吉本一謙のセクシーさについてアレやコレやドキッとしてみる【FC東京vs鹿島】の周辺をウロウロと…★テレビ観戦記★

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■FC東京 1 vs 1 鹿島[J1第15節 07月19日]

序盤は鹿島が支配する展開。高橋秀人あたりの対応が不用意だったりして、鹿島の小気味の良いパスワークにFC東京が翻弄される、そんなシーンが多く見られました。もっとも、FC東京は引いて守りますから、必然的な形かもしれませんけど。しかし、FC東京も、高いところでも低いところでも米本がボールを奪いまくり、そこからのダイナミックな展開で押し戻します。そして、イタリア人指揮官ですけど、そこはJリーグですから、それなりに人数をかけて攻める。

 

 

いずれにせよ、両チームともロングボールを効果的に使って攻める傾向にありますから、守備のバランスを崩すってことがない。ゆえに、全体としてジックリドッシリ構えるような重厚な展開のままハーフタイムを迎えることとなりました。で、後半。後半になると、FC東京がイニシアティブを握ります。そして、先制点を挙げたのもFC東京。エドゥのクロスが跳ね返され武藤が詰める。そのこぼれ球を拾った三田が、狙い澄ましたミドルシュート。いやぁ、ゴラッソでしたね。

 

 

この時間帯、なんだかやたらと小笠原がエキサイト。いちいち全てのプレーで審判につっかかる感じ。最近の彼のデフォルトなのか、審判のジャッジにストレスがあったのかは知りませんが、まぁ、よく審判に文句をつけていました。ともあれ、リードを奪ったFC東京は、再び引きます。割とアントラーズが一方的に攻め立てるような感じ。FC東京はボールを奪ってスペースに縦ポン。エドゥなり武藤を走らせて、「あとは個人技でどうにかヨロシク!」ってイメージになります。

 

 

そうやって逃げ切りモードになったので、そのままクリーンシート達成かな、とも思われたのですが、後半も40分を過ぎてから豊川の、これまたゴラッソで追いつかれてしまいました。FC東京としては、前がかりになる鹿島を尻目に、東あたりがカウンターの起点となりつつ、武藤とかが広大なスペースを突いて決定的なチャンスを量産していたのですが、そこでトドメを刺せないと、こういった結末になってしまうってものです。まだまだ「守備の文化」定着は道の途中・・・。

 

 

と、ここまでFC東京目線で見てきましたので、最後は鹿島からの視点で。鹿島というのはご存じの通り歴代ブラジル人が監督をしてきて、ブラジル流が定着しています。それは今も変わらず、特に顕著なのはWボランチ。ブラジル伝統の「低い位置で、どっしり構える」スタイルですよね。ただ、少し目新しいのは、そのどっしり構えた2枚に、小笠原・柴崎という元来は攻撃的な選手を揃えているところ。イメージ的にはシャビアロンソピルロのWボランチみたいな感じ。

 

 

ともあれ、そういう古典的なブラジル流ですから、ブラジル人選手にとってはやりやすいはずなんですが、どうもダヴィはフィットしていなさそうですね。もともと組織の中で生きるタイプでもないですし、感情のコントロールが上手な選手でもないのですが、小笠原もビックリなくらい、終始イライラしていました。で、序盤からスパイクの裏を見せてタックルとかしてしまう。その結果、吉本のパンツが破けてしまったらしく、なんと、ピッチの中で吉本さん、生着替えをしていましたよ。そんなこともあるものなんですね。