テレビ観戦の周辺をウロウロと…ミラノダービーと日本vsアイスランド

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毎度毎度、ワタクシは別館4thDayMarketCentreの宣伝に邁進するのです!

「ワントップ=大津」説の界隈をサラッと。

「ビデオ判定=サッカーの質向上」説の界隈をサラッと。

ロンドンでは宇佐美や香川を呼ぶべきだ、とかなんとか言っちゃって。

宮市が大活躍してる、わけではない、とかなんとか言っちゃって。

ACミランvsインテル(01月17日)

この日の放送は、TBS。アナウンサーは佐藤文康さんで解説が我らが小倉さん。そこに(元)狂犬加藤と枡田ちゃんが加わるという『スーパーサッカー』仕様。

役割分担も『スーパーサッカー』と同じで、穏当で技術的な面を小倉さんが解説して、そこに元経験者でプレー面にも詳しい加藤さんが、やや下世話な感じのチャチャを入れるというスタンス。副音声ではないので二人ともハメを外しすぎず、聞いていて心地よい放送でした。

そこに時々、アナの佐藤さんが「枡田さんはどうですか」と差し挟む。思うにこれは「おい枡田、お前サッカー番組のレギュラーなんだから最低限の知識は身につけているんだろな!?」という先輩からの愛の鞭なのではないかと邪推をしてみたり。

さて試合内容。やっぱりサネッティって凄いですね。アナさんが「これがサネッティ」と思わず興奮してしまうようなドリブル突破からクロスを入れて、それをミリートが決めたわけで、起点はサネッティの個人技。どちらかというと脇役としてチームの隙間を埋めていく役割を期待されていると思われますが、必要に応じて主役としての必殺技を繰り出すのですから、いやはや、さすがは長い期間にわたって超一流として活躍し続けているだけあります。

稀に放映される地上波でセリエAの試合を見ていると、いつも同じ部分に感心します。それはすなわち、グランダーかハイボールかに関わらず、縦へのロングパスが正確。しかも、小さな予備動作からスピードのあるパスを出す。ということは、そのロングパスを受ける方も、相当に適切なトラップをしないといけないということになる。

Jリーグだと、密着の中でも失わない技術が「キープ力」とされるわけですが、イタリアでは、スペースを見つけて、一瞬ながらもフリーなシチュエーションで厳しいパスをきっちりトラップする技術のことこそ「キープ力」なのかもしれません。

で、われらが長友。日本人としてみればともかく、単に「ダービーに先発出場している55番のDF」という基準で評価すれば、ごく普通。可もなく不可もなく、という感じだったのではないでしょうか。もちろん、それは即ち「めっちゃ凄い」ということを意味しているわけですが。でも、後半に一列挙げてから、切り返してシュートってシーンで決めていたら、「イタリア人の基準」からしてみても、「なかなか凄い」って評価になったわけで、そこは惜しかったかな、と。

キリンチャレンジカップ・日本代表vsアイスランド代表(02月24日)

あっという間に前田遼一が先制点を決めてましたね。まぁ、いわゆるラッキーパンチってやつです。前半は、そのまま10。追加点は後半8分。芸術的でしたね。中村憲剛のスルーパスといい、藤本淳吾ループシュートといい。3点目は槙野のごっつぁんゴール。彼の人徳が幸運を引き込みましたね。後半ロスタイムに失点した事実については、、、まぁ、油断ではなく、アイスランドに底力があったということでしょう。

後半は7番のソルステインソンによるハンドスプリングスローで話題が持ちきりになりましたが、まぁ、単純なロングスローと効果的には変わらないわけでして、むしろ、そういうフィジカルに優れたチームを相手に、ロングスローやらロングボール、単純な放り込み、要するにパワープレーに対応する練習がたくさんできたことこそ、注目すべきでしょう。

アイスランド代表は、非常にテレビ観戦に優しいチームでした。綺麗な442。しかも2列目と最終ラインが見事なまでにフラットで、陣形がシンプルこの上ない。昔、ベンゲル時代の名古屋が、こんな感じでしたでしょうか?クラシカルなイングランドのスタイルに近いというか。

素人なので、よくわかりませんが、カウンターの鋭いチームって、この陣形を採用することが多いですよね。中盤、あるいはそれより自陣寄りでボールを奪うと、2トップに預けて、2列目の4人が一気にまっすぐゴールに向かって全力疾走をする。

サイドバックは余り攻撃に絡んでいませんでしたが、それでも6人近くがアタッキングに参加するわけですから、それなりに波状攻撃になります。得点差こそつきましたが、チームとしての存在感はシッカリと示してくれたのではないでしょうか。

そんなアイスランド代表の中で、一際、気を吐いていたのが11番のスマウラソン。当然「F7」ボタンを押せば正確に変換されるわけですが、普通にスペースキーを押すだけだと「須磨浦ソン」と変換されます。

ということは、、、この御仁、日本の古典文学史上、不朽の金字塔を打ち立てた、あの作品の関係者なのかしら。となると、日本に滞在していた、わずか数日間で、日本の白人大好きギャルを何人かお持ち帰りしている恐れがありますね。

これは軟弱日本男児代表のワタクシ的には「許し難し」って話なのですが、ここまでの課程が正しいとするならば、スマウラソン君は、将来的に相当ビッグになるわけですから、怒りをぶつけるわけにはいきません。ここは全力でゴマを擦っておきましょう。