来年のCLではマンUvsインテルを期待したくなったものの、どう考えても実現し得ないことに気づいた今日この頃、皆様におきましては如何お過ごしでしょうか?
ワタクシは別館4thDayMarketCentreをアップしております。
大和に行くなら”はなまるうどん”に立ち寄るべし、とかなんとか言っちゃって。YSCCvs栃木ウーヴァ(05月26日)、その1
大和スポーツセンターで人生最大の贅沢に想いを馳せる、とかなんとか言っちゃって。YSCCvs栃木ウーヴァ(05月26日)、その2
若林学ってこんなだっけ?とかなんとか言っちゃって。YSCCvs栃木ウーヴァ(05月26日)、その3
スタジアムにいると、誉めたいこと、苦言を呈したいこと、イロイロあるわけですが、今回は、その辺のことを。
大宮vs山形(08月20日)における山形サポは、なかなか感動的でした。山形っていうのは失礼ながら典型的なプロビンチャなわけですね。J1に昇格こそしましたが、それは小林監督の手腕によるものであって、戦力的には、J1で十分余裕にやっていけるクラブではない。
アウェイまで駆けつけるようなコアサポは、その辺りのことを十分に理解できている。だから、この試合はドローでしたが、ほぼ全サポーターが拍手をしていました。これは、プロビンチャにとってアウェイでの勝ち点1が如何に価値あるものかを理解しているからこその行為でしょう。そういう、現実から目を逸らさないサポートのあり方には敬意を表したいと思います。
そんな、決して物分かりが悪いわけではない山形サポでもブーイングをすることは、勿論あります。それは選手紹介に続いて大宮の監督が紹介されたときです。
ウッカリ忘れてしまっていたのですが、鈴木淳さんって、もともとは山形の監督だったんですね。どうしても鈴木監督といえば、因縁浅からぬ新潟と大宮の仁義なき資本主義抗争における主役の1人という印象が強くて、「元山形」というよりも「元新潟」というイメージでみてしまいますが、山形サポにとっては、当然ながら、ブーイングの対象なわけです。
一方で大宮サポもブーイングを発していました。これは、純粋に結果に対するもの。ただし「下位のチームに勝ち点を取りこぼす」ということに対するブーイングというより、シーズン開始から、ずとホームで未勝利だったことへの不満、という意味が強かったと思います。
5試合も10試合もホームで勝てなければ、そりゃ、ブーイングの1つや2つは起こるってもんです。個人的には、どちらかといえばブーイングに対してネガティブな印象を持っていますが、これに関しては、「まぁ当然だな」などと感じました。
一方、ややツッコミを入れたい光景が川崎vs清水(09月24日)では広がっていました。
フロンターレと言えば痒いところに手が届くファンサービスで有名なのですが、この日のスタジアムには、幾つかツッコミ所がありました。
まず、選手がウォーミングアップしているとき、各選手に対してコールを入れるのですが、登里選手に対しては、「のぼり」コールが入ります。もちろん「のぼりざと」選手に「のぼり」コールを送るというのは正当な行為ですし、おそらく、いつも通りの作業なのでしょう。
しかしですよ、この日の相手はエスパルスなわけですよ。エスパルスサポーターの前で「のぼり」コールは、なかなかの挑発行為ではないでしょいか。尤も、紳士淑女が揃ったエスパルスサポーターには、そんなことに激昂するような人は1人もいませんでしたが、当然ながら。
次に指摘しなければならないのは、警備員的な人たち(たぶんボランティアではないはず)。ベンチコートというか、そういう制服を着ていたのですが、その配色が青地に山吹色に近いゴールド。うん?ここは杜の都か?ってくらいベガルタユニフォーム風の色使いに、これまた少しクリビツテンギョウ。
もちろん、これはアウトソーシング先の制服でしょうから、フロンターレとしては如何ともしがたいのでしょうが、それにしても、見事なベガルタゴールドでした。
似たようなところを突っ込むと、これはワタクシの見誤りである可能性も、かなり高いのですが、今度はスーツ姿の係員的な人に関して。なんとなく名札に、「J」とか「E」とかいうアルファベットが見えたように思います。
もし、そうであるならば、これはこれで京葉コンビナート方面のJクラブをイメージさせますし、一歩譲って、かつてスタジアムが臨海だったクラブの新本拠地近くにある巨大製鉄企業だとしても、それはそれで、やはり、そこのクラブのスポンサーなわけで。
この日の等々力には、「非川崎」的要素が溢れかえっていたといって良いでしょう。たぶん、良くないと思われますが。
フロンターレ同様、フクアリにおけるジェフフロントの作戦にも、ツッコミどころ無しとはしえません。
千葉vs徳島(10月30日)のことでした、どうもフクアリでは2011年シーズンの後半、スタジアム内にて「本日の黄色率」なんてものを発表する習慣が根付いていた模様。それはそれで大いに結構なわけですが、この「黄色率」って、なかなかの曲者じゃないですか?
だって、黄色い服を着ていたら黄色率なわけですよ。
そもそも、そこまで真面目に、日本野鳥の会あたりを動員して観測しているのかどうかってところに本質的な疑問があるわけですが、それをさておいても、イロイロと罠があるだろう、と。
例えばジェフにとって宿命のライバルである柏と繰り返される世界三大カップ戦の1つである「ちば銀カップ」。あれなんて、問答無用に黄色率は上がるでしょう。だって柏も黄色なんだから。仮に柏が日立グループの総力を結集してちば銀カップのチケットを買い占めたとしても、黄色率は100%になるわけですよ。
或いは、来シーズン以降、突如として北九州がファン層を拡大させて、フクアリをジャックしたとしても黄色率は100%。もっと言うと、もしジェフがドルトムントとフレンドリーマッチをやって、香川真司サポーターが大挙して押し寄せたとしても、、、そう、黄色率は100%。
うむ。。。
ま、まぁ、こういうツッコミ所満載加減が、迷走を極める近年のジェフを象徴しているようで、そういう意味では、良いものを見させて貰えたような気分ではありました。