2016年の日本サッカーにおける注目点の周辺をウロウロと…年の初めのご挨拶

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■2016年のサッカー界

みなさん、あけましておめでとうございます。年が明けました。2016年のサッカー界、特に日本人にとっての最注目イベントはリオ五輪でしょう。もう10日もすれば最終予選が始まりますし。前々エントリで述べたように、個人的には不安は尽きないのですけど、世論とか。この正月、実家に帰ったときウチの母親も「サッカーはいつもダメやな」と、「当然オリンピックたるもの、メダルを獲れることのみが成功だ!」という価値観を吐露しておりましたし。

 

 

フル代表について言えば、ハリルホジッチが、どこまで自らを“日本化”してくれるかに注目したいところ。やっぱり、まだまだハリルさんの頭の中って、アフリカを含むフランス語圏の常識で、日本人のメンタリティやらフィジカルを評価しているように思われる。それをいかに相対化できるかどうか。ハリルさんにとって勝負の一年になると思います。

 

 

Jリーグ、特にJ1についての注目ポイントは、意地悪かもしれませんが「どこが降格するか」かな、と。今回J2から昇格してきた3チームは、福岡は微妙なところですが、基本的に“プロビンチャ”ではないクラブ。福岡も予算はそれなりになったみたいですし、そうなると、甲府とか新潟とか仙台とかといったところが相対的に厳しくなるように気がしますので、これらのクラブが今年も凌げるのかに注目したいです。

 

 

女子サッカーについては、“澤ロス”を乗り切れるのかどうか。女子バレーのような、一定の国民的支持基盤はまだ構築されていないと思いますし、国民の関心を集めるような魅力を、次世代、次次世代が発信し続けることができるかどうか。女子バレー「狭間の時代」を必死に支えた大林や吉原やメグカナや高橋みゆきみたいな存在が、途切れることなく出てくるか。女子サッカーも試されております。

 

 

 

■ワタクシ事ですが

ついで、ワタクシ事。うすうす気付いている方も、ひょっとしたらいらっしゃるかもしれませんが、ワタクシのライフワークは「Jリーグの全クラブを現地観戦すること」だったりします。けっこう大変です。独身じゃなきゃ絶対できないよね。いつまでこれを続けられるのやら、「そろそろ潮時かも」なんて思うことがなくもないのですが、特に今年は厳しいかも。

 

 

というのも、J3が発足したときも躊躇したんですけど、一応、J3も全チーム見るようにしている。そのJ3が16チームになるんですよ。ってことは、J1・J2・J3合計で56チーム。単純に2で割っても28試合。そうもいかないでしょうから、40試合くらいは見なきゃいけなくなる。セカンドチームは見なくても良いことにしようかな・・・。

 

 

それから、ここ1年くらいは、テレビでサッカーを見ることが少なくなった。なんというか、単に生活のリズムの問題なんですけどね。1週間の生活リズムのなかに、どうやってテレビ観戦時間を組み込んでいくか。最近は、「日曜日の午前中から録画を見る!」っていうアグレッシブさがなくなり、「だったら、朝から缶ビールを開けるか!」って気分になりがち。

 

 

去年、引っ越したんですよね。それまでは衛星放送を見ようとしなければ見れない環境だったのが、強制的に衛星アンテナにくっつけられ、強制的に衛星料金も徴収されるようになった。すると、BSと地上波でやってる試合を全部見るのは不可能になる。地上波オンリーだと「地上波の試合は全部見る」とかできていたんですけど、いまや何を見れば良いかわからない。「全部見る」か「全部見ない」の極端な人みたいです、ワタクシ。代表戦くらいは見るよう頑張りたいなぁ。