バカンス最終日は大阪。福岡からフェリーなんぞに乗って移動してみた。実は、昔からけっこうフェリーをご贔屓にしておりまして、機会が合えばそれなりに利用したりします。乗船して、すぐに寝て。みなが寝静まっている早朝にふらふらとパブリックスペースで読書とかするのが大好きです。
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とりあえず、関西のローカルチェーンなファミレスである「トマト&オニオン」でランチを食べてからスタジアムへ向かう。たまたまフェア的な感じで、千と千尋の神隠しのお父さんへの道まっしぐらなハンバーグ3段重ねがあったので、食べてみた。夜中までずっと胃の中に滞在していらっしゃいました。
そんなわけで、吹田スタジアム。感想を一言で表すなら「合理性の極み」。好きです。ワタクシ、東京に住んで20年以上経つのですが、いまだに東京の人の「中味より見た目」気質に馴染めない。知ってます? 東京では軽自動車って、ほとんど見ないんですよ・・・。あんな合理的な乗り物ないのに。
スタジアム内には「BLU STORIA」というショップ件ミュージアムがある。こういうのは管理責任者に指定されているからこそできる芸当。こういうことをさせてもらえないから日ハムは札幌ドームから出ていくんですよね。おそらく天下りの巣窟であろう運営会社は、日ハムがいなくなったら、コンサドーレから収奪するのかしら。
J3なんでスタグルは閉店ガラガラ状態かと思っていたら、やっていたのです。お腹いっぱいで食べられませんでしたけど。しかも、たむけんの店とか、ミシュランの店とか。なんだか、気の利いたフードコートみたいだぞ。次に訪れる機会が有ったら、確実に、このあたりのグルメを満喫するに違いない。
ガンバU23を率いているのは宮本恒靖。そして、相模原のベンチには川口能活。ほぼワタクシと同世代。若い頃から“イケメンJリーガー”として人気をはくしてきましたが、いまなお、シュッとしている。「やっぱり運動しないといけないなぁ」と日頃の不摂生を反省せずにはいられません。
試合の方は、相模原が沽券を示しました。が、内容はしょっぱかったです。どちらかというと、ガンバU23の若者達の快活さに心を動かされました。そして、二人も退場者を出しながら、気色ばむことなく、経験の浅い面々に落ち着きを与えていた宮本監督のダンディさに惚れ惚れでございます。