「アラフォー的ノスタルジー。」ってな試合【なでしこvsイングランド】の周辺をウロウロと…★テレビ観戦記★

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■なでしこ 2 vs 1 イングランド女子代表[女子WC準決 07月02日]

得点経過をおさらいすると、前半の30分過ぎになでしこが先制。ペナルティエリアに進入した有吉が倒されてPKをゲットし、それを宮間が相手GKとの駆け引きに勝利し、決めました。それに対し、前半のうちにイングランドも、やはりPKで同点に。巷間では「疑惑の判定の犠牲者に!」みたいなことを言われましたが、ワタクシ的に強調したいのは、こういう判定に対しなでしこの面々は、無駄な抗議で食い下がることなく、すぐに気持ちを切り替えていたこと。逞しいです。そして、後半は一進一退の攻防が続き、どちらかというとなでしこがイングランドのフィジカルにタジタジになりつつ、最後は皆さん御存知の結末になった、そういう試合でございました。

 

 

 

この大会のなでしこで目立っているのは、フリーキックなどの際のサインプレー。4人の選手が縦に並んで、キックの瞬間にバァと散っていくかたちのセットプレーですね。こういう大会本番用のプラスαがあるのが心強いのですが、あれってなでしこトレインって呼ぶんですか? BSで見ていたのですが、実況のアナさんが、そう言っていましたけど。

 

 

ところで、なでしこの中継を見ているメインの層って、どんな感じなんですかね? おそらく時間的にサラリーマンには厳しいので、生中継で見られているのは、あるいは学生層や主婦層、シルバー層が割合的に大きいのではないかとも思うんですけど、そういう層のうち、なでしこトレインのトレインの語源であろう、グレイシートレインを知っているのは、どれくらいいるのだろうか??

 

 

我々アラフォー世代には、確かに、ああいう光景を見るとすぐに○○トレインって言いたくなるんですけど。ちなみにアラフォー世代的な共感といえば、イングランドの監督さん、マークパンサーに似ていませんでした? 弊ブログをお読みいただいている皆様のうち、どれくらいの方々がマークパンサーという単語に反応するのだろうか。えぇえぇ、むかし昔その昔、小室哲哉率いるglobeってユニットがあって、そこで異色のラップを披露していたのがマークさん。今頃、お元気にしているのだろうか。

 

 

それにしても、仮になでしこトレインというのが、この中継のアナさんの造語だとすると、NHKも変わったものだ。「教科書通りでないアドリブ的要素は一切排除すべし!」ってことを座右の銘としている放送局で、新語が造り出されたとしたら、それは快挙ですよ。ちなみに、このアナさん、実況の途中、「私、ホテルで食事をとっていたら、スコット選手のお兄さんに話しかけられたんですよ」なんてオチのないプライベートトークまで披露していた。賛否両論あるでしょうが、有働さんが「あさイチ」で発揮しているような、NHK流フリーダム、嫌いじゃないです。