スポナビ気付ブログ御中の周辺をウロウロと…2013年版

                                  にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

皆さん、大晦日の夜を如何お過ごしでしょうか? テレビなどを見てくつろいでいるものと推測申し上げます。ちなみに‘大晦日の夜’の風物詩として、誰もが思い浮かべるのが、「テレビを持っている人=視聴者だから強制的に料金を頂戴いたします」でお馴染みの某放送局が誇る国民的番組、「紅白歌合戦」であろうかと存じます。尤も、近年、特に若年層においては日本テレビがお送りする人気企画「絶対に笑ってはいけない」シリーズの知名度も確実に浸透していますよね。ワタクシ、中学生のときに『ごっつ』にはまった世代ですので、もはや信仰的に松本人志ファンです。必然的に、こちらを見ます。厳密には録画します。

そんな、「紅白歌合戦」と「絶対に笑ってはいけない」シリーズの他にも、大晦日の風物詩が、ワタクシ個人的には存在していて、それこそが本エントリー、そう「スポナビ気付ブログ御中の周辺をウロウロと…」シリーズなのですね。弊ブログを開設したのが2010年の4月。そこから、3年と9ヶ月が経って、4度目の年末年始を迎えます。ゆえに本シリーズも4回目となります。ちなみに2回目が怒りマックスモード、初回と3回目は提言モードくらいの温度感で、今回も、ごく微温的のつもりでございます。

ここ数年、スタジアム観戦だけでなく、地上波で放映されるレベルの試合、プレーのレベルというよりも注目度のレベルですが、そういうものに関しては出来るだけ中継を見て、その感想などを「★テレビ観戦記★」としてアップしております。そうすると、必然的にCWC(クラブワールドカップ)などは、一週間ちょっとで8試合を見なければならないというハードスケジュールになるわけです。(今年のワールドカップのことを考えると、嬉しいやら、身体がもつか心配やらで、とても複雑)。

で、CWCの記事をアップする時に難しいのが、「共通ジャンル」の選び方。そもそも「CWC」というのがない。ヨーロッパなりアジアの王者の試合ならば「欧州サッカー」やら「ACL」を選べるのですが、南米vsアフリカとかになると、そうもいかない。消去法的に「その他サッカー」なり「サッカー他海外リーグ」を選ばざるを得ないのですが、そうすると殆ど誰の目にも触れることなく、過去の遺物になってしまうのですね。そもそもジャンルによってページビューが一桁レベルで変わってくるところに根本的な要因があるのですが、それは仕方ないところなのでしょう。そこで提案なのですが、期間限定でも「クラブワールドカップ」というのを作って、また「南米サッカー」ってジャンルを常置してみては如何でしょうか??

さて、話は変わりますが、12月22日の未明にアップしたエントリーがあるのですが、珍しく翌日の朝には早速、コメントが付いておりました。ところが、午前中にもう一つエントリーをアップしたので、そのついでにレスを返したところ、数時間後には、応答もろとも事務局さんに削除されておりました。

本シリーズ2回目(2011年末)が怒りマックスモードであったと先に述べましたが、実は2010年末のエントリーも、基本的な方向性は同じで、要するに、事務局の方針が「自由放任」から「管理強化」へと抜本的に変更されたことに対して、疑義を呈したわけです。

2012年あたりから、少し、その辺の‘息苦しさ’も緩和され、快適に暮らしていたので、「喉元過ぎてなんとやら」状態だったのですが、未だに、こういう‘強権発動’もあるんだなぁと。「コメントの一部にでも、事務局が不適切と判断する「内容/表現」が含まれますと、全体の内容に関わらず、ブロックされる/削除される場合があります」というのは、実体を伴っていたらしい。コメントを戴いた方と、返答したワタクシのどちらに原因があったのか、あるいは両方ともに問題があったのかのは不明ですけど、良くも悪くも〈「荒れる」という現象に対して、過度に神経質〉という事務局さんの基本体質は変わっていないらしい。まぁ、削除されるようなレスを返すワタクシが完全に悪いんですけどね。

〈「荒れる」という現象に対して、過度に神経質〉という観点に関して、もう一点。これも、学習能力のないワタクシに全面的な非がある話なわけですけど、スポナビブログにはNGワードがいくつかあって、ときどきそれに引っかかり、なかなか記事をアップできないということがあります。で、引っかかる言葉(単語)は、ほぼ毎回、ちょうどどこぞの国の総理大臣が公式参拝したことで絶賛お馴染み中の神社に合祀されていることがどうのこうのという「A級○○」の「○○」。スポーツでも敗戦の要因を探るにあたって普通に使われる言葉です。

この言葉はNGワードらしい。で、親切にも、メールでNGの理由のご説明を戴いたことがあります。そこには、「○○は本来、戦争犯罪者を云々、ゆえにスポーツには相応しくない、とかなんとか」ってことが書いてあったのですけど、ここに納得がいかない。というのも、語源論なんてものほど不毛なものはないからです。

例えば、ものの本によると「国益」という言葉は、1960年代以降、政治的な文脈で多用されるようになったものの、近世においては純粋に経済的な(貿易黒字に相当するとのこと)、しかも〈国=藩〉という意味で使われていたらしい。これを事務局さんの理屈に敷衍させると、「ワールドカップで躍進することは日本を団結させ、国益にかなう」と述べた場合、「そもそも〈国益〉という言葉は経済的な言葉で、また〈日本〉というまとまりを連想させる言葉ではないので…」ということで、NGにされなければならなくなる(ちなみに、例文として提示しただけで、国民国家なる枠組を神聖化するような安易な思想をワタクシが持っているわけではないですよ、念のため)。これをナンセンスといわずして、何をナンセンスというのか。

言葉なんて時代とともに変化するもの。特に日本語は現代の日本人が200年前の日本語を簡単には読めず、授業で習うほど、容易に転変する性格をもっている。語源を大切にしなければならないのであれば、現代人は現代日本語を捨てなければならない。感動した時は「をかし」とか「あはれ」と表現しなければならない。また、戦争に端を発する言葉が不適切であるのであれば「○○」以外にも、腐るほど禁止しなければならない単語があるはず。ワタクシは不勉強なので、すぐには出てきませんが、日本語学とかの大学教授様から見れば、「じゃ、なんでこっちはOKなの?」って単語が山盛りだと思うのですよ。

つまりですね、正直に、「ここのブログを運営してきた経験上、この言葉が使われると「荒れる」可能性が一挙に高まるので、NGワードに指定しています」と通達してくれれば、完璧に納得するのですが、「戦争犯罪者を・・・」みたいな取って付けたような薄っぺらい(学問的根拠がないにもかかわらず、学問風を装った)理由を前面に押し立てられると、非常に違和感を感じてしまうのです。

というわけで、2013年の愚痴はここまで!