内匠頭もアレやコレや誉めてくれると確信してみる【なでしこvsヨルダン】の周辺をウロウロと…★テレビ観戦記★

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■なでしこ 7 vs 0 ヨルダン女子[女子アジアカップ 05月18日]

キックオフ直後からなでしこが圧倒。攻めて攻めて攻めまくり、シュートを撃って撃って撃ちまくり、ただ、それが決まらない。チェックがルーズなのでミドルシュートを撃ちたくなるのはわかるのだけれど・・・ってな雰囲気。

どうも微妙な歯車が合わないのですよ。ただ、カウンターを受けることもなかったので、「決めるときに決めておかないと!」って流れではなかったですけど、どうにもこうにも切歯扼腕、あるいは、隔靴掻痒。一撃必殺って感じにならない。

と、思っていたら吉良が決めてくれました。猶本が思いっきりミスタッチした先に中島がちゃんといて、クロス。ヨルダン女子も左右の揺さぶりには弱いらしく、かなりフリーに楽々とヘッドで押し込みました。あの世で上野介も満足していることでしょう。

ただ、最近は、力が多少落ちるチームでも、1点や2点くらいではキレません。じれったい時間帯が続きます。じれったい愛です。安全地帯です。玉置浩二です。「say ○es」とかを歌ってYahoo!ニュースに載ったりするのです。なんてくだらなく、かつナイーブなことを言っていたら、前半終了間際に中島がキャノンシュートで追加点を決めてくれました。

後半に入ると、猶本と宇津木がポジションを代える。そうすると早速その成果が出て、猶本のクロスに高瀬が落として、阪口がミドルシュートを突き刺しました。フィールドでは唯一、レギュラーで世界一を経験した選手。役者の違いってヤツですかね。

その後は、また、スコアが固まります。なので、先発で抜擢された小原とか途中出場の杉田とかを見て、「可愛いなぁ」なんて呑気なことを考える暇が出来てしまっていたのですが、後半の20分すぎには、4点目。こちらはヨルダンのオウンゴール

ここで、なでしこは澤と大儀見を投入。けだし、当初の予定通り。というようなことを経つつ、中島が直接フリーキックを叩き込みました。中島とか宇津木とか、常連組は試合を通して貫禄を示していましたよね。高瀬については別の種類の貫禄でしたけど。

そして、最も貫禄を示していたのは阪口。この日はキャプテンマークを巻いていましたけど、澤が途中で入ってきても腕章を譲ることなく、キャプテンとしてチームを鼓舞し続けていましたけど、さらに6点目のゴールも決めて、この日、2得点。さすがでございました。

そして大団円の7点目は吉良。この人も、この試合2点目。ヨルダン守備陣も集中力を切らさず、最後まで頑張っていましたが、息の根を止めました。いくら格下相手とはいえ2ゴールですからね、上野介だけでなく内匠頭も誉めてくれるんじゃないですかね。ってことで、なでしこが圧勝。収穫の多い試合となったのではないでしょうか。