スポナビ気付ブログ御中の周辺をウロウロと…2014年版

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□毎年恒例

 

ワタクシ、このブログを始めて5回目の年末年始を迎えます。ちなみに開始は2010年の4月、南アフリカワールドカップを間近に控えた時期ですね。それ以来、毎年末に「スポナビ気付ブログ御中の周辺をウロウロと…。」ってのを書いておりまして、1年間お世話になったお礼に苦言を呈すという、文字通り「恩を仇で返す」エントリーです。なので、今年も・・・と思ったのですが、さすがに5年目ともなると、そうそう書くこともない。不満が少ない。歳をとったからでしょうか。

 

 

本来ならば、今年は書こうと思えば嬉々として書ける口実がある年なんですよね。なんせ、5月だか6月だかにモデルチェンジしましたからね。その直後に少なくないブロガーさんが漏らしたように、当時は「使いづらいっちゃありゃしない」って思ったものです。でも、こういうのは慣れの問題と言いましょうか、新しいものに出会ったならば普遍的に感じる不便さであって、そこに不満を垂れるためには、旧態依然を是とする覚悟が必要となります。ワタクシにその覚悟はございません。

 

 

□トイレの落書きからの脱却

 

繰り返しになりますが、今年は弊ブログ的には二回目のワールドカップがあった年。前回のワールドカップから4年間というスパンで考えたとき、スポナビブログさんの基本方針は、非常に明確です。そして、そこにブレがない。その方針とは、「書き手・コメンターに発言責任を求める」という方針です。特に、コメントにも責任感を要求する毅然とした態度は、他のブログ管理主体とは一線を画していて、今年もまた、コメントIDへのハードルが高くなりました。この4年間でコメントは壊滅的に少なくなりました。

 

 

最近ではネットリテラシーとやらも浸透してきて、さすがにそういう勘違いを本気でする人は減ってきたと思いますが、一時期は「ネットでの大声=世論の代表=社会の正義」みたいに考える人も少なからずいた。ただ、言い尽くされたことですけど、匿名である以上、どこまでいっても、ネット上の無責任発言なんてトイレの落書きに過ぎない。そのトイレの落書きを「それはそれで意義がある!」という価値観もあれば、「基本的には見苦しい」という考え方もある。で、スポナビさんは後者の立場を明確にしている、と。

 

 

□下北沢の再開発

 

要するに、ここ数年、スポナビさんはトイレ美化に励んでいるわけです。それに関して思い出す大学時代の先輩の言葉があります。ワタクシが通っていた大学は、ワタクシが入学する数年前に都心から郊外に移転したんですね。キャンパスが広くて清潔になったので、移転を歓迎すべきことだと個人的には思っていたのですが、その先輩云く「キレイすぎて大学っぽくないから、移転1期生の我々は、一生懸命に廊下とかを汚くしたんだ!」と仰っていました。

 

 

少し話題を替えます。最近、下北沢の再開発が快調に進んでいますよね。でも、それに抵抗する、あるいはそれを残念に思う人々も一定数いる。「下北は、あの雑然とした感じだからこそ魅力的なんだ」と。再開発が完成した暁には、きっとアトレとかができて、全国どこにでもある無印良品やABCマートが入居することでしょう。それはそれで洗練された美なんだと思います。ただ、やっぱり失われるものがありますよね。トイレの落書きがなくなることで得るものもあれば、失うものもある。・・・まぁ、ここ数年のスポナビブログについての単なる感想でございます。