スタンドの構造の周辺をウロウロと…2012年シーズンのJリーグを振り返る・スタンドの住人達

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■満員御礼に老婆心が発生する[湘南vs山形(07月22日)]

この日の平塚は、かなり混雑しておったのですね。そんなことはつゆ知らず、何時ものように、試合開始20分前とかにスタジアムに着くわけですよ。厳密には、シャトルバスを下車したわけですよ。

で、この日は珍しく、出発前に予めベルマーレのHPなんぞを調べていて、どうやらカレーフェア的なことをやっているらしいという情報をキャッチしていので、頭の中では「コレとコレを食べて、せっかくだからアレも!」みたいなシミュレーションがバッチリ整っていました。

それが、あろうことか、どれもこれも片っ端からソールドアウトになっているじゃないですか!

どうにかこうにか、某移動販売車のキーマカレーだけは売れ残っていたので難民にはならずに済みましたが、やはり、当社比2倍くらいの売れ行きがあったのでしょう。どうにか手に入れたキーマカレーを抱きかかえながら、入場ゲートに進みます。そうすると、再び、衝撃的な出来事が!

いや、2012シーズンって、Jリーグを見に行くと必ずマックのクーポンが貰えたじゃないですか。なんと、そのクーポンが品切れ完売なんですよ。まさかビッグマックセットが450円になったり、コーラのSがタダになったりするアレが貰えないとは。いや誤算です、誤算。

ちなみに、それでも、この日の公式入場者数は8000人とちょっと。座席稼働率は、たぶん値段の高い高い指定席を除き、8割程度、ひょっとしたら9割近くあったと思うのですよ。ってことは、平塚競技場、ホントに15000席ある? 「立ち見に詰め込めば15000人、入ります」ってのが通用した以前の基準は、もはや通用しなくなるはずなんですが、一体全体、大丈夫なのだろうか? 年老いた女性でもないってのに老婆心が芽生えてしまいます。

■実は地味にドームなのをお忘れなく[大分vs草津(03月04日)]

ええっと、以前にも述べた記憶がありますが、大分駅前でスタジアムに行くシャトルバスの乗り場を探すのは、なかなか困難です。方向音痴のワタクシは、ウロウロしているうちに、アーケード街にあるダイソーにたどり着いておりました。

まあ、ある意味これは確信犯で、概ねバス停の位置を把握できたので、緑の看板に吸い寄せられてみたってだけの話なおですが、ともあれ、お買い物。といいますのも、この日は生憎の小雨模様。念のためビニ傘を買っておこうという算段だったのですね。しかし、スタジアムに到着して、衝撃的な事実に突き当たります。まさに盲点ってヤツです。言われてみたらその通りなのですが、案外気が付かないことってありますよね。そんな感じです。

・・・そうだ、このスタジアムには屋根があったんだ。。。大銀ドームって言うくらいですもんね……じゃ、ビニ傘いらないじゃん………

実際には、シャトルバス乗り場への行き帰りには必要なわけで、特に帰り道は豪雨状態でしたので、結果的に買って正解だったわけですが。それにしても、「ワールドカップで使ったスタジアムだから屋根はあるんだろうけど、どれくらいせり出しているんだろう。今から行っても濡れる席しか空いていないんじゃないだろうか。横風が吹いてしけたりしたら、どうなるんだろう」などなど、あれこれ考えていた自分が情けない。しかも、その傘は、ウッカリか意図的にかは失念しましたが(笑)、福岡空港に置き忘れてしまいましたし。

ともあれ、こういうことがあると、野球とサッカーの差、厳密には雨天中止があるスポーツと、そうでないスポーツの差が大きいことに気が付きます。東京ドームが出来た当初、当時いまだ野球少年だったワタクシは、「すげー、これで雨天中止がなくなるのか」とひどく感激したものです。「これで濡れずに応援できるのか」とは、感激の種類が根本的に異なるような気がします。

■味スタの雨かぶり[FC東京vs名古屋(03月17日)]

ワタクシ、普段は1人でサッカー観戦しますので、多少、混雑していても、スタンドの観戦しやすい席に座ります。1人分なら、よっぽどのことがない限り確保できますから。

ただ、この日は珍しく友人と連れ立っての観戦となりました。そうなると、少しだけ席の確保が不自由になります。しかも、この日は生憎の雨模様。味スタというのは、近代的な屋根付きスタジアムですが、前よりのせり出しているシートエリアは、さすがに多少は雨がかかる。

なので、この試合、多くのサポーターは、全体を俯瞰しやすく、かつ、雨にも濡れにくいスタンド後ろ寄りに陣取っていました。例によって、遅い目にスタジアムに到着したワタクシ(と友人)ですから、そうなると、どうしても雨かむり席に押し出されるわけです。

まあ、幸い、雨は小降りで、しかも直に降り止みましたので、その面では快適さを妨げられるということはなかったのですが、ワタクシの懸案としては、むしろ、スタンドの高さ的にシッカリと試合を把握できるだろうか、というところにありました。

ただ、そこも杞憂に終わりましたね。高さがなくなる代わりに、ピッチとの距離感は近くなるわけで、その辺りの差し引きは、ほぼペイできていたように思います。予想していたよりは、ずっとしっかりピッチ全体を見渡せました。

もちろん、席が空いていれば今後もアッパーゾーンを愛用することになるんでしょうけど、これまで「専スタじゃないのに前にしがみついてても…」とか思っていたものの、たまには砂かぶり席で見るのも悪くないのかもしれませんね。