なでしこ再建途上〜なでしこvs韓国女子(12月8日)の周辺をウロウロと…☆現地観戦記☆

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代表戦を見るのは、実は初めてかも。昔のキリンカップの外国チーム同士の試合を見た記憶はありますけど。

■前半

それにしてもご無沙汰な更新となります。更新が途切れる前のエントリにも書きましたが、iPhoneユーザーのワタクシ的にiOS 11へのアップデートが衝撃だったのですよ。なんせ、それまで使っていたワープロアプリが使えなくなってしまった。それで、どうしたものか、新しいアプリを使うべきか、とか逡巡しているうちに、なんだか、それまではルーティーンワークだったもののリズムが狂ってしまって、そうやっているうちに月日は過ぎ、というわけで。

 

 

でも、サッカーを全く生観戦していなかったわけではないのですよ。例えば、フロンターレ天皇杯を敗北することになった試合を等々力で見ていましたし、フロンターレルヴァンカップを敗退することとなった試合も埼スタで見ております。この秋は立派なフロンターレサポーター状態。リーグ優勝の試合は見てませんけど、その前に2連戦をみてはいた。けれども、文章を作ったり、それをアップしたりする機を逸してしまったのです。

 

 

そうやってグダグダしているうちに、更なる衝撃が。なんと、スポナビブログが終了してしまうってことになっちゃったよ。スポナビブログ終了を知って抱いた感想は、半分は「まさか!」です。そして、もう半分は「うすうすそんな気がしてた。。。」です。やっぱり、コメントを登録制にしたり、事務局さんがカテゴリー選択に強制介入するようになってから、スポナビブログを取り包む熱量が絶対的に減少してきてましたからね。制度疲労ってやつでしょうか。

 

 

そんなわけで、ワタクシ的には「さてさて、どうしたものか。。。」というところ。スポナビブログさんの中でもどちらかというとたくさんのエントリがあると思うのですが、それが消去されてしまうのが惜しいような、でも、こういうときはスパっとあれこれ決別した方が良いような。ともあれ、弊ブログ、年末には「スポナビ気付ブログ御中の周辺をウロウロと…」ってのを恒例で更新してますので、今後のことも含めて、その辺で述べたいと思います。

 

 

 

そんなこんなことを考えているうちに、フクアリに到着したのですが、さすがは代表戦。普段のリーグ戦では経験しない洗礼を受けます。最近お気に入りの「クラフトボス」を持っていたのですが、なんと、ペットボトルは移し替えるかキャップを外さないといけないんだそうだ。数年前までのFC東京ではそういう感じでしたけど、それも一昔前。なんだかノスタルジーに浸れるくらいに懐かしい。ラーメン屋の有線でZARDが流れるくらいに懐かしい。

 

 

代表戦の洗礼はまだまだ続きます。なんと、この日のフクアリ、バックスタンドの2階席が閉鎖されていたのです。別にすっかり「なでしこフィーバー」が過ぎ去ったことをとやかく言いたいわけではありません。ただ、ジェフ戦ではありえない状況に面食らったのです。しかも、この日は小雨が終始パラついていた。そんなコンディションなのに、わざわざ屋根に守られている2階席を閉鎖するかね。立ち見が続出して結局は開放されたものの、その判断も遅い!

 

 

そんか代表の洗礼にヘロヘロとなりながら、ようやくピッチに目を移すと、ピッチ内はピッチ内で衝撃的な光景。なんと鮫島がCBをやってるぞ。確かに男子ほどCBに高さを求められないとはいえ、そんなに人材不足なのか?ついでに、もう一つ衝撃的だったのは、おそらく組織の成熟度という意味では韓国に分があったということ。特に前半のなでしこには、「小気味良いパスワーク」というものが存在しなかった。そして、韓国の方には散発的ながら存在していた。

 

 

後半に入って、阪口がビルドアップでバックラインまで降りていくようになるといろいろ安定してたので、ここ5年くらいのトレンドである、ビルドアップでは両CBが開いてボランチが落ちるってやつを、もっとシステム的にやっていけば良さそうなのに。ちなみに試合は引き離しては追いつかれるを繰り返しながら、なでしこが3ー2で勝利。追いかけるシチュエーションでの韓国選手の動きがダイナミックで、その印象が異様に強く残りました。

 

 

 

■日本代表への推薦状

 

□推薦者

・極端さ(色)

 

□推薦理由

本文でも示唆しましたけど、お世辞にも日本代表の組織は洗練されていない。多くの攻撃は、最終的にサイドハーフの単騎突破に託すしかないって感じになっていた。攻撃に人数を割きながら、数的優位を作れない、みたいな。となると必要なのは、当然ながらパスコースを作る動き。風間さんとか大木さんとかがやっているようなトレーニングをしていくと、解決する問題もありそうですし、それくらい極端なことをやっても良いような気がしないでもない。

 

 

他にも解決策はあって、前半も終わりの方になってからカラダとカラダをぶつけるよう肉弾戦も増えていったのですが、案外、そういう時間帯の方がリズムが良かったような。なので、ハードワークを磨き上げるのも宜しいでしょうし、あるいは、この試合での光景のように、あえて特徴のないサッカーをするのであれば、鹿島のようなのらりくらりに特化するのも悪くない。とにかく、なにかこれといったカラーというか、そういうのが欲しいです。