最強2トップについてアレやコレや振り返ってみる【大学選手権決勝】の周辺をウロウロと…★テレビ観戦記★

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国士舘大学 1 vs 3 大阪体育大学全日本大学サッカー選手権 12月25日]

皆さん、「最強2トップ」といえば、どの組み合わせを思い浮かべますか? ワタクシ的には、折しも高校サッカーの時節柄ですので、例えば去年の京都橘における〈仙頭・小屋松〉とか、一昨年の四中工を決勝に導いた〈浅野・田村〉などが思い浮かびます。

日本代表を振り返ると、ワタクシの記憶のある範囲では〈カズ・高木〉ですかね。その後は〈城・中山〉とか〈柳沢・鈴木隆行〉とか〈柳沢・高原〉とか。。。うん、‘2トップでなんとかしてしまう’ってタイプではないですね。となると、〈ベベット・ロマ-リオ〉になっちゃいますかね。

「何の話だ?」ってことですが、大体大の2トップは、どうやら、〈仙頭・小屋松〉やら〈浅野・田村〉みたいな感じらしい。4年の伊佐と2年の澤上。大学の4年と2年は‘神様’と‘平民’ですので、イメージ的には大昔の京都における〈カズ・松井〉みたいな組み合わせ。

そんな大体大が序盤から国士舘の陣内でプレーすることが多かったですね。セットプレーの数は圧倒的に大体大。全体の構図としては、〈‘ショートカウンターの大体大’vs‘ロングカウンターの国士舘’〉といった感じだったでしょうか。

で、国士舘は先発したFWの平松が、前戦で負ったダメージの影響でピッチを退く。東京都多摩地区方面では‘平松’という名字はケガしやすい法則があるんでしょうかね。ともあれ代わって入った服部が千載一遇のカウンターを決めて国士舘が先制。

その後はペースが国士舘に。まぁ、国士舘ペースってほどでもなかったのですが、ともかく中盤の攻防で大体大が後手に回ることが多くなった。大体大的には「これはヤバいかな!?」って雰囲気になりかけた前半ロスタイム、大きなクロスに国士舘2番の石川が処理を誤ると、抜け目なく大体大6番の山本が同点弾を放り込みます。

ハーフタイムを挟んで、国士舘も気持ちを持ち直そうとしていた後半2分。大体大が試合巧者ぶりを見せつけるように勝ち越しゴール。決めたのは、また、山本。ということは、対応したのも再び2番のキャプテン石川。国士舘の大黒柱とのことでしたが、この日は、‘持って’いなかった。

逆に‘持って’いたのが大体大の山本。なんせ、後半44分とかのカウンターでどフリーになって、まんまとハットトリックを決めてしまうんですから。つぶらな瞳が少し田中マー君っぽい4年生が、どでかい置き土産を残して引退していきました。