「岩波負傷の遠因と、その解決方法」ってな試合【日本U23vsパラグアイU23】の周辺をウロウロと…★テレビ観戦記★

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■日本U23 1 vs 2 パラグアイU23[トゥーロン 05月21日]

この試合に関しては、ミスから先制されてしまったとか、内容云々を語る気がしないです。。。そもそも、カメラの位置がピッチレベルに近すぎて、何が何だかわからなかったですし。メインスタンドも芝生席とか、そういう感じのスタジアムなですかね。どこかアルガルベカップのときのスタジアムみたいなのんびりさ。でも、我らが手倉森ジャパンとしては、会場の雰囲気に包まれながらのんびりなんて決して出来ないようなアクシデントが発生してしまいました。

 

 

申すまでもなく、岩波の故障ですね。もはや呪われているとしか思えない。思えば、予選で松原を無理使いしたところから悲劇は始まった。そこから、予選を通じて最も名を挙げた室屋の長期離脱、山中も負傷を抱え、川崎で急成長を遂げた奈良も骨折で五輪絶望。「岩波・植田のバックアップはどうするんだ!?」って悩みどころをい抱えていたところで、頼みの岩波まで離脱してしまった・・・。一生懸命に言葉を探しても、「西野、ガンバレ!」しか出てきません。

 

 

ここまで負傷が続くと、偶然では済まされない。いろんなところで指摘されているように、ほとんどオフを取れないまま来てしまったハードスケジュールのツケということは間違いないでしょう。しかし、ここで確認しておかなければ、トゥーロンがこの時期に、このレギュレーションで行われたのは、今回が初めてではないということ。そして、これまでは、このレギュレーションでも、さほどケガ人は出ていなかった。つまり「トゥーロンという大会が選手を壊した」のでは決してないわけです。加えて、Jリーグのスケジュールも、開幕が一週間早まりましたが、天皇杯の元旦決勝も含めて、これまで、そこまで極端な変化はない。

 

 

では、これまでのオリンピック前と、今回とで、何が違ったのか。ワタクシが思うに、主に2つくらい要因があるのかな、と。一つには、最終予選がセントラル方式で開催されたということ。この影響を甚大でしょう。本来ならオフに当てるべき期間に、通常のシーズン中よりも何倍も心身ともに負担のかかる連戦に挑まざるをえなかった。しかも代表チームですから、事前合宿も必要。文字通りのオフ返上。そりゃ、いくら若くても疲労蓄積で抵抗力が弱まりますわな。

 

 

それから、もう一つは、2ステージ制になったことでしょうか。シーズン全体の開始と終了は、これまでとほとんど変化はありません。ただ、1ステージ制だと長期戦ですから、「シーズン序盤に無理をさせることはない」という判断も出来る。しかし2ステージ制だと短期決戦×2ですから、1stステージを制するためには、シーズン開幕からフルスロットルで突っ走らなければならない。だから、多少、痛めていても休ませてもらえない。奈良なんかはこのパターンですよね。

 

 

上述2つの問題を解決しようとすれば、どうしなければならないか。まずセントラル方式の最終予選が、あの時期に開催されたというのは、秋春制ならば、ごく常套的な選択となる。つまり、日本も秋春制にしない限り、今後もこういうことになる。でも、じゃあ、簡単に秋春制にできるかといえば、そうではないことは皆さんご存知の通りですね。それから、2つ目の問題、2ステージ制の件ですが、これも「こうでもしないとJリーグおよび各クラブが経済的に明るい未来を見通せない」ってところから、そうなっているわけですから、Jリーグのスタジアムに足を運ぶサポーターの絶対数が増えないことには解決しない。なので、もし、「こんなにケガ人が出るのは、協会なり会長が悪いんだ!」って考えていて、かつ、普段Jリーグのスタジアムに行く習慣のない方々がいらっしゃいましたら、ぜひ、スタジアムにお越しください。日本サッカー界に関する全ての問題は、少しでも多くの人々がスタジアムに駆けつけるようになることで、少しずつ改善していくんだと思います。