電車でのスタジアム通いの周辺をウロウロと…2011年シーズンのJリーグを振り返る・スタジアム道中記

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今回は、明確に「釣り」なエントリーを忍ばせておりますが、別館4thDayMarketCentreをよろしくです。

奥深きかな選手名鑑、とかなんとか言っちゃって横河武蔵野FCvsSAGAWA SHIGA FC(04月15日)、その1

女子中学生と太もも、とかなんとか言っちゃって横河武蔵野FCvsSAGAWA SHIGA FC(04月15日)、その2

試合展開にも触れなきゃいけないよね、とかなんとか言っちゃって横河武蔵野FCvsSAGAWA SHIGA FC(04月15日)、その3

今回は「電車でのアクセス」をテーマに。

以前のエントリーでも述べたように、7月30日に栃木SCvsファジアーノ岡山を見るべく、栃木GSに初見参したわけですが、スタンドに到着すると、うん、専用スタジアムって良いですね。現時点ではキャパ的にも十分ですし。

ただ、座席数を今より増設することは難しいかもしれませんね。両ゴール裏とか、増設しようにも、その余地がありません。すぐそばまで山林が迫ってきております。

なんか、ちょうど良い窪地に、スタジアムがスポッとはまり込んでいる感じ。もちろん、ちょうどよくなるように窪地を整形したんでしょうが、それにしてもピタッと感がハンパじゃない。リフォームの匠が自ら特製の棚を作ったみたいです。

住宅造成・開発の一環としてスタジアムも作ったと思うんですが、それでも、かなり奥まった部分にあるのか、周囲は基本的に雑木林ですね。サッカーの開催されていない日の夜に、スタジアムの周辺を歩いていたら、だいぶ怖いに違いない。

ただ、そういう里山な感じが『平成狸合戦ぽんぽこ』を連想させて、なんとなしに祭り囃子が聞こえてきそうな趣があり、スタジアムを包む縁日みたいな雰囲気を醸成しておりました。とはいえ自然破壊っちゃ自然破壊ですから、モノノケたちが神隠しに遭いつつ天空の城でコクリコに坂っている可能性も否定できませんが・・・

そんな栃木と群馬は、永遠のライバルのように語られるわけですので、土曜日は宇都宮にいたかと思えば、翌日の日曜日には前橋にいますよね、そりゃ(7月31日のザスパ草津vsサガン鳥栖)。そんな大忙しな週末、とりあえず高崎に行くわけです。なぜならば、前橋は公共交通の便が著しく悪い。県庁所在地でありながら、わざわざローカル線に乗り換えなければならないところが、前橋の特性でございます。ゆえに高崎に行くわけですね。なぜならば電車が高崎行きだから。

で、次は腹ごしらえをしようじゃないかと思いまして、駅ビルのご飯屋さんなどを物色すると、「モントレー」(でしたっけ?)という駅ビルにある「登利平」というお店が「上州地鶏」を食べさせてくれるらしい。というので、鶏をシバかせてもらいました。

で、せっかくだし、高崎の隣の駅まで移動して、そこから微妙な距離を歩いて、だるま寺なぞに参詣し、再び高崎に戻ってきたのですが、まだ中途半端に時間的な余裕がある。ということで、せっかく群馬に来たのだからと、全国チェーン点である「Tully's」で、お茶をシバかせてもらうわけですよ。そうしたところ、地域密着型キャフェーである「Tully's」では、地元のギャル2人組なんかが隣のテーブルに座っていたりして、盛んに熊谷のバーゲンについて熱く語っている。そして、「銀座とかのバーゲンに行きたいよね」みたいな話をしておりました。・・・2人のギャル系な雰囲気といい、地理的条件といい、絶対的に池袋の方が宜しいんじゃないかと思ったのは、ここだけのヒ・ミ・ツ(うふっ)。

そんなギャルのトークを聞いていて思ったのですが、群馬って、余り訛りがありませんよね。地元の人が聞けば分かるのかもしれませんが、田舎からのお上りさんである余所者のワタクシにとっては、南関東の言葉と聞き分けがつかない。

交流の深さと方言の類似は密接な関係があると思われますので、一見すると姿形が似ていてキャラもかぶりますが、実はU字工事が強調するほど、群馬と栃木って関わりが強いわけではないのかもしれませんね、歴史的には。栃木の言葉は完全に東北弁系統ですし。

ともあれ、前橋は電車的なアクセスが悪いのですよ。まぁ、電車のアクセスについてはイロイロと考えさせられることがしばしばあります。例えば、大宮vs山形戦(08月20日)。この日の大宮の対戦相手はモンテディオ山形。西日本出身のワタクシにとって、東北とは感覚的には「遥か彼方」(=東京の更に向こう側)で、その辺の皮膚感覚は15年以上の年月を東京で過ごしていながら、なかなか抜けないのですが、冷静に考えれば山形や仙台から首都圏は比較的近い。

ワタクシは車に乗りませんので、ついつい公共交通機関で換算してしまうのですが、特に大宮なんて新幹線ならば乗り換えなしですからね。時間だけで考えれば、山形から大宮に移動するのって、埼スタからフクアリに移動するより、実は短い可能性がありますよね、運賃はともあれ。

そんなアクセス抜群のNACK5スタジアムに対して、なかなかチャレンジングな公共交通網を提供してくるのがケーズデンキスタジアム。公共交通機関によるアクセスが非常に宜しくないケーズデンキスタジアムを訪れたのは、水戸vs札幌(09月03日)が人生で2回目でございました。去年のレポで散々アクセスの悪さについてブーたれておきながら、結局、今年も通ってしまったのだから、ワタクシもなかなかのスキモノですね。

ただ、去年と今年とでは、同じスタジアムとはいえ、大きな違いがありました。当時はご存知のように大震災の影響でメインスタンドがガタガタになってしまっていたのです。

遠目からでも修理中だとわかるくらい、ガッツリ修理をしていましたね。修理資金は結局、水戸市が負担したんでしょうか?水戸市立の施設ですし。

ゴール裏の芝生席も一応、開放されていたように見えましたが、事実上、観客はほぼ全員がバックスタンドで観戦していました。キャパは5000人くらいでしょうか。なので概ね7割方は席が埋まっておりました。

水戸の観客動員数は震災前から3000人くらいでしたから、こうやって狭いエリアにギュッと押し込まれた方が、サポーターの一体感が醸成されて、却って良いのかもしれません。いっそうのことホーリーホックが10000人規模の動員できるようになるまで、メインスタンドの工場は敢えて終了させなくても良かったのではないかとさえ思えてくる。

・・・

まぁ、完成しちゃったもんは仕方ない・・・

ともあれ、電車であっちこっちのスタジアムを廻っていると、いろいろ考えさせられることがあるってはなしです。