「ベレーザの選手豆知識」「過ちへの寛容」「「マイボ」の謎」2014シーズンを振り返る・選手の群像編

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ベレーザの選手豆知識[日テレベレーザvs浦和レッズレディース(6月1日)]

この日は開門直後に西が丘に入場。別に深い意味があるわけではなくって、いつものように近所の喫茶店で『エルゴラッソ』を読もうとしていたのですが、いったん帰宅して出直すのも面倒だから、このまま西が丘まで行ってしまって、スタンドでエルゴラを読めばいいやって気分になったから、そのまま行っただけなんですけどね(2014年当時、赤羽に住んでいた)。近くのファミリーマートで、100円に値下げになったアイスコーヒーを買って、ご入場。

 

 

なので練習風景とか選手紹介とかを“じっくりチラ見”(←一見、矛盾しているように思えるが、そうとしか表現できない)。目の前ではベレーザの選手が試合前練習に励んでいる。“オレの原ちゃん”は相変わらず可愛い。ともあれ、その中の土光を見て思ったのですが、土光って、とても色白ですね。テレビ画面越しとか、バックスタンドからピッチを見る限りでは、そんな印象はなかったのですけど、根本裕一に負けず劣らずの美肌。

 

 

時間は進み、選手紹介の場面。阪口夢穂の名前がコールされます。それまでは余り意識してなかったのですが、阪口夢穂って、「さかぐちみずほ」ですよね。「阪口」で「さかぐち」。「穂」で「ほ」。ということは、理論上、「夢」と書いて「みず」と読ませていることになる。

・・・うん!?

 ということは、「『夢』は『みずもの』!」というメッセージが込められているのか?? だとしたら、なんとも哲学的じゃないですか。深い、深すぎる!!

 

 

 

■過ちへの寛容[東京ヴェルディvs福岡(6月14日)]

午前中に所用があったこともあって、キックオフの1時間前くらいにスタンドに着いたのですが、ちょうど、アップのためにヴェルディ選手が姿をあらわすタイミングでした。ヴェルディサポって、このタイミングでも選手ごとにコールを入れるのですね。で、そのコールにはチアの皆さんもお付き合い。クルクルクルクル華麗かつ軽やかにダンシングなのですけど、チアの皆さんって、それぞれなりにアドリブを入れるんですね。

 

 

ともあれ、先発選手を順番にコールしていくと、鈴木淳の順番になる(2014シーズンを振り返っています)。この日の相手は福岡で、鈴木淳の古巣ですから、ひときわ大きな声を出す。あわよくば、アビスパサポを煽りたい!ってイメージだったでしょうか。で、それまで黙っていたアビスパサポも発声を始める。ただ、残念ながら(?)それはヴェルディサポの煽りへのリアクションではなく、たまたま、そのときアビスパの選手がピッチインしたから。

 

 

なので、特別に鈴木淳がらみの発声はなし。代わりに城後コールが繰り返し送られていました。城後って、確か、その直前かなんかの試合で相手サポに対し、不適切なジェスチャーを示して叱られていたのですね。そう考えると、アビスパサポは過ちを犯した同士に対して温かい。どれくらい温かいというと、例の騒動が起きた後だというのに、「それはそれ、これはこれ」ってなわけで、変わらずに「モーニングムーン」に合わせた城後のチャントを唱っていた。過ちに対して、寛容なのですな。なんせ、「モーニングムーン」ですから。。。

 

 

 

■「マイボ」の謎[東京Vvs京都(7月30日)]

よく、ボールがタッチラインを割ったときに、両チームの選手が「マイボ!」ってアピールしますよね。まあ、そこには目的に対する手段として一定の合理性が備わっている。つまり、ヴェルディならヴェルディ、サンガならサンガの選手が「マイボ!」とアピールすることによって、そのボールが各選手の所属するチーム、そのユニフォームを着たチームにスローインの権利があるという主張を、その権利の帰属先の判断権を保持する審判に伝えることになる。

 

 

ただ、今ひとつ意味不明なのは、ときどき、観客にも「マイボ!」って叫んでアピールしようとする人、いません? あれって何なんですかね? まだ、ゴール裏の人々がそう叫ぶのであれば自己主張として成立すると思うのですよ。でも、バックスタンドとかメインスタンドとか、呉越同舟が許容されている空間において「マイボ!」と主張することって、滑稽じゃないですか? だって、その「マイボ」の「マイ」の帰属先が自明じゃないんですから。

 

 

仮に審判に何らかの圧力になったとして、もし、審判が「マイ」の帰属先を相手チームだと認識したらどうするのか。そもそも何の圧力にもならないのならば、その主張をする根本的な意味がない。味方を鼓舞したいのだとしても、やっぱり選手は、その声が自分たちと同じ「マイ」に帰属することを認識できない以上、その効果を持たない。要するに、それ以上の説明なしでも「マイボ!」における「マイ」の帰属先が相手に伝わっているだろうという前提による発言なわけですよね。・・・これって、時々いる、「ボクって○○じゃないですか〜」っていう発言ができてしまう残念な人々と同じ発想のような。