だから、暑すぎるってば〜FC東京U23vs鳥取(8/4)の周辺をウロウロと…☆現地観戦記☆

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日曜日は、ワタクシ心のホームスタジアムこと西が丘。アウェイチームとして乗り込んできたのはガイナーレ鳥取です。去年は森岡さんが率いていたのですが失脚して今年は高木理己体制。なんとも懐かしい‘高木理己’。森岡さんも、一見、クレバーなのですが、まあ、正直、結果論的に述べれば失敗しがちなパターンですよね。反町さんとかがナチュラルボーンなインテリなのに対して、森岡さんには清水宏保とか須藤元気みたいな、後付けというか、付け焼き刃的なインテリ臭を感じる。BSとかの解説を聞いていると、さほど中味のない内容を延々と喋っていて、とにかく話が長い。要点を押さえて話すのではなく、自分の頭の中味を説明文的に順番にダラダラ話しつづける感じで、「こっちはサッカーが見たいのであって、あなたのウンチク自慢を聞きたいわけではない!」ってなっちゃう。

 

この日の午前中は久々に浅草に出かけてみた。すっかりインバウンドが増えましたねえ。昨今の緊迫する外交関係の影響を受けない国々の方々が多く訪ねております。もちろん日本人も多い。いつの間に、あそこの通りには‘ホッピー通り’という名前が付いていたんだ?いわゆる六区ブロードウェイを闊歩してみたら、伝説のお店こと「捕鯨船」を発見したり、なんやかんやしつつも、雑踏に疲れたので、田原町駅やら合羽橋やら、そっち方面に遁避してご飯やさんを見つける。「餃子会館 浅草店」。餃子ですから無条件に美味しいわけですよ。加えて、いかにも‘おかあさん’みたいな女将の接客に安心感が溢れていて、居心地が良かったっす。その前日に行った店では、一見した風体だけで判断すると「歌舞伎町の用心棒」みたいな店長らしき兄ちゃんがドスを利かせた接客をしていておっかなかったので、余計に気持ちよかったです。

ちなみに、そのあとは、せっかく銀座線なので銀座で途中下車して、Ginza Sony Park内にある「BEER TO GO」にも立ち寄りましたよ。要するに代官山にある「SPRING VALLEY BREWERY」と同じなんですけどね。歴代ウォークマンが展示されているので、“(あの頃=90年代)ソニーだった人々”に囲まれてしまったよ。

 

そんなこんなで、西が丘に到着してのは16時過ぎ。……暑いよ。というか、暑すぎるよ、ムリムリ。灼熱地獄だし、いつも通りバックスタンドに陣取ったがために、親の敵のような攻撃力で逆光が攻め寄せてくるし。ついでに言えば、熱中症対策のためにローソンストアで買ったスポーツドリンクの糖分に胃がビックリしてしまったし。プレーヤーも集中力を維持するのが大変でしょうが、ここまで厳しい環境だと、オーディエンスはオーディエンスで集中力が保てねー!

そんな環境のもと、鳥取はどこか「いつも通りにプレーしよう!」って感じで、FC東京U23は「割り切りましょ。。。」って感じでサッカーをしていたような印象。ブラジル人は暑さに強いのか、アルトゥール・シルバだけが動きにキレを見せていた、みたいな。

 

展開としては、前半のうちにFC東京U23が原大智の2ゴールで先手を打ちます。1点目はPKをしっかりと決めたもの。2点目は、カウンターのチャンスで相手のファールに妨げられながらも、主審がアドバンテージをとって、その流れで抜け出して決めたゴール。対する鳥取もキックオフ30分過ぎから風が吹き始めて気温が下がってきた影響もあるのか、徐々にペースを奪い返し、連動性あるパスワークから混戦となったゴール前に突っ込んでいった可児のゴールで1点差に追い上げると、後半、勢いのままに鳥取が追いつきました。三沢がスルーパスを出して、右サイドを魚里が激走して突破しきってからのクロス。ニアに突っ込んだ林がヒールで小憎く押し込みました。グッドプレーが3つ続くとゴールになるというのがワタクシの持論なのですが、まさにそのようなかたちとなりました。ここからは、いかにも夏場の消耗戦。夏休みシーズンの試合はクオリティが下がるから試合をすべきでないとか、夏休みだしとか、賛否両論ありますが、それも含めてJリーグ。夏の風物詩ですな。ドロー決着となりました。

 

ところで、来シーズンいっぱいでU23は終了するんですって? ある種の“ガチャ感”のあるU23には様々な意見があるのでしょうが、ワタクシ個人としては危機です。というのも、FC東京U23がなるなくると、J3を見る困難さが桁違いに跳ね上がるのです。ただでさえ、南関東には3チームがあるだけ。FC東京U23がなくなれば、相模原とYS横浜の2チームだけになる。年間スケジュールの組み立てが困難極まりなくなるって話です。

なぜ廃止なんですかね。例えば、当面はU23要員としてお試し期間的に契約した選手たちって大学に通っていたりするのだろうか。実質的な単位取得は厳しいとしても籍だけはもっていたりするとすれば、自宅近くに大学がある地域、すなわち東京と大阪を中心とした大都市圏に限られ、そうなると大都市有利の不平等感を地方のクラブは抱くかもしれない。そんな要素も廃止の背景にはあったりするのだろうか⁇