「電車の中での時間つぶし」を最大にして唯一の目的として開設した当ブログ。あんまり根を詰めると長続きしないだろうと、ノソノソやってまいりまして、一応、「コンスタントかつ持続的に」を目標に頑張ってきたところ、何はともあれ、今回で100回目のエントリーを迎えるに至りました。
というわけで、自ら己のブログを振り返って、この1年(弱)のサッカーに関する出来事をランキングしてみようと思い立った次第であります。つまり、この1年弱、ワタクシはサッカー界のどの部分に注目していたのかを、改めて見直してみたいという、極めて個人的かつ自己完結的な企画でございます。
では
10位:長友など欧州組の大活躍と関塚Japanアジア大会優勝。
この二つのトピックって、実は弊ブログにおいて、ほとんど(全く?)取り上げていないのですね。
まず欧州組についてですが、我が家のテレビ観戦環境は「地上波のみ」です。地デジにはギリギリ対応してますが。地上波だけでも「アメトーーク」とか「しゃべくり007」とか「ガキ」とかが、知らないうちにドンドン録画されていって、気がつけばVIERAのHDDがパッツンパッツン(なんて魅惑的な擬態語なんでしょう)になっているというのに、これ以上チャンネルが増えて、その録画をいつ見るんだ?って話なわけですね。
で、HDDがパッツンパッツンゆえに、できるだけ無駄な時間なくピンポイントで録画したい。しかしですね、あ、アジア大会の話に移ってます、そのアジア大会、我がビエラで「番組を探す」→「ジャンルで探す」→「スポーツ」→「サッカー」で探索しても引っかからないのですよ。「アジア大会」というカテゴリーで、その中のサッカーの時間だけを分別する技術をVIERAは持ち合わせていなかった。というわけで録画もしなければ、当然、観戦もできていないわけですね。ちゃんと時間を調べて時間帯予約をすれば済んだ話ではありますが。
9位:俊輔の悩ましき日々。
俊輔については横浜復帰後の4月20日付の記事で触れましたが、その他にも10月12日付とか10月29日付とか12月15日付とか2月10日付とかで、ちょいちょいと何かにつけてご登場願っております。
常に中田英寿や小野伸二と比較されてきた俊輔、中田ほどの強烈なキャラクターにも小野のような陽性な気質にも恵まれなかった俊輔、マリノスユースに上がれなかった俊輔、20歳位の頃には何故かFWをやらされていた俊輔、トルシエに微笑んでもらえなかった俊輔、アジアカップやアジア予選では獅子奮迅の大活躍を長年にわたり見せてきた俊輔、でもWCには縁がなかった俊輔、つまり「成功したアスリート」のわりに「傍目にも分かりやすい挫折」の多い俊輔、とはいえその時々の彼に可能な努力から目を背けずに輝き続けている俊輔、そんな俊輔が、ワタクシ、大好きなのですね、ええ。
なんだかんだ言って、専用スタジアムが良いですよね。そして、家からのアクセスも重要。それから混雑が苦手。ってな要素をクリアしようと思えば、必然的に埼スタと味スタが多めになるわけですが、なのに、なぜだかJ2に関してはヴェルディ戦よりジェフ戦が多くなりました。見返してみるとヴェルディ関係のエントリーは9月3日付と12月3日付の2つだけなんですね、我ながら。
先日、サラッと今年のスケジュールを確認したところ、今年は比較的、味スタでヴェルディとかFC東京とかの試合を見ることが多くなりそうです。
7位:ジェフ大苦戦、、、
そんなわけで、ジェフの試合に関しては結構、多く観戦しました(当社比)。思えば、7月4日付のエントリーでは「J2に関して言えば、去年と同じように、再開後も上位グループがある程度は順調に勝ち点を積み重ねていくのではないかな、なんて予想してます。特に柏と千葉は、降格後も予算規模を極端には縮小させることなくチームを編成してきているので、前評判通りの好成績と言えるでしょう。」なんてことを書いてますね。
そんなジェフは、後半戦になって急降下、アビスパの軍門に下り、望んでもいないJ2残留を見事、果たしてしまいました。
ちなみ、ジェフが苦戦した理由については、6月11日付、7月22日付、9月28日付のエントリーでワタクシなりに分析しています。一言で言えば、ゲームを仕切る選手の不在が大きく響いたかな、と。
6位:どうなる3バック?
いや、ですね、8月6日、12日、18日、27日付のエントリーで、「日本人は役割分担を与えられた方が力を発揮できそうだから、3バックでも良いんじゃない?」って趣旨の自説を展開したのですね。
そうしたら、予想通り「あのねぇ、いまさら3バックってねぇ、君、サッカー知ってる?」みたいなコメントが寄せられました。今、振り返って、当時のワタクシが言いたかったのは、「ヨーロッパのトレンドではない」という理由だけで、それ以上の思考を放棄して、戦術の選択肢から外すことは賢明ではない、ということだったのですね。だから、今でも3バックを「選択肢の一つ」として誠実に分析していく必要はあると思っています。
また、5月14日付のエントリーを念頭に、「戦術なんてものは無限ループを繰り返す→現在は4バックを中心とする秩序が形成されている→日本代表は現在の秩序において優越性を保持する立場にいない→ゆえに既存秩序を破壊する異分子の側になるべきじゃね?→ならば、やがて1周まわって逆に新しい状態になるであろう3バックを一足先に取り入れてはどうか」という裏主張もひっそり行間に込めていたのですが、上記のコメンターさんには全くその点を斟酌していただけなかったので、そのコメンターさんに限らず世間様にはサッパリ伝わらなかったようですね、、、(そういや最近SpoNavi+ブログの中で、サッカーに対する確かな御見識を独特な文体で親しみやすく?展開なさっているブログさんが、実はヨーロッパでも3バックが復権しつつあるような気配があるとかないとか述べられていましたね)
ともあれ、これに関して何に最もビックリしたかっていうと、その直後に「343」を代名詞とするザックさんが就任したことです。エラッそうな講釈を垂れておいて実際に3バックが実現しそうになると逆にビビッてしまうワタクシって、なんて人間くさいのでしょう(汗)
5位:アジアカップ優勝!
そんなザックJapan。初の公式戦となったアジアカップで見事に優勝しましたね。一応1月18日、22日付のエントリーで簡単に触れています。
もちろんアジアカップを通じて、いろいろ感じる部分、考えさせられる部分もありましたので、今後おいおいシリーズ的にアップしていこうと思ってます。
ただ、理由についても機会を見つけてエントリー化しようと思いますが、「代表関連の(真面目な)エントリーは代表が活動していない時期にアップする」という方針でやっていますので、南米選手権までの時期に、Jリーグ関連のエントリーに紛れさせながら、という形になるかな、みたいな。
南米選手権が始まってしまうと、ザックに対する印象が変わってくる恐れもあるので、それまでには、って感じですかね。
アジア制覇という快挙ですから、別に1位でも構わないのですが、6位との繋がりが良いので5位です(笑)
4位:城福監督解任…
少ないとはいえ、住所的には都民ですから味スタにも何度か行ってます。それでFC東京関連のエントリーもあります(5月27日付、7月19日付、8月30日付、10月26日付、12月30日付)。
で、昨シーズンのFC東京に関する大きなトピックといえば、J2降格と城福監督の解任ですね。特に城福さんについてはワタクシ的にも、なかなか評価が定まらなかったらしく、7月31日付のエントリーでは「城福さんは器用貧乏を重用する悪い癖がある」と批判しつつ、9月25日付では「そもそもフロントの選手編成に問題がある」と擁護していたりします。このあたりの一貫性のなさ、なんてワタクシって人間くさいのでしょう(苦笑)
城福さん、先日、「エルゴラッソ」でJリーグの長身化について分析していましたが、やはりクレバーというか、もう一度、捲土重来を果たして頂きたい人材ですね。
3位:フィンケ退任、、、
フィンケさんについては9月13日付、17日付、21日付のエントリーで、卑見を披露させていただきました。
賛否両論、さまざまなコメントを寄せていただき、大変勉強になりましたし、浦和サポーターもフィンケさんいついてはハッキリ評価が二分されるんだなぁと、妙に納得したりもしました。
ワタクシ的には、フィンケさんに対してオシムの幻影を重ね合わせていたように思います。冷静に考えれば、中位以上を維持しつつ、2年間で見事なまでの世代交代を果たしたという1点だけでも評価に値すると思うのですが、「フィンケならばオシムみたいに魔法を使って一瞬で全てを変えてくれるんじゃないか」という過大な期待を抱いてしまっていたのかなぁ、なんて自省していたりします。ただ、そういう過大な期待を抱かせてくれるだけの魅力に溢れた監督さんだったことだけは、正当に評価したいところですね。
2位:南アフリカワールドカップ開催!
多言は無用!そして、只今その観戦記なシリーズをアップしている最中でございます。
1位:岡田japanまさかの大躍進!!
4月23日、30日、5月7日、21日、28日付のエントリーで、「岡田Japanがワールドカップで惨敗しても、それは岡田さんの手腕の問題ではなく、日本のレベルがそういうところにあるってことに過ぎないんじゃない?」って予防線を目一杯に張っていたところ、まさかまさかの大躍進。
この要因についても、実はイロイロ考えていることがあります。本文を書いていないだけで目次もできています。10エントリー分くらい。なので、これもJリーグが盛り上がっていて、代表が活動していない時期にアップしていこうかと企み中。
ただ現在進行形のザックと違って、岡田さんの場合、WCでの評価が最終評価でしょうから、かなりノンビリ気味に、アップしくことになるかなぁ、なんて。
そんなわけで、なんだか、最後は今後の所信表明みたいになりましたね。今後も、「コンスタントかつ持続的に」だけは心がけて、週に2回(±1回)くらいのペースでアップしていきますので、よろしく可愛がってやっていただけると幸いでございます。