日本代表アジア最終予選の周辺をウロウロ振り返る

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※本シリーズは、まぁ、【御蔵出し】みたいなものです。当時のリアルタイムで書いたものなので、そういうものとしてお読みください。。。

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日本代表 3 vs 0 オマーン代表(2012年06月03日)

まぁ楽勝でしたからねぇ。「良いところも悪いところも出た」って感じではないので、レポの書き甲斐もないってもんです。

先制点は三角形くん。前田が少し左に開いて香川とワンツーの上、長友へスルーパス。それをダイレクトで折り返して三角形君がインサイドでダイレクトボレー。うん、綺麗でした。

追加点は後半になってから。カットインしながら順接方向のアーリークロスっぽいのを香川が入れて、受けた前田が粘ってねじこんだもの。これも前田の良さが出ていました。で、その直後に3点目が入ります。またまた「香川のラストパスから前田のシュート」という展開。弾かれたところを岡崎が泥臭く決めました。

この試合、というか、中継最大の見所は、名波を巻き込んだセルジオvs松木の「香川論争」ではないでしょうか。序盤からセルジオさんは、盛んに「ねぇ名波ぃ」と呼びかけつつ、持論を展開しておりました。それが、どことなく松木さんを挑発するような声色だったりして、なにやら不穏な空気が漂いだすと、ついにコールドウォーがホットウォーに発展しました。

セルジオさんが「香川はもっとPAに入っていた方が良いよね」と呟いたところ、そこに松木さんが反論。「いやいや、相手のマークを薄くするという意味では、外に張るというのも決して悪いことではないですよ」と主張します。

やがて香川がPAに侵入して決定機を演出すると、セルジオさんは、それみたことか、と「やっぱりPAに飛び込むとチャンスになるよね」とまくし立てます。しかし、そこは松木さんも意地がありますから、「まぁそうではあるんですが、たまに飛び込んだからこそ、ああやって相手守備陣も崩れたとも評価できるんじゃないですか」と言って引かない。

まさに「トムとジェリー」。「仲良く喧嘩する」にも程がある。そりゃ、ピッチサイドの名波さんは、ひたすら黙りこくり、静観を決め込むしかないってもんです。どうしたんですかね、松木さんが13歳ばりのレベルに成長して、ついに反抗期を迎えたのでしょうか。大人の階段を昇るにあたって避けては通れない道ですから、これはこれで健全。そう、松木さんはシンデレラなのです。やがて、いつの日か少女だったと思い出がいっぱいいっぱいになるに違いありません。

さて、オマーンにも一言。この試合、オマーンの左サイドバックは11番を付けたサード選手でした。もうね、ツッコミどころがありすぎて、いったいどこから指摘すればよいかわからない。

まず、だいたい、なにゆえFW登録の選手がDFになってんだってところからして謎なのですけれども、それ以上に、名前がサードですよ、サードサードって名前ならば11番ではないだろう、と。高校野球の論理でいけば「5番」であるべきですし、ここは日本ですから百歩譲ったとしても「3番」を背負うのが筋でしょうよ。11番は父親がイラン人であるとか、前の嫁がモデルさんだったり、そういう条件を満たしてから付けてもらいたい。