って、日本の攻勢はいっそう顕著に。でも決められないのですよ。特に武藤。「FC東京ではシュートだけが決まらない・・・」って時期の長かった武藤。代表では颯爽とデビュー戦ゴールを決めて、そのへんとは無縁なのかなと思いきや、そんなに神様は甘くないらしい。そして武藤の「シュートだけ決まらない」病は、なかなかの感染力を誇るらしく、あっという間に香川やら長友やらにも伝染。チーム全体に蔓延してしまいました。終盤はジャマイカも持ち前のボヨンボヨンとした、あるいはムッキムキな弾力感全開にカウンターを仕掛ける場面も見られましたが、まぁ、そこはさほど怖くない。そんなことより、「シュートが決まらない」という印象がひたすら残りました。

 

 

というわけで、あまり爽快感を感じられない一戦となったわけですが、おそらくピッチ解説の藤田俊哉氏は気分爽快だったんではないでしょうか。盟友の名波さんを意識してかしないでか、実況席解説(宮本さん)に話をふりたがる。名波さんとの違いは、名波さんが抑制的なのに対し、藤田さんは、基本的におしゃべりだと言うこと。滑舌とか、その辺はともあれ、話すのが大好き。そして長い。いません? こういう人、皆さんの周りにも。きっと、こういう感じのお酒好き上司って、1人や2人はいますよね。

 

 

ワタクシ、いわゆる“飲みニケション”は、「修行」あるいは「ひとによっては嫌がるかもしれない作業をやってこそナンボ」との思いから、比較的お付き合いするタイプです。で、そういう“飲みニケション”に連れて行きたがる上司って、概して、こういう感じ。話が好き。そして長い。ただ上手いか上手くないかでいうと上手くない。要するに藤田さんも「愛すべき居酒屋オヤジ」なのですよ。・・・もうおわかりですね、藤田さんはテレ朝の「名波松木」関係において、「名波」に位置するように思えて、実は「松木」のポジションなのですよ。これはこれで、サッカー中継における1つの楽しみ方でございます。