日本にサッカー文化は根付いたのか!?〜祝! 1000回更新!!の周辺をウロウロと…

□序 実は、このエントリで、弊ブログ、うっかりちゃっかり1000回目の更新となります。ホント、うっかりちゃっかりですよ。500回目の更新でも述べましたし、1回目のエントリでも述べたような気がしますが、始めた動機は、当時、週1回、厚木とかに往…

評価すべきだが不満もある、期待もあれば不安もあるハリル初年度総括の周辺をウロウロと…(前編)

実はワールドカップ予選再開まで、あと一ヶ月とかなんですね。そこで遅ればせながら2015年のフル代表について総括しておきたいと思います。 ■戦績の概要 2015年の日本代表は、波瀾万丈でしたね。せっかく実績のあるアギーレさんが代表監督に就任して…

小倉隆史がグランパス監督に就任することの周辺をウロウロと…(後編)

■トヨタが本気に ぶっちゃけ言って、オグが監督に抜擢された背景には、グランパスの新社長となった豊田章男の寵愛という要素の存在を否めない。あの豊田章男ですよ。アメリカ的なトヨタ潰しに対し、堂々とした演説で、それら姑息な工作を一蹴し、アメリカ世…

小倉隆史がグランパス監督に就任することの周辺をウロウロと…(前編)

■マジで、いきなり監督就任っすか!? え、弊ブログを開設したのは5年以上も昔のこと。その頃のスポナビブログは、今みたくストイックな登録制ではなく、活発なコメント交換が繰り広げられていて、開設当初には弊ブログの名前について、その由来に気付いて…

2016年の日本サッカーにおける注目点の周辺をウロウロと…年の初めのご挨拶

■2016年のサッカー界 みなさん、あけましておめでとうございます。年が明けました。2016年のサッカー界、特に日本人にとっての最注目イベントはリオ五輪でしょう。もう10日もすれば最終予選が始まりますし。前々エントリで述べたように、個人的に…

スポナビ気付ブログ御中の周辺をウロウロと…2015年版

■毎年恒例ながら・・・ 弊ブログを開設したのが2010年4月。その年末から、毎年「スポナビ気付ブログ御中の周辺をウロウロと」として、あれこれ運営さんに対して難癖をつけてきたのですが、ここ数年、さすがに書くことがなくなってきた。褒めることは探…

今年のうちに手倉森誠を擁護しておくオリンピック男子サッカー代表監督に対する同情の周辺をウロウロと…

■忍法“予防線の術” いやぁ、年末ですね、年末。ワタクシ、勤労者ですので、まだまだ出勤真っ最中。明日まで出勤ですよ。平日のナイターとかは平気で見にいってるのにね。職業に応じて、ハイシーズンとかオフシーズンとかあるわけです。ともあれ、「今年も終…

興行面はシビアに評価してねチャンピオンシップ総括の周辺をウロウロと…(後編)

■視聴率7%と10% それなりに盛り上がったチャンピオンシップ。特にサンフレッチェの地元広島では、視聴率も30%を超えたとか。これは、なかなか立派な数字です。全国平均にならすと決勝の1stレグが7%で、2ndレグでは10%に届いた模様。ヒットド…

競技面は成功したように思えるけれども。。。チャンピオンシップ総括の周辺をウロウロと…(前編)

■現場の盛り上がりと試合内容 少し記憶も薄れつつありますけど、チャンピオンシップ、盛り上がりましたね。特に当事者である選手たちは、「ここで負けるわけにはいかない!」という意地を前面に押し出し、壮絶な消耗戦となりました。ガンバとレッズの緒戦な…

2015シーズンJ2総括の周辺をウロウロと…

■外国籍ストライカーと和製エース 2015年のJ2で好成績を収めたクラブとして、まず挙げるべきは自動昇格を果たした大宮と磐田でしょう。どちらも元J1組ですね。しかも、エレベータークラブというより、長期間にわたってJ1で存在感を示してきたクラ…

2015シーズンJ1総括の周辺をウロウロと…

■好成績を収めたクラブ 2015シーズンを振り返ったとき、さしあたり「今年は良い成績だったね」と評価できるのは、広島、ガンバ、浦和というチャンピオンシップ進出クラブと、最後までチャンピオンシップ進出の可能性を残した鹿島&FC東京、さらには来…

ポストシーズン(CS、昇格PO、入れ替え戦)総括の周辺をウロウロと…

■監督の世代交代進行中 J1やJ2のレギュラーシーズンについては、機会を改めたいと思ってますので、今回はポストシーズンに限定して、総括したいと思います。ポストシーズンの戦いで笑ったのは広島、福岡、町田。泣いたのは浦和、セレッソ、大分ですね。…

ガンバのACL敗退にある日本サッカー界の日程的桎梏の周辺をウロウロと…

■健太のボヤキ 例によって数週間遅れのトピックですが、ガンバがACL敗退しましたね。今年も日本勢は、これで全滅。もはや毎年の風物詩とさえ感じるACL敗退。それでも今シーズンはガンバとレイソルが意地を見せてくれたっちゃくれたんですけど、それで…

ぶちくらせ問題の周辺をウロウロと…(後編)

■文句を言う人の本質 結局、「“ぶちくらせ”は不適切だ!」って言い出した言い出しっぺは誰なんですかね? 固有名詞を表明している人なのか、匿名でやいやい言ってるだけなのか。なんか、この問題って、畢竟、クレーマー対応の問題と通底するように思うのです…

ぶちくらせ問題の周辺をウロウロと…(前編)

