2010年シーズンを振り返る、サポーターの横顔編カシスタのオバサマ方の周辺をウロウロと…

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皆さんは、人体の神秘って感じたこと、ありますか?

ワタクシ、先日、茨城県の沿岸部で、それを感じたことがありました。茨城県には2つのJクラブがありますが、沿岸部となれば自ずとどちらか決まってきます。20年弱のJリーグの歴史の中で、強豪として扱われなかったことが一度もないという、アンビリーバブルなクラブがありますよね。

何が凄いって、全てのJクラブを見渡しても有数に人口密度の低い都市をホームタウンにしていて、必然的に予算規模的な苦戦を免れない客観的前提の中で、Jリーグ随一の成功クラブになり、我が世の春を謳歌し続けている。最早これは奇跡です。

そんな鹿島のサクセスストーリーは、Jに参入できたことから始まります。発足直前までJリーグ参入の論外に位置付けられていた田舎クラブ。

有名な話ですが、そんな住友金属サッカー部(?)が、大逆転で鹿島アントラーズとしてJリーグ参入を成し遂げた決め手は鹿島(鹿嶋?)スタジアムにあるとかないとか。鹿島スタジアムそのものがアントラーズの武勇伝といって過言でないでしょう。

そんな記念碑的サッカー場に訪れたのは、2010年の年末が初めてでした。だって遠いんだもん。なかなか脚は伸びないさ。

で、実際にカシスタと初対面してみて思ったのは、「早すぎたゆえの荒さ」ですね。絶対的な大前提として、1990年代にサッカー専用スタジアムを作ったという先見性は無条件に素晴らしいんですよ。そしてワールドカップ日韓大会を前に改修を経ていることも、先ほどWikipediaで再確認しました。だから「鹿島(鹿嶋?)」ではなく「カシマ」であることも、知ってます。数分前から。

でも、ベースはやはり1990年代初頭の建築物であって、それだけに、ナウくない部分もありますよね。

ちなみに、この場合の「ナウ」はTwitter的な「なう」ではなく、「ナウなヤングにバカうけなプレイスポット」みたいな使い方をする「ナウ」です。

カシスタの何がナウくないって言えば、まずは「座席間の狭さ」ですね。だって、席の前を人が通過しようとすれば、通すほうは、脚を引っ込めるのみならず、もの凄くアクロバティックな体勢を取らなければいけないんですよ。

しかも、カシスタスタンドの多数派を形成するオバサマ方は、試合が始まった後も躊躇なくスタジアムを徘徊されますし。でも、オバサマ方に罪はないのです。

そもそも座席の前後間隔のレイアウトに問題があるわけですし、それより何より、オバサマ方が試合中に動かなければならない諸悪の根源は、そうしないとトイレに入れないという逼迫した現実があるからなんですね。

つまり、カシスタってトイレが少なすぎませんか?って話ですね。ハーフタイムのトイレ行列には、ラーメン二郎もビックリでした。

で、そんなトイレ行列を見ながら、人体の神秘に思いを馳せたんですね。

男と女を比較しましょう。この場合、ジェンダー的なややこしい観点ではなく、生物的な話です。

一般的に男と女では、一度のトイレ使用にあたって、どちらがより多くの時間を要とするか。言うまでもなく、どう考えても女性の方が長い時間を要しますよね。脱いだり履いたりとかにかかる手間がだいぶ違います。

それでは、男と女とで、どちらが、より多くの回数、トイレに行くか。これは、うっすらとした記憶なので断言できませんが、確か女性の方が頻繁だってことになっていたような気がします。

科学的にどうかはともあれ、経験則的にも、女性の方が、高速道路とかでのトイレ休憩に神経質なような気がします。

男の場合、人前でビールを飲むことに対するハードルが低い分、アルコールの利尿作用に敗北することが多々ありますが、女性の場合、そういう他律的要素とは関係なく、暇さえあればサービスエリアのトイレに立ち寄っている印象があります。

ワタクシは参加したことがないので全くの偏見ですが、団体バス旅行でトイレにゾロゾロ一目散なのはオバサマ方なような。そして、トイレに行ったから、もう時間がないってのに、お土産屋を冷やかしてガイドさんに、「早くしてねん!」って言われているのもオバサマ方なような。

ともあれ、時間的にも頻度的にも、男子より女子の方がトイレの需要度は高いのですね。しかしですね、ここで、一つの理不尽が発生します。

同じ面積において、男子用と女子用とでは、どちらが多くの個数、トイレを作れるかって話です。一般的には、男子用トイレの方が、柔軟な空間利用ができて、より多くの個数を設置できると思うのですよ。

つまりですね、人口密度が同じならば、男子より女子の方が、より多くのトイレを必要とするわけです。にもかかわらず、同じ面積ならば女子より男子の方が、より多くのトイレを割り当てられる。

これを矛盾と言わずして何て言う。

或いは、これを人体の神秘と言わずして何て言う。

以上がワタクシの「人体の神秘」実感経験でございます。

まあ、人体の神秘ってのは、言い方を変えれば神様のイタズラってことですよね。男女のトイレ事情には神様のイタズラが介在しているってことです。まさに、これぞ2011年版「トイレの神様」、、、なんか違うってのは、ちゃんと自覚していますよ。

でも光があれば影もある。ベッピンさんな神様がいるのなら、意地の悪い神様がいたっていいじゃないか。そうなんです、本エントリーは哲学的な内容なんです??

ともあれ、本シーズンも今回で終了。そして2010年シーズンのJリーグを振り返すシリーズ三部作も完了!

というわけで、次回からは、敢えて今のご時世に南アフリカWCを、あんまり日本代表には触れない感じで振り返るシリーズを、けっこう延々と続けていきます、、、