■なでしこ 1 vs 0 イタリア女子[練習試合 05月28日]
この中継を見て、何がビックリしたかって、そりゃ、宮間ですよ、宮間。宮間と言えば、いついかなるときも日焼け止めを塗りまくって顔が真っ白になったりすることもなく、ナチュラルなスッピン姿で試合に臨む選手。一度だけ『スーパーサッカー』かなんかで金田さんのインタビューを受けているときにメイクしたお顔を拝見しましたけど、基本的には化粧っ気のない選手。
その宮間がヘアバンドをしているではないですか。宮間って、化粧っ気がないだけでなく、いつもクリボー系のショートカットで、ワタクシとしては勝手に「ヘアバンドとかする暇があったら練習したい!」って理由であの髪型にしているモノだと思い込んでいたのですよ。
それがですよ、ヘアバンドですよ。よくよく見てみると、少し髪を切りましたかね。その結果、ちょいと邪魔になってしまったってだけかもしれませんが、冷静に考えたとき、宮間の髪型は常に乱れない。ってことは、それなりのカリスマさんに切ってもらっているのだろうか???
まぁ、宮間のプライベートのことは、どうでもよいのですけど、何が言いたいかというと、「宮間も女の子だからオシャレに興味がないわけがない。そこを今までは禁欲的にしてきたのだが、このタイミングで、少し遊び心を持ったとしたならば、それは良いことなのではないだろうか」ということ。
あくまで根拠のない妄想ですけどね、ひょっとしたら澤の復帰によって精神的なゆとりができて、ちょいと髪型をいじってみたのかな、なんて思ったのですよ。実際に、この日のプレーぶりは圧巻でしたからね。ここ12年の宮間って、実はそれほど良いパフォーマンスを見せていないような印象がありまして(あくまで、代表での話ですが)。澤という支柱の完全復帰によって、宮間が背負ってしまっているアレやコレやの、ほんの一部でも軽減されたとしたら、それはなでしこにとって、とてもポジティブな兆候だと思います。
試合の方は、前半は「本大会出場を逃したとはいえ、さすがはイタリア、なかなかやるなぁ、堅守からのロングカウンターとか、攻守の切り替えとか、堂に入ったもんだ」なんて思っていたのですが、時間の経過とともにグダグダになっていってしまいましたね。
特に宇津木のクロスに大儀見が合わせた先制点が入った後は、「手も足も出ねぇ」みたな感じ。いや、厳密には「先制されると、どうやって得点を奪えば良いかわからなくなるんだよね・・・」って感じ。まるでマッシモトーキョーを見ているような気分になったりしているうちにタイムアップを迎えました。