ニュージーランド戦を見てアレやコレや不安になってみる【なでしこvsNZ女子】の周辺をウロウロと…★テレビ観戦記★

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■なでしこ 2 vs 1 ニュージーランド女子代表[女子W杯最終予選壮行試合 05月08日]

「もっとなでしこが圧倒するのかな」なんて楽観的に構えていたのですが、蓋を開けてみると、全くのイーブンな展開。中盤で奪い合うって感じにならなかった分、最終ラインがどっしりセットして、固い展開となりました。というよりも互いに停滞してしまっている感じ。

そんな閉塞感を突き破ったのが高瀬の先制ゴール。吉良が中盤でボールを奪いきり、阪口を経て宮間に。宮間は一発のロングパスで相手最終ラインの裏を取り、反応して走っていた高瀬が余裕綽々に決めきりました。8割方宮間の得点ですね。

後半に入ると、サッカーの試合における常道として、組織に綻びが見え隠れし始めて、スペースができます。と言うこともあり、なでしこも縦への推進力が出てきて、前半よりは小気味の良い展開となりましたが、そこで同点に追いつかれてしまう。ヤロップのどっかんミドル。相手を誉めましょう。

その後は、しばらくニュージーランドのペース。なでしことしてはクリアするのが精一杯って感じで、タジタジ状態になっていましたね。そこで佐々木監督は状況を打開すべく選手交代。高瀬に代わって投入された菅澤がターゲット役としてそれなりに機能したこともあって、終盤はなでしこが再びペースを握り返します。

そして勝ち越しゴールを奪ったのも、その菅澤。宮間が蹴ったコーナーキックにヘディングで合わせました。このゴールの直前に猶本が投入されましたので、世間的には猶本のゴールに期待がかかったのでしょうが、チーム作り的には菅澤が結果を出したということに意味があるんじゃないでしょうか。

というわけで、どうにかこうにかなでしこが勝利を収めましたが、ニュージーランドは手強かったですね。特に、右ウイングのウィルキンソンロッベン的な選手で、チームがポゼッションできている時間帯には目立たないのですが、カウンターモードになると、俄然、そのパワフルな突破力が際立ってました。

この選手の特徴はなんといえっても、“the白人”というルックス。なんというか、美人だと思うですが、それ以上に“いかつい”のですよ。骨量からしてアジア人とは違う。顔のパーツも、なんだか、恐い。で、誰かに似ているなと考えたところ、わかりましたよ。そう、カイヤに似ておるのですよ。ええ、ええ、カイヤ川崎ですね、そうです、そうです。

そのウィルキンソンに代表されるように、ニュージーランドの何人かの選手は、大人として表現を選ぶなら、“グラマラス”。女子サッカーを見ていると、しばしば見られますよね。そういうプロポーションの選手。擬音で例えるなら“ポヨンポヨン”。

ワタクシ、いわゆる“オヤジ”でして、しかも首都圏在住。電車社会の月給取りですから、俗に言う“飲みにケーション”が盛ん。えぇ、そうです、ビールっ腹なのです。そこでダイエットをしようと最近になって早朝ランニングをしているのですが、ニュージーランド女子代表の選手を見ていると、走るだけでは痩せないのかもしれないと不安になってきました。