この日は、野津田でございます。
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この試合は、二階席から観戦しました。野津田のメイン2階席が開放されるようになったのは今年からですか?以前にはなかったような。気付かなかっただけかもしれませんが。ともあれ、2階席、なかなか快適です。1階席も十分な高さがありますけど、陸上トラックの存在を踏まえると、2階席の方が良いかも。
試合前には「スイーツ真鍋」こと、新日本プロレスの真壁刀義さんがトークショーをしておりました。さすがはマスコミでも重宝されるだけあって、トークはとても軽妙。ワタクシもときどき不特定多数に対してしゃべらなきゃいけない業務があるのですが、そういう経験を踏まえると、人前で話せる人は、それだけで尊敬いたします。
真鍋さんは、試合前のキックオフセレモニーでも登場。ここでも、サポーターを上手に盛り上げておりました。敢えてなのか、うっかりなのかはわかりませんけど、社交辞令的に「アウェイのサポの皆さんも・・・」みたいなのを一切入れなかったのが、逆に良かったと思います。あとは力業でサポと一体化。やりきることの大切さを思い知らされます。
例によって、町田サポはあまりゴール裏に集まらない。そのかわりバックスタンドやメインのホーム寄りにはギッシリいる。サポの絶対数自体は少なくない。そんな町田ゴール裏には選手たちの似顔絵がたくさん。電光掲示板みたいにドットで作ってあるのか、スケッチなのか。ともあれ、名人芸でございます。北九州側のサポは、まぁ、距離的に、こんなところ。多くもなく少なくもなく。
町田のスポンサーには玉川学園と桜美林という2つの大学が。どちらもお坊ちゃんお嬢さん学校ですよね? 他に森村学園ってのも、あの界隈にあったような。ともあれ、小田急沿線は、地味にお金持ちが多いのか、成城学園を筆頭に、なんとなく優雅なイメージもありますよね、我が愛しの京王線に比べると。
本山雅志。この試合の見どころは、この選手に尽きます。あの東福岡の大エース。あの頃は、まだ「高校サッカーのスター=日本サッカー界のスター」という時代でしたから、同じ東福岡の大エースであっても、増山朝陽とかよりも、もっと世間的な知名度があり、そのプレッシャーと戦ってきた勇士。まだまだ頑張ってくれ!
町田で出色だったのがカルフィン・ヨン・アピン。ディフェンダーなんで、ほとんどはシンプルにボールを捌くのですが、時折、捌くふりして猛烈にドリブルを繰り出したりする。往年の闘莉王くらいとまではいきませんが、勢いでオーバーラップしていくときの迫力には見応えがあります。
試合は原のラッキーゴールで北九州が勝利しました。そのあと、「町田にPKか!?」ってシーンがありましたが、審判にはとってもらえませんでした。このレフリーさん、全体的に無難なジャッジをしていましたが、PKに関してはなかなかとらなかったですね。他にもエリア内で倒されたけど流されるってシーンは、いくつかありました。