土居聖真の功罪〜モンテディオ山形vsブラウブリッツ秋田(3/9)の周辺をウロウロと…☆現地観戦記☆

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□連結が外れたダービー

一般的には奥羽本戦と愛称されるマッチアップですが、この絶妙なタイミングで言えば“連結外れダービー”と称さざるを得ないでしょう。新幹線の連結が外れて直通運転中止でどういうことやねん。週末パス併用に付きあらかじめ磁気切符を購入してあったワタクシにも大影響。帰りの新幹線、山形新幹線が福島までしかいかない。そのまま“はやぶさ”だったか“やまびこ”だったかに乗り継げるのですが、いまの切符のままだと自由席。福島駅では同じように山形新幹線部分の指定席切符だけ持った自由席ユーザーが押しかけるわけなので嫌な予感しかしない。

そこで福島〜東京も指定席にしてもらおうとすると、みどりの窓口に行かねばならない。仙台駅でみどりの窓口に行ったら100人(90分)待ちときた。山形に移動したら50人待ち、しかし窓口が2つしかないのでやっぱり90分待ち。いやいやJRさん、ネット購入に誘導してみどりの窓口を削減するなら、こういう非常時対応もすべてネットで済むようにしてくれないと。JRのミス100%で発生した非常時において、全区間を指定席で予約しておいた客を自由席に押し込んで事足れりとするしかないのであれば、それはシステムの不備であって、不備のあるネットシステムの存在を前提にみどりの窓口を削減するとは、いったいどういう了見なんだ?と。

 

□早くも絶体絶命?

さて、盛岡で“こまち”から“はやぶさ”に、さらに福島で“はやぶさ”から“つばさ”に乗り換え、それぞれみどりの窓口で1時間くらい待って指定席を確保しながら乗り込んできた?秋田は今シーズンここまで2勝0分1敗の7位、まずまず悪くない。問題なのは迎え撃つ山形で、0勝0分3敗で18位です。いやいやいや、愛媛と壮絶な残留圏争いをしている場合ではないだろう。まあ、例年モンテディオはスロースターターなんですけど、盛り返すきっかけが監督交代だったりするので、それは避けていただきたいなぁ。渡邉さんが評価を下げて欲しくないのです。

 

□山形の先制

というわけでピッチに目を移します。まず、ブラウブリッツですが、すっかりツートップが梶谷と小松に固定されましたね。 秋田といえば6人くらいのFWの中からローテーション気味にツートップをピックアップするイメージだったのですが、今シーズンはむしろ2列目が流動的なんですかね、この試合では水谷と長谷川巧が先発でしたけど。スタイルは、展開の影響かもしれませんが、さほど極端な「奪ったら一刻でも早く、前に大きくロングキック」という感じではなくなったかも。

一方のモンテディオは田中渉と高江というエロさ溢れるダブルボランチ。わりと明確な縦関係を作る時間帯が長かったような。田中渉の舐め腐った足元技術がエロさ全開でビビる。高江は少し引いた位置取りで全体を俯瞰する。モンテディオのダブルボランチといえば藤田&南のイメージが未だに鮮烈なのですが、藤田はともかく、南は何処へ行ったんだ?ある段階からほとんど試合に絡まなくなった?腰なり膝なりってパターンか?ヴェルディ時代のアレコレもあるので、ちと心配。

ともあれ前半の攻防ですが、 山形が2点を先行。1点目はレレのシュートを土居が角度を決めたもの。2点目は安部のクロスに裏抜けしたレレがダイレクトボレーを突き刺した。2点目の裏抜けダイレクトボレーも凄かったですけど、1点目、最初に最終ライン裏へと抜け出したのってDFの岡本ですよね??どうなったんだ?

もちろん秋田も引き下がらない。良い意味で来シーズンは秋田にいないであろう小松が1点を返します。サイドを攻略してからのハイクロスにCFがヘディングですから、明確に秋田のカタチですよね。

 

□山形の逃げ切り

後半になると秋田が攻勢に出る時間が増えます。秋田名物のレッツピンポン大作戦が発動します。極端な縦ポンではないのですが、ヘディング多めのダイレクトでボールを処理していくスタイルにモンテディオもタジタジ。しかしタジタジになりながらも、岡本が起死回生の追加点。DFにあたってコースが代わり、GKが掻き出そうとして逆効果になるというWディフレクションなシュータリングがネットにパサッとなりました。

しかし、それでも秋田は不撓不屈。スローインからショートパスバージョンのレッツピンポン大作戦を発動させて梶谷が決めて追いすがります。ここの場面も含めて、局所局所を切り取れば、どこのティキタカだよって感じでしたね、ブラウブリッツ。山形の視点に立つと、なかなかミドルブロックが機能しなかった。背景には土居聖真の存在があろうかと思われます。彼がいることで攻撃は循環するんですけど、守備時には完全に攻め残るので、前線と中盤の間にスペースができてしまう。

それでそこを埋める運動量も期待してだと推測しますが、レレと替えて堀金を投入する。しかし、それでもミドルサードが締まらないってことで、ついに土居聖真を下げる。代わりに投入されたのは高橋潤哉。堀金と高橋潤哉が揃ったことでようやく中盤の守備も安定すると、その高橋潤哉がダメ押しの4点目を決めてみせました。その後の決定機逸×2はご愛嬌としても、渡邉監督の修正が功を奏して、モンテディオが今シーズン初勝利を収めたとさ。