バスにまつわる罠の周辺をウロウロと…2012年シーズンのJリーグを振り返る・スタジアム道中記

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プレーオフは混雑する[横浜FCvs千葉(11月18日)]

まあ、ある程度は覚悟できてましたよ。入れ替え戦がなくなって以来、久方ぶりに復活した‘運命の一戦’ですから、かつての入れ替え戦くらいは混雑するんだろうな、と。実際に全席種がソールドアウトってことになっていましたし、記念すべき第1回目のプレーオフ、しかも関東勢対決ですから、そりゃ、5000人くらいしか入らない普段のリーグ戦とは、随分と様相は違いますよね。

何が違うかって、バスに乗ろうとした瞬間から、いつもとは違う。ご存知の通り、三ツ沢に行こうとすれば、いったん駅から外に出て、すぐ地下街に潜っていきますよね。で、7番乗り場だか8番乗り場に上がって、あとは来たバスに乗れば、だいたい三ツ沢グランドに停車してくれます。バスはひっきりなしに来ますので、待ち時間はあってないようなもの。

そんなバス事情なはずが、この日は、なんとバス停に上がる途中の階段で、すでに行列が出来ているのですよ。そこまでの予測はつかず、係員に言われて始めて行列の存在に気づき、スゴスゴと誘導されていたサポの皆さまも少なからず。

ちなみに、駅改札を出てすぐの売店でも、地下街に入っていったところの売店でも、崎陽軒では売り切れ商品が続出していたのですが、これはデフォルト(いつものこと)ですかね? それとも通常比二倍のサポーターが押し寄せた影響もあるんでしょうか?

横浜という都市の規模を考えれば5000人多いからって、どうってことないんでしょうけど、〈横浜駅近くで駅弁を買う〉という行動類型に絞ると、結構な影響があっても良さそうな。仮に横浜駅で下車したサポーターのうち100人が駅弁を買えば、崎陽軒の売店の在庫くらい、あっという間に消えてしまいそうですし。さすがに名物の‘シウマイ弁当’だけは十分な仕入れ量があったようですが、ワタクシお気に入りの‘しょうが焼き弁当’は、ついに調達できませんでした、トホホ。

■バスに乗ってたら微妙に事故った[湘南vs松本(0701)]

ええっと、この日は、平塚で18時30分からということだったんですが、自宅から平塚までは2時間くらいかかるわけで、昼下がりの非常に中途半端な時刻に出発しなければならなかったのですね。ということで、どこかで昼間にサッカーの試合をやっていないだろうかと調べたところ、三ツ沢でJFLのYSCCvs横河が開催されるらしい。というわけで、湘南vs松本の前座がてら、三ツ沢に行ったわけですよ。当然、駅からの移動手段はバス。三ツ沢グランドと掲示のある路線バスに意気揚々と乗り込みます。そうしたところ、人生でなかなか体験できない出来事に遭遇しました。

・・・・・・なんと・・・・・・・・バスが事故った。

「うそん!」って話ですが起きちゃったものは仕方ない。まぁ、そんな大した事故じゃないんですけどね。いわゆる「コスった」ってヤツ。携帯をイジっていたので状況は把握できていなかったのですが、先方さんの車には若葉マークがくっついていたので、おそらく、そういうことではないかと。

ともあれ、事故が起きてからの運転手さんの対応は鮮やか。すぐにバスを止め、先方さんと事情を確認。で、車内に対し「破損が認められるので警察を呼ばないといけなくなりました。代車を手配したので宜しくです。」みたいなアナウンスをする。まあ中には「代車は何分後に来るのか。見通しが経たないならタクシーを手配しろ!」とか無理難題を突きつける年配の方もいらっしゃいましたが、それも上手くあしらいつつ。ただ、「三ツ沢グランドへは、横浜駅○○分発(20分後くらい)の後続車が参ります」というお知らせには、やや、ビックリ。だって、横浜駅と三ツ沢の間なんて、山手線くらいの間隔で走ってるだろうにって話なわけですよ。と、思っていたら、実はワタクシが乗り込んでいたバスは相鉄バスでございました。横浜市営バスなら3分も経たないうちに何台も通り過ぎていったんですけど、そういう意味では二重に不運でございました。まぁ、代車に乗り換えるなんて、人生で何度も経験できることじゃないんで、貴重な経験をさせていただいたっちゃ、いただいたんですけど。

Suicaの罠[町田vs徳島(08月19日)]

え、幣ブログでも稀に取り上げるのですが、神奈川中央バス、通称:神奈中、って、東京都南西部から神奈川県全域にかけての地域に住んでいる人なら、一度や二度はお世話になったことのあるバス会社かと思います。

で、イメージ的には‘懇切丁寧な良心的な庶民派バス’というより、割と商売っ気が強いというか、ワケがわからないというか、良くも悪くも‘しっかりしている’会社かと思われます。なので、簡単に言うと、‘儲からない’ことはやらない。そして、FC町田ゼルビアのホームスタジアムである野津田競技場までのシャトル運転は‘儲からない’と判断されたらしい。

ってなことで、おそらくクラブの側で幾ばくかの負担をするって取り決めになったのでしょう、鶴川駅多摩センター駅からのシャトルバスに乗ろうとすると、600円の‘パスポート’なるものを買わなければならないんですね。もちろん普通の路線バスより割高なわけです。

だから、この600円が何とも「交通費がかかるな」感を漂わせてくる。ただ、冷静に考えれば、トータルの交通費で計算すると、ワタクシの場合、おそらくフクアリに行く方が高い。にもかかわらず、何故こんなに割高感を感じるのだろうと、つらつら考えてみたところ、「SuicaPASMOが使えない」ということに行き着くんじゃないかと。

導入されたときから薄々わかっていたことですが、SuicaPASMOって、そのときどきで現金を使わず、ただ数字上の額面が減少していくだけですよね。だから、ついつい金銭感覚的な部分がテキトーになってしまう。そう考えると、たまには野津田にやってきて、現金で公共交通機関を利用することにより、適切な金銭感覚を維持することも大切なのかもしれないと、思いを新たにする今日この頃です。