トゥーロンでの不安定な戦い方がアレコレ言われている今日この頃、皆様におきましては如何お過ごしでしょうか?
ワタクシは別館4thDayMarketCentreを更新しています。
神様は残酷なのです、とかなんとか言っちゃって。柏レイソルvsアルビレックス新潟(05月26日)、その1
新潟の攻撃が特別に悪かったとは思えない、とかなんとか言っちゃって。柏レイソルvsアルビレックス新潟(05月26日)、その2
レアンドロ・ドミンゲスよりジョルジ・ワグネル、とかなんとか言っちゃって。柏レイソルvsアルビレックス新潟(05月26日)、その3
■日本 2 vs 0 アゼルバイジャン[05月23日 キリンチャレンジカップ2012]
香川の先制点、綺麗でしたね。本田と長谷部のワンツーから出たスルーパスに反応して、相手守備陣をすっ転ばした上でのコントロールショット。流れとして美しかった。追加点は岡崎。香川がサイドをえぐってクロス。本田がヘディングで繋いだところに岡崎が飛び込んで、「からだのどこかに当たれば良いや」みたいなシュートが決まりました。
2得点とも香川と本田という日本の2大エースが絡んだ得点でしたし、”練習試合”としては、まぁまぁ悪くなかったのではないでしょうか。
さて、この試合、代表デビューを果たした選手が2人いました。1人は高橋秀人で、もう1人は宮市亮。まずは宮市からですが、デビュー戦だから云々とは関係なく、相手が徹底的にリトリートした試合でしたので、なかなか本領発揮とまではいきませんでしたが、それでも僅かなスペースを見つけてはシュートを枠内に飛ばしたり、何度か突破を試みたりと、片鱗は明確に見せつけてくれました。
もう1人の高橋については、良くも悪くも、いつもの高橋。
「悪くも」の部分としては、中盤でのパスが上手く繋がらない場面が多々見受けられました。繋がらない理由はというと、別にボールを足に当て損なったり、明後日の方向に出してしまったりとかいうのではなく、「ボールスピードが緩い」というもの。で、これは、まさに「いつもの高橋」ですよね。
去年、J2のFC東京で天皇杯などの機会にJ1クラブと対戦すると、の試合なんかでもボールスピードが遅くて相手に奪われてしまうなんてシーンが散見していたように記憶しております。
ただ、その一方で、常に頭をグルングルン動かしながら360度の視界を維持しつつ、全体のバランスを担保していた。アンカー的な仕事を得意としながらも、攻撃についても効果的に援護射撃を続ける。また、相手のカウンターを許さないように、上手くポジションをとる、といった部分では、それ以上でも以下でもなく「いつもの高橋」だったのではないでしょうか。
その高橋選手などが、さりげなくフォローしながらも、けっこう危険なシーンを作られていましたね。今野・吉田という両輪を欠く中で、栗原や伊野波にはチャンスだったんですけど、隙というか、エアポケットというか、ルーズなところを露呈してしまって、事なきを得たから良いものも、「けっこう実はさっき危なかったんじゃね?」ってシーンが1試合を通じて45回くらいあったと思います。
ルーズさの加減といい頻度といい、あまり宜しくなかったのではないかと。
特に伊野波については、前半に相手に入れ替わられそうになったとき、露骨に相手のシャツを引っ張ってファウルを取られていました。展開的にも、ボールを奪われた場所的にも、彼我の実力関係的にも、冷静に考えた上での「プロフェッショナルファウル」ではなかったと思われます。
ということは、ついつい無意識にシャツを引っ張ってしまったということで、彼にとって前々からの課題ですが、この辺は改善してもらいたいところです。
■FC東京 1 vs 1 浦和[05月26日 第13節]
PA内でボールがこぼれたら、その目の前にマルシオ・リシャルデスがいた、そんな85分過ぎてからレッズが挙げた先制点。浦和が逃げ切り体制にギアを換え、小島を投入した直後のコーナーキックを森重が頭でねじ込んだロスタイムの同点ゴール。
『エルゴラッソ』の巻頭でも特筆されていたように、素晴らしい試合でした。この試合が如何に凄かったかについては、スポナビプラスさんのなかでも多くのブロガーさんが舌鋒鋭く論じられているので、そういう真面目な部分は、そちらに譲るってなことで、ここでは、「THEどうでも良いこと」をグダグダと述べていきたいと目論んでおります。
まず、この試合を見ていて度肝を抜かれたのは、鈴木啓太の髪型。鈴木啓太といえば若い頃はロン毛にしていた時代が長かったのですが、最近はさっぱりとスポーツマンらしい髪型にしていた・・・はず。
それが、何を血迷ったのか、オバちゃんパーマをかけているじゃないですか。どのような心境の変化があったのか、なかなか理解に苦しむところですが、あるいは映画『宇宙兄弟』の小栗旬に影響を受けたのでしょうか。鈴木啓太といえば奥さんが元モデルの畑野浩子。そして小栗旬は最近モデルの山田優さんと結婚いたしました。これらの状況証拠を積み上げていくと、あるいは鈴木啓太は「同じ、”モデルの旦那”として小栗旬なんかに負けてられるか」という熱い感情が湧き上がってきたのかもしれません。
・・・まぁ、テレビ観戦ですからね、プレーそのものよりも、細かい部分のディテールだとか、選手の表情だとか、スタンドからは見えない部分に注目するわけですよ。
例えば、前半、スローインに際して副審となにやらコミュニケーションをとっていたときの椋原の笑顔がサッカー選手とは思えないくらい爽やかで、「お前はジャニーズか!あるいはジャニーズ崩れか!!」とツッコまずには入られなかったり、とか。
プレーが止まって給水に行ったときに、槙野がポポビッチとじゃれ合っていて、「広島時代に仲良くやっていたんだな。ということは、ポポビッチは片言の敢えてヘンテコな日本語を投げかけたのかな」と想像力がかき立てられたりとか。
・・・以上のような風景は、おそらくBSだかCSだかでも抜かれていたかもしれませんが、我らがシャレオツ放送局:東京MXならでは画像も。
ハーフタイムが明けて選手がピッチに戻ってくる際、高橋秀人は、ずっと二階席の方に視線を投げかけていました。おそらく「今日は、いっぱい入ってるな」とか考えていたものと推察されますが、皆様ご存じの通り、東京MXのカメラというのは、非常に高い位置から全体を鳥瞰するように設置されています。
なので、いろいろ偶然が重なったのでしょうけど、高橋が二階席を見上げているとき、まるで東京MXに向かって、ずうっとカメラ目線を送り続けているような状態になっていました。しかも微妙にズレているところが、まるで往年の河村隆一みたい。ワタクシが恋に恋する17歳女子ならば確実にハートを鷲掴みされていたに違いありません。