スタンドにおける切歯扼腕と男子的な出来心の周辺をウロウロと…2011年シーズンのJリーグを振り返る・スタンドの住人達

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2012年のJリーグも三分の一くらい終わりましたかね。にもかかわらず、未だに2011シーズンを振り返り続けているわけですが、皆様におきましては如何お過ごしでしょうか?ワタクシは・・・だから、2011シーズンを振り返っているわけですが、別館4thDayMarketCentreでは、比較的タイムリーな内容をアップしております。

鳥栖藤田直之に対する評価の仕方で、その人のサッカー観がわかる、とかなんとか言っちゃって。

今回の秋春制提言は前回とは性質が抜本的に異なるのではないか、とかなんとか言っちゃって。

サッカー選手は素敵な奥さんに出会うらしい、とかなんとか言っちゃって。

■川崎vs磐田(2011/05/05)

時計の針を1年と少し前の子どもの日に戻しましょう。知らない方もいらっしゃるかもしれませんので、念のため確認しておきますと、「子どもの日」とは、子どもを祝う日です。別名「端午の節句」といって、男のお子さんがいる家庭においては、「五月人形」というものを飾ります。おそらく、「バレンタインデーがあるならホワイトデーもあった方が儲かる」と昭和のお菓子メーカーが企んだのと同じようなノリで、「ひな人形があるなら五月人形もあった方が儲かる」と企んだ人形メーカーが、江戸時代あたりにいたのでしょう。

それにしても、「ひな人形の片付けを遅らせると嫁にいき遅れる」とか言うのに、「五月人形の片付けを遅らせると嫁を貰い損ねる」とは言わないのは、何故でしょうか?これは男女平等を理念として標榜する近代市民社会において、あるまじき状況なのではないでしょうか!ぜひ、次の国政選挙では、「〈五月人形の片付けを遅らせると嫁を貰い損ねる〉という巷説を流行らせる」ことを公約に掲げる候補者に票を投じ、封建的な遺制を抱えたまま近代化してきた日本という国の歪みを正そうじゃありませんか!!

のっけからワケが分かりませんね。要するに子どもの日だったってだけの話です。で、子どもの日というのはGWだし、陽気的にも絶好のコンディションゆえに、いつもより少し客の入りが良くなる。

そんな中、等々力に川崎vs磐田の試合を見に行ったのですが、ここ数年の企業努力により、等々力でのフロンターレ戦というのは、常に「席つめタイム」(でしたっけ?)を設けなければならないくらいにサポーターが集まります。それが子どもの日となれば、まさに立錐の余地なし、みたいになるわけです。

しかも、相手はジュビロ。言わずと知れたサックスブルー軍団。ほぼ川崎のユニの基調と同じ色ですね。そうすると、スタジアムがぐるり一周、水色に染まることになります。それはそれは壮観でしたよ。

ただ、ごく個人的には、この景色を見て「やっちまった」と感じてしまいました。いやですね、ワタクシ、普段、等々力に行くときは、バックスタンドの指定席から観戦します。ただ、この日は、いつも以上に混雑することが分かっていながら、ウッカリ売り切れになるまで指定席の前売り券を買いそびれていて、自由席券しか購入できてなかったのです。

しかも、試合開始の直前に駆け込んだものだから、アウェイ寄りゴール裏脇の1階席しか空いておらず、そこから試合を眺めるハメに。

まあ、見えませんよね。トラックが付いているにもかかわらず、ほぼピッチと同じ高さなんですから。というか、ワタクシの周囲にいた川崎サポの人たちって、好きこのんで、アウェイ寄りゴール裏脇の1階席にいるんですかね?それとも、ホーム寄り満席の余波により渋々って感じなんでしょうか?仮に前者とすれば、等々力のアウェイ寄りゴール裏脇の1階席には、1階席なりの楽しみ方があるって事でしょうか?

■福岡vs新潟(2011年03月05日)

さて、等々力での失態を述べてきましたが、ここのスタジアムイベントってなかなか充実していますよね。ヒデキとか麻世とか。それで、スタジアムイベントで思い出すのが、アビスパの本拠地レベルファイブスタジアム。今年から再びJ2生活に転落したアビスパですが、ここの社長さんって、元電通マンでしたっけ?

さすがは広告業界で揉まれてきただけあって、サービス業というものの本質を、よく理解していらっしゃる。そう、スタジアムに来るのは比率的にオトコが多くて、オトコの7割は下心で出来ているのです。

ハーフタイムにCQC′Sというグループのショー的なものがあったのですが、このグループ、九州各地の大学でミスコンに選ばれた女の子を集めて結成されたもの。半分、素人ですね。「女子大生」と「素人」、この2つのキーワードが揃っているにもかかわらずテンションが上がらないオトコがいたら、それはオスとしてデビューする前か、引退した後に違いありません。

本当に本質をよく理解なさった社長さんだと感心しました。

草津vs鳥栖(2011年7月31日)

同じように、本質を理解した上でピッチ上にて見事なパフォーマンスを披露したのが、ザスパ草津vsサガン鳥栖における高山眼科様。この試合のマッチスポンサー様はザスパ草津のスポンサー様群の中でも、一際異彩を放っている。

この歯医者さん、なかなか個性的な人物らしく、試合前の挨拶は「絶好調ですか!」と大声でやりきる。もはやこれはマイクアピール、マイクパフォーマンスですね。それくらいじゃないとプロサッカーのスポンサーは務まりません。

それにしても凄いですね

一歯科医院がサッカークラブをスポンサードするのか、と。確かに歯医者は地域の信頼が重要だとは聞きますが。

ちなみに、高山眼科スペシャルサンクスデーは、毎年の恒例として、立教大学体育会応援団チアリーディング部の皆様がチアダンスを披露してくれるようです。「なぜ立教大学なんだ?というか立教って歯学部あるんだっけ?」なんて疑問はさておき、そこで女子大生の皆さまがセックシィのコスチュームでパフォーマンスしていたら、そりゃ見ますよね。ええ。凝視ですよ、凝視、そりゃ。

しかも選曲がSMAPの「shake」。懐かしすぎる。かなり久しぶりに、ブギーに胸騒ぎするってもんです。ゲッチュ!するってもんです。ええ、後半は曲違いですよ。

しかも、この日のボールパーソンは関東学園大学女子サッカー部の皆さま。当日の正田醤油スタジアムは女子大生で溢れかえっていたのです。

ちなみに、サッカー部なので、がっつりアスリートな動作で行動するのかと思いきや、試合開始前やハーフタイム明けなどで自分の持ち場に散るときは、案外、女子的チョコチョコ走りだとたりするんですね。

そういうギャップにオヤジは弱いわけですが、その走り方を見て、なでしこの鮫島選手(「お買い物走り」でしたっけ?)を思い出したのはワタクシだけではなかったはずです。