横浜FCvs熊本(7月16日)観戦の周辺をウロウロ写真で振り返る

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悲しいかな、ニッパツ横浜FC戦は、とてもゆっくり観戦できます、人口密度的に。

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いつもと同じ光景の横浜駅西口。の、つもりが岡野町のバス停まで歩く途中にドンキホーテのペンギンがカーネルサンダースもどき(本物?)とツーショット撮影会をしていたり、スタジアムに着いたら着いたで、壁のペンキ的なのがハート型に剥げていたり、なんだかラブリーさ満開でございました。

 

 

震災以降、はじめてのロアッソ戦観戦。チャリティ的なTシャツが売っていたので購入しました。最近のTシャツはメッシュが主流で、安いやつでもテロンテロンになりづらいので助かります。キックオフ前には熊本を激励するVTRが流されました。やればできるじゃないか、横浜FCフロント!

 

 

ハーフタイムにも「がんばろう熊本」的なフラッグを抱えて、横浜FC女子チーム(シーガルズ)の選手がピッチを一周。先頭に立っていたのが“女ロナウジーニョ”こと山本絵美。若い頃から明るいキャラクターで愛されていましたから、ベテランとなった今でも、周囲を笑顔に引き込みます。

 

 

横浜FCにはロアッソにゆかりのある選手がいて、それが市村篤司であり、南雄太。両選手とも先発出場。南は北嶋に続くレイソルからのベテラン力注入選手。ロアッソサポーターのハートに残る選手のようですね。ルックス的にもすっかり円熟味を増していますが、それはプレー面でも然り。とりあえず、キックはだいぶ上手になった。

 

 

市村選手は、後半、敗色濃厚となりつつある乾坤一擲のPKを獲得しました。意地悪く言えば「一生懸命プレーすることで少しでも勇気を与える」が、「ロアッソから勝ち点を奪う」になってしまうわけですが、でも、そんなこんなを全て含み込む概念として日本人は“恩返し”という言葉を磨き上げてきた。日本人の言語センスは、正直、秀逸だと思う。

 

 

もはや復興のアイコンにさえなりつつある巻誠一郎。アツいヤツです。“ヤツ”というのは悪い意味ではなくて、親しみをこめて使ってます。ジェフ時代から心を撃つ行動や言葉でファンを魅了してきました。この試合では前半だけで退場になっちゃいましたけど、でも、巻誠一郎は復興の旗手として走り続けるでしょう。

 

 

試合は、八久保が前半4分に決めた虎の子の一点を熊本が守り切ろうとしたところ、先述のPKで横浜FCが追いつき、そのままドローとなりました。熊本の脅威の粘り腰、必死のディフェンスに心を奪われました。PKのシーンの写真のピンぼけ具合がハンパないですけど、気にしないでくださいませ。