「これも、アジアの洗礼?」ってな試合【日本U23vsマレーシアU23】の周辺をウロウロと…★テレビ観戦記★

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■日本U23 1 vs 0 マレーシアU23[オリンピック予選 03月31日]

去年の秋シーズンでしたっけ、少し話題になったドラマに『ごめんね青春』ってのがありましたよね。クドカンさんの。ワタクシも見たり見なかったりしていたのですが、主演が錦戸亮。で、そのお父さん役として風間杜夫が出ていたのですね。風間杜夫、やっぱり名優ですねぇ。基本的にはお気楽極楽おじさんなんですけど、たまに人格者になるって役柄。その演じ分けがとても上手い。表情のモードを自然に変化させて、気がつけばお気楽極楽おじさんが人格者に変わっていた。そんな風間杜夫の代表作といえば『スチュワーデス物語』。その『スチュワーデス物語』といえば「ワタシはドジでノロマなカメです!」なわけですが、この日のマレーシアは、まさにカメ。甲羅に籠もって、しっかり守ってきました。

 

 

「隙を伺いカウンター」って意識もなくはなかったんでしょうけど、マレーシアはかなりの専守防衛。カウンターでは3タッチくらいでシュートまでって感じ。なんか、CBやGKのロングキックが異様に飛んでいましたよね。そのまま日本のGKに届いてしまいそうな。しかも、そのキックを基点にシュートまで持ち込まれるシーンもありましたし、ほんの少しだけですけど「ちゃんと警戒しないとな」ってシーンもあった。ただ、にしても、攻めてこなかった。カウンターの方法論が整理されていなかった。

 

 

そうなるとさすがに攻め倦ねざるをえないんですけど、前半のうちにこじ開けましたね。左SBの安在和樹のクロスに久保がヘッドで合わせました。いいぞ安在和樹、きっと稲城では安西幸輝も喜んでくれているに違いない。で、結局この1点しか入らないまま、ズルズルとタイムアップを迎えてしまったわけですけど、公式戦ですからね、「結果と内容のどちらが大切か?」と問われれば間違いなく前者なわけですから、まぁ、最低限の成果はあったんじゃないでしょうか。

 

 

 

この日のオリンピック日本代表はサムライブルーではなくサムライイエロー。ホーム扱いのマレーシアが青だったから、黄色の2ndユニということになったのでしょう。まぁ、それは国際試合における基本原則に則った措置だから仕方ない。でもね、どうも釈然としない部分もあるのですよ。というのはマレーシアのチームカラー、よくわからないですけど応援スタンドを見ている限り、マレーシアのチームカラーは何年か前のジェフカラーと同じらしい。

 

 

つまし、黄色に紺に近い青っぽいのですよ(実際は黄色に黒のタイガーユニとのこと)。しかも、なんなら青より黄色の方が比率が高そうな雰囲気。・・・いやいやいや、と。じゃぁ、マレーシアが黄色で良いじゃないか。そうすれば我々日本人サポーターとしては、猛烈な違和感に襲われなくてもすんだのに。。。もしや、これもアジアの洗礼ってヤツか?? AFCは一筋縄でいかない組織だし、アジアでの日本は基本的に仲間はずれ的ポジションだし。・・・いや、単に黄色の2ndに慣れていないんだな、たぶん。なぜ白ではなく、黄色にしたのだろうか??