■青少年への悪影響なんだそうだ なんだか、全国的には突如として大騒ぎになりましたね、ギラヴァンツ北九州の「ぶちくらせ問題」。「ぶちくらせ」って表現がはしたないみたいなことを新聞で批判されたんですよね。で、その批判を受けてクラブは使用禁止。で…

柏の監督人事に見え隠れするきな臭さの周辺をウロウロと…

■官僚的思考法 レイソルの吉田監督が事実上の解任だそうで。新たに招聘されることとなったミルトン・メンデスさんは、ブラジルの名将だとか。監督に限らず人事というのは、結果論でしか語れないものですから、吉と出るか凶と出るかは来シーズンの戦いぶりを…

ツイてない男・田坂和昭の周辺をウロウロと…(清水編)

■救世主になれた監督、なれなかった監督 ご存知の通り、田坂さんは、結果的にオリジナル10の清水を史上初めてJ2に陥落させてしまった監督さんです。が、ゆえに、「私の趣味は他人の批判です」って人たちからは、オモチャにされてしまいました。まあ、実…

ツイてない男・田坂和昭の周辺をウロウロと…(大分編)

■奇跡の昇格は割に合わない 昔むかし、反町康治監督に関する、弊ブログの、とあるエントリで、J2の名将というのは、構造的に損な役回りである、といったことを論じたことがあります。つまり、J2の名将は、本来ならJ1で戦える戦力でなくても、昇格を果…

清水エスパルス降格の周辺をウロウロと…

■清水の降格と都雀 いやぁ、降格が決まってしまいましたね、エスパルス。やはり「オリジナル10」のブランドは未だ健在ですから、降格経験のない「オリ10」クラブが、また1つ減ってしまったというのは、我々オールドファンには、微妙にショッキングです…

ムズカシ爺ハリルホジッチとマスコミさんの周辺をウロウロと…

■2つのニュース 9月の終わり頃、「U22手倉森監督にハリルのカミナリ!」なんて見出しのニュースがありました(デイリースポーツ)。内容は、その直前のJ3戦に関して。J3に参戦している「J22」、普段は高畠さんが指揮していますが、オリンピック…

永井謙祐批判の周辺をウロウロと…

■永井不要論 旧聞に属すことですが、9月19日のフロンターレ戦で永井謙祐が負傷しましたね。救急車に運び込まれるときには、たまたま視察に訪れていたハリルホジッチさんが、永井に寄り添っていたとか。ハリルさんが永井を重要な選手の1人として位置付け…

三木谷浩史の深慮遠謀の周辺をウロウロと…

■楽天イーグルス騒動 結局、梨田さんが就任するんですか? 楽天イーグルスのの次期監督。揉めてますよね。そりゃそうだ、なんせ、イメージが悪い。改めて振り返るまでもなく、事の発端はシーズン途中における田代コーチの辞任。サッカーファンの立場からすれ…

日本代表がアジアを勝ち抜くために必要なものの周辺をウロウロと・・・

プロローグ 昨日のアフガニスタン戦は珍しく快勝でしたが、日本代表って、アジア予選において、いっつも「これで大丈夫か!?」ってなりますよね。これまでの歴史をみる限り大丈夫だったり、大丈夫じゃなかったり、そこに法則性はなさそうなんですけど、「ふだ…

ハリルボジッチに対する世間的評判の周辺をウロウロと…

いやあ、苦戦してますね。新生日本代表。それと比例するようにハリルホジッチへの風当たりもずいぶんと厳しいものになっている。まあ、プロの監督ですからね。結果が良ければ誉められて、悪けりゃ批判される。それはそういうものだと思いますが、それにして…

スポナビ気付ブログ御中の周辺をウロウロと…2014年版

□毎年恒例 ワタクシ、このブログを始めて5回目の年末年始を迎えます。ちなみに開始は2010年の4月、南アフリカワールドカップを間近に控えた時期ですね。それ以来、毎年末に「スポナビ気付ブログ御中の周辺をウロウロと…。」ってのを書いておりまして、…

アギーレジャパンの船出の周辺をウロウロと…

9月(ウルグアイ・ベネズエラ)、10月(ジャマイカ、ブラジル)の2シリーズを経て、朧気ながらも、その概要が見えてきたアギーレジャパン。4試合を見たトータルとして感じた感想を述べていきます、の前編。 □3トップの条件 これまでの試合を見ていた一…

松田直樹を追悼する直情型闘将の必要性

松田直樹を追悼する直情型闘将の必要性 本シリーズは、2011年10月に書き散らしたものです。そういうものとしてお読みくださいませ。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ワタクシ、実物は見たことないのですが、2002年日韓WCの公式映像があります…

松田直樹を追悼するガキ大将の憂鬱

本シリーズは、2011年10月に書き散らしたものです。そういうものとしてお読みくださいませ。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 前回のエントリーでは、松田直樹がガキ大将であったがゆえに愛された、みたいな話をしました。では、なぜ、ガキ大将…

松田直樹を追悼するガキ大将的要素の周辺をウロウロと…

本シリーズは、2011年10月に書き散らしたものです。そういうものとしてお読みくださいませ。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 松田直樹と言えば、良くも悪くも「永遠の少年」だと思うわけですが、まあ、そういうタイプの選手はJリーグ全体を見…

松田直樹を追悼する時代を映す鏡の周辺をウロウロと…

本シリーズは、2011年10月に書き散らしたものです。そういうものとしてお読みくださいませ。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 松田直樹さんが逝去して早くも四十九日が済みました。そろそろ個人を偲ぶとともに、「松田直樹」という存在の良いと…