日本の観光立国化についてアレやコレや考えさせられる【INACvsチェルシー】の周辺をウロウロと…★テレビ観戦記★

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INAC神戸 2 vs 4 チェルシー国際女子サッカークラブ選手権決勝 12月09日]

前半、あっという間にチェルシーが先制しました。スローインから南山→川澄→チソヨンと渡って、そのクロスに高瀬が飛び込む形。それにしても高瀬って男前。もちろんルックスもそうなんでが、それ以上にフォルムが男前。アスリートとしての体系的なバランスが非常に良い。

前半の20分過ぎには、ヤネズが、自ら得たPKを決めて突き放します。通称‘ベブ’。彼女自体に何ら罪はないのですが、青嶋アナがこれ見よがしに「ベブ」「ベブ」と連呼するの耳に触るのはワタクシだけでしょうか?「オレ、詳しいぜ!」自慢みたく聞こえてしまって。

とまぁ、終始、INACがイニシアティブを握った一戦。日差しが強かったのかアヤンとか川澄が前半から眉間に皺を寄せていたのですが、特にチェルシーのアヤンの眉間の皺が、近年はやりの‘困り顔メイク’っぽくて萌系だったのはともあれ、両チームには明確なクオリティの差というか、完成度に相違がありました。数字以上のワンサイドゲーム

で、後半も半ばを過ぎたところで、チソヨンのミドルシュートがドッカン。左サイドで渡辺がキープすると、高瀬が囮気味にダッシュ。で、まぁ、たかがそれだけでチソヨンにドフリーな時間ができて、あとは気持ちよく撃つだけってな感じ。

チェルシーレディースとしても、やられっぱなしでは面白くないのでしょう。セットプレーからウィリアムズがヘディングシュートを突き刺し、さらに流れの中から超絶美人のフランデルが、もう1点を返して、溜飲を下げますが、INACも中島のダイレクトミドルで突き放し、勝負あり。高瀬が起点になって、川澄が抜け出してクロス、という形。やっぱりフリーになった中島がイージーに決めました。

そんなわけでINACが王者の座を射止めたのですが、INACが強かったというよりもチェルシーが本気じゃなかったと考えるべきでしょう。本来ならヴォルフスブルグが参加すべきところ、「めんどくさいからヤダネ!」と断られて、「じゃぁ」つうんで参加したチェルシー。日本人選手がゲスト参加していたり、トライアル的な意味合いでレンタルしている選手が参加していたり、ベストメンバーからはほど遠かった模様。要するに男子ビッグクラブのアジアツアー的なノリですよね。

しかも、17歳の困り顔なアヤンが参加していて、19歳の選手が2人ほど途中交代で入ってきたり、どうやら若手主体だったらしい。ってことは、もはやチーム作りを兼ねたアジアツアーでさえなく、単なる修学旅行だったんじゃないかという疑惑さえ否めず。世界一決定戦と銘打つには、少し緊張感に欠けましたね。ともあれ、外国人が観光目的に来日されたとしたら、それは国策にかなうものですから、歓迎しないことにはしかたありません。