雨中における試合観戦の周辺をウロウロと…2011年シーズンのJリーグを振り返る・スタンドの住人達

                                  にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

アゼルバイジャン戦やらトゥーロンやら、【代表戦があると、すぐに「器の小さい監督はすぐにでも解任すべし」って無い物ねだり的「名監督待望論」が高まる】という法則が今回も該当している今日この頃、皆さまにおきましてはいかがお過ごしでしょうか?

ワタクシは別館4thDayMarketCentreをアップしております。

ジェフは垢抜けたのかもしれない、とかなんとか言っちゃって。ジェフ千葉vsロアッソ熊本(05月20日)、その1

ロアッソはマハトマ・ガンディーに憧れているのかもしれないジェフ千葉vsロアッソ熊本(05月20日)、その2

ジェフのWボランチを侮るなかれ、とかなんとか言っちゃって。ジェフ千葉vsロアッソ熊本(05月20日)、その3

ええっと、今回、振り返るのは、例によって、試合内容だとか、サッカーとしての本質的な部分には、ほとんど触れません。テーマはズバリ、「雨は冷たいので濡れていたくはない」という、言わば、森高に対するアンチテーゼです。

■千葉vs大分(05月26日)

2011年は非常に梅雨入りが早かったですね。皆さま覚えてらっしゃるでしょうか?5月の20日過ぎに西日本で梅雨入りが発表されると、前線さんは何の躊躇もなく北東方向に進撃。25日前後には日本全国津々浦々に梅雨入り宣言が発令されました。そんなバカなって話です。

フクアリにジェフvsトリニータの試合を観戦に行ったのですが、05月26日にもかかわらず、まさかの梅雨空ですよ。梅雨入りは6月に入ってからだと昔から決まっていて、そういう摂理を無視した行動は、桜吹雪は許しても、お天道様は見逃さないぞと、祖母が生前よく口にしていました。

こうなったら梅雨入りさせた張本人を探し出し、お天道様に説教してもらうより仕方ないですね。

……人生は矛盾だらけで不条理だから面白い。。。

ええっと…、ゴホン、ゴホン、あの、そう、そう、この日は5月だというのに台風まで接近していたのですよ。雨だけならまだしも、風まで吹いていたのですね。しかも台風接近中に特有の、ときどき、完全に雨足の止まる不思議な時間があったり。異様にジメジメしていたり。

ちなみにワタクシ、最近で言えば2010年晩秋にナック5スタジアムで大宮vs福岡の天皇杯を、2011年初春に本城で北九州vs千葉のJ2リーグ戦を、それぞれ雨中で観戦した経験があります。

幸い両試合とも、観客が少なかったので傘をさしながら観戦しても周囲に迷惑をかけるということはなかったのですが、その際に気づいたことが幾つかあります。まず、傘をさすなりポンチョを着るなりすれば上半身は濡れない。ただし、膝より上の脚部、靴、鞄は濡れる。

そこで、この試合では、高校生が御用達するような安っすいローファーを履いていきました。おそらく長靴を除けば、これが最も撥水効果に優れている。そして鞄には大きめのレジ袋。鞄用にレジ袋やゴミ袋を用いるのは常套手段ですよね。そして更には上下レインコートを持参。蘇我駅で着込みます。

いや、ですね。ワタクシ、学生時代、すなわち20世紀においては、専ら原付が移動手段でした。大学が郊外にありましたもので、その近辺で1人暮らしを始めましたのですが、東京郊外というのは、武蔵野台地であったり、多摩丘陵であったり、とにかく坂道が多い。自転車だとイロイロ厳しい。必然的に原付が必需品になるわけです。

そして、一度、原付を手に入れたら、原付なしでは全く生活ができなくなります。まず、大学に行く交通手段がない。なので、当然のこととして、それなりの金額を叩いて、そこそこ上等なレインコートを買うわけです。このレインコートは、まさにワタクシの青春の汗が染み付いておりました。

そんなレインコート、大学を卒業して、引越して、原付も処分してしまった後も、「捨てるきっかけがなかった」という理由で我が家に居座り続けています。そこで10年ぶりとかで引っ張り出してみました。そうしたところ、時代の経過を痛感させる事態が発生しておりました。

・・・

なんと!

・・・・・・

ズボンのゴムがユルユル!!

・・・・・・・・・

そもそも、ワタクシ、ポンチョなるものに不信感を持っています。

だいたい、なぜ雨合羽と呼ばずにポンチョと呼ぶんだ?ってところから始まるわけですが、最大の難点は、(あくまで傘をさしても他人に迷惑をかけない程度の混み具合のスタンドならば)、降雨対策の要諦は「下半身の膝から上」であるにもかかわらず、ポンチョがカバー出来るのは、基本的に太ももまでだという部分に、レインポンチョの、雨具としての不具合を感じるわけです。

あなたのポンチョは、あなたの膝頭を守ってくれますか?みたいな。特に、この日に訪れたフクアリには、不安要素が多い。まず、500メートルも歩いたら千葉港を眺められるような臨海工業地域の一角にあるスタジアムなので、海風が吹きます。多くの場合、一般的な平野部以上に、雨は横殴りになるわけですね。

で、フクアリには一応、屋根はついていて、それは立派というか、千葉市も税金投入を奮発したな、って話なんですが、その一方で壁面が無い。真上からの雨は完璧にシャットアウトできますが、斜めからの雨は、ガシガシ侵入してきます。イメージ的には西武ドームの感じを想像していただければ、だいたい近いのではないでしょうか、実際に訪れたことがないので、何とも言えませんが。

というか西武ドームって、どんなもんなんでしょうかね?屋根が付いているから、当然、雨が降ろうと台風が来ようと、公共交通機関が正常に機能している限り、試合は決行されるんだと思いますが、選手は良いとしても、観客的には、ずぶ濡れになったりしないんですかね??

或いは、横殴りの雨が、上手いこと外野手にとって絶妙に迷惑な感じで降り注ぐみたいなことはないのでしょうか?フクアリでサッカーを見ながら、西武ドームにおける野球観戦環境に想いを馳せてしまいました。

というわけで、フクアリというスタジアムの特性を踏まえて、ズボンのゴムがユルユルなレインコートを着用することで、一足早い梅雨前線に敢然と立ち向かった、という話だったわけですが、課題として、「ユルユル対策としてクリップ的なものが必要」ってのが残りました